金の亡者?いいえ、趣味狂いです。

わたしが月に1度は必ず呟いてしまう言葉


「「「お金が無い」」」 

この言葉を口にすることなく1ヶ月を過ごすことができたのはいつが最後だろう。はじめに言っておくが筆者は生まれて以来ずっと実家住まいである。

10年以上の付き合いとなっている疾患の関係で収入少ないのに毎月金遣い荒いので自業自得なんですけど。そして毎月学ばずそうなっている理由、それは趣味にお金をかけすぎることに他なりません。

音楽のサブスク、映像のサブスク、ゲームの月パス・・・これくらいは安価だし月パス買ってるゲームも2つだけなので許容範囲。ただし、



度重なる推しの限定ガチャ(これが一番厄介)、使ってみたいコスメの衝動買い、積読消化できていないのに新たに迎えた数々の本たち……



どうしてこうなった。

中学~大学時代、所謂オタクでグッズや円盤に躊躇いなくつぎ込んでいた頃に比べて現在の方が懐が寂しいとはこれ如何に。

「好き」と「可能」の範囲の折り合いを上手くつけないと破産待ったなしな状況と常に隣り合わせで生きています。

ただ、そんな生活を謳歌しているのもまた自分自身。でも貯金はしたい。収入を増やすためにこれ以上労働量を増やすのは残念ながら現実的ではないので、脳内でReal Faceを流しながら”今あるもので「好き」に狂うメンタリティ”を育てることにしました。



そもそも何故実家住まい人間が中高生時代より現在の方がカツカツなのか

中学~高校までのお金の使いどころは漫画・アニメのグッズやVOCALOID・歌ってみた関連のグッズが主だった。スマートフォンを初めて持ったのは中学3年生、ゲームはパズドラくらい、高校2~3年生頃にあんさんぶるスターズ!、アイドリッシュセブン、スタンドマイヒーローズを始めた。オンラインゲームは全くせず。課金なんて思考はまず無かった。つまりつぎ込むとはいえ1つ1つの値段はそこまで張るものではなかったのだ。当時の自分からすれば大金とはいえども。

一方大学時代以降。オタク的つぎ込みといえばアイドルマスターSideMくらいだった。が、これが沼の始まりだった。ライブ円盤は1つにつき約2~3万、ライブビューイング参加、更にはミリシタのサービス開始をきっかけに他シリーズにも手を出した。シャニマスのガシャにいくら使ったのかわからない。加えてバイトを始めたことをきっかけに少しは課金できる!という思考になってしまっていたわたしはあんスタの推しイベでランキング報酬カードを手にするべく課金してまで走っていた(一応上限2万円の制限は設けていた)。

そして大学時代からあれだけやらないと決めていた化粧を始め、コスメとスキンケア商品を大量に購入しては試し、荒れた。入学したての頃、あまりの服の無さに授業終わりPARCOに通い半年で5万くらい使った。TSUTAYAで旧作アルバムCD10枚1100円のサービスに狂喜乱舞し月3回ペースでこのレンタルを利用した。因みにメロディを覚えるのが壊滅的レベルで苦手なので歌える曲はその1割にも満たないだろう。

・・・・・・1回の出費が大き過ぎるし範囲も広がっている。そのうえ、結局無駄金にしてしまったケースも少なくない。おそらくそうなってしまった事に対する気分の落ち込みも多少関係しているのだろう。


これまでを振り返って気づいたこと


過去から現在、費やしてきたものを振り返ってみると、大体が「モノ」か「データ」だったことが判明した。モノに関しては円盤と一部の服を除くと単価は安いものがほとんどであることも。

圧倒的に質より量だ。所謂安物買いの銭失いって奴。これが悪いというわけではない。特に美容関連は安価なものを大量に試して合う・好きな色や質感を探すのも手段のひとつだから。

ただ、わたし個人に限っていえば、その時の衝動に任せ、自分の「好き」を浪費し、「心の底からの好き」をないがしろにしていた。量を集めることで虚無に似た何かの部分を埋めていたのだ。例えが悪いがワンナイトを繰り返して本来の恋愛感情を忘れたようなものだ。

なのでこれからしようと思っていること、”今あるもので「好き」に狂う”という行為は、(課金データ含む)衝動買いを減らしていくだけでなく「心の底からの好き」に向き合い愛するという側面も併せている。では具体的にどのように?



メンタリティを育てるためにすることを考える

①その月に買うもの、予定外の出費の上限額を決めておく

衝動買いを減らし、ゆくゆくはなくすことが不可欠と考えたのでまず今月欲しいものを決め、それ以外は極力買わないことを徹底していこうと思う。その欲しいものもその月に見つけたものではなく、前月までに吟味したものとする。時間が経ったらそこまで欲さなくなるのもザラなので、ふるいにかけるという意味で。友人と出かけるなど、予定外の出費が考えられないこともないので少しの余地を残しておくことも忘れずに。


②買った分何かを手放す

何かを買う=部屋に物が増える、つまり量が増えること自体は変わらないのだ。するとないがしろにするものが出てきてしまう。わたしの場合は。
半年に一度断捨離はするものの、溜めに溜めた後一度に大量に、な断捨離会とは別で少しずつ不要になったものを手放し、その時の「好き」を確かめることにしよう。


③課金に対する考え方

とはいえ現在最も大きな出費はゲーム課金である。データは物理的な形ではないので目に見えた取捨選択ができない。

月パスはそこまで高くないし2ゲームのみなのでこのままで良いだろう。問題は限定キャラ入手したさによる衝動的な課金である。こればかりは情報公開からガチャ開始までどれくらい期間が空くかゲームによるので前もってが難しい場合がある。そこでこう考えた。

天井分貯まるまでは回さない、できれば完凸分は貯める」

衝動的な課金が多いゲームと滅多に課金しないゲームの違いを考えたところ、2つのことに気付いた。まず1つは強めの推しが少ないこと。どうしても欲しい!があまり無いのでシンプルに回す回数が減る。2つ目は限定ガチャが少ないこと。いつかは来るでしょ精神でスルー出来る。そのうえ推し以外で好みのビジュが実装されても推しの次の(イベ含む)限定実装までの期間を想定したうえでどこまで回すかを判断できる。

ということは手持ちの石の数に条件を付けておき回すガチャを絞る環境にすることで自ずと課金しないゲームの状態が作れるのではないか?ただサ終はできるだけ遅らせたいから周年くらいは課金許して。

また、何故「できれば完凸分貯める」のかというと、限定は無凸でも強いのは確かだが、PvPなどの場面では凸しなければ実戦に出せないこともある。どうせ回すなら使いまくりたい!ということでガチャ入手以外に凸手段が無いものにおいては復刻までに貯めることにした。

そう考えたらシャニマスマジで沼だったな・・・(ユニット箱推しそれ以外でも好きビジュの宝庫)(1回の天井300連)(何度も破産しかけたので距離置くことにしました)


おわりに

気が付いたら大学時代のレポート課題レベルの字数書いてた……。今回の思考整理自体は約1か月前に始めたのだけれど、何かしらに残して忘れないようにしようということで纏めました。本当は公開するつもりはなかったけれど、(実際にそのような方がいらっしゃるかは別として)監視の目があるかもしれないと考えすぎなくらい考えた方がちゃんと継続するかもと思って公開することにしました。

この考え方やケースはあくまでわたし個人の場合にフォーカスしたものなので正解とかは全くありません!人には人の向き合い方・付き合い方があります。

この記事を書いている時点は絶賛読書週間中なので積読消化しながらゆったり過ごしています。来年は再読の年にしようかしら。



ここまで読んでくださったあなたに感謝を。

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