駐在妻って名称、なんかいけ好かん

中国に来て数ヶ月経った。
いわゆる駐在妻。
人妻みたいでなんか嫌。帯同家族?
私たちの存在にもっといい名前がないか考えたりするけどまだ思いつかない。

以下は駐妻ライフハックでもないただの愚痴である。消化しきれない残渣を吐き出す。

中国語教室に通っていて最近思うことが、己の雑談力の無さ。自己開示力の無さ。
日本語でも気心知れた人と話す以外はフランクに話すことが苦手で、気の利いた言葉を頭の中で探している間に話が終わっていたりする。
コミュ障とか言うてる場合ではなかった。
先生に自己紹介する、質問する、最近あった事を話す。それが思うようにできない。

もっと外で中国語を話しましょう、と言われても。友達がおらんねん。中国語を話せて日本語も理解できる友達を紹介してくれ。店員さんもカタコトで絡まれたらだるいやろ。しんど。

あともう一つ、異文化への理解。
来てすぐはこちらの常識やルールをなるべく迷惑をかけないようにと吸収していった。
ある程度分かっていくとやっぱり理解出来ない事や引いてしまう事が出てきて少しずつストレスとして蓄積していく。
いきなり習慣を変える事は難しい。分からないものを無理に理解しようとするのはやめた。嫌なもんは嫌。とりあえず電車は降りる人を待ってから乗ってくれや。

そもそも私はインドアで1人でYouTubeを見たりラジオを聴いたりお昼寝したり、家でのんびり過ごすことにそこまでストレスを感じない。外出はスーパーとか最低限でいい。
だから中国語も上達しないのかもしれない。
言葉で困ることもあるけど現状生活出来てるから、まぁいいかと思ってしまう。

駐在に帯同して、専業主婦になって、こんなに時間があるのに大して何も努力出来ない自分に情けなくなる時もある。

でもさぁ。いきなり駐在が決まって、数ヶ月のうちに仕事を辞めて、めんどくせぇ手続きをこなし、見ず知らずの土地に引っ越して、何者でも無い自分と平日は孤独に耐えながら暮らしている。
日本にいる時と同じように家族にご飯を作って、生活を支えて、それでいいじゃないかと。

今の私はダメダメだぁ!えーん!となる度に自分をそうやって納得させる。良くも悪くも誰にも評価されないから自分で自分を労う。

せっかく来たんだしスキルアップ!勉強!成長!と考えられる人はそうしたらいいと思う。
でもそう出来ない人は別に必要以上に頑張らなくてもいいと思う。
だって海外で生活を成り立たせてる時点でだいぶ頑張ってると思うよ。
現状に飽きてきたらその時もう少し頑張ればいい。
とにかく心身の健康を守って数年後に2人で無事帰国出来たら。それだけで十分です。

なにを書いてるのか分からなくなった。
けどとりあえず無理すんな自分。よしよし。

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