私54歳。彼27歳甘い3連休の話。2日目。
ビールを飲みながらnote.
午後7時過ぎの高速バスで帰る彼。
荷物があるからターミナルまで
タクシーに乗ればいいねと。
マンションの前から
タクシーに乗る彼を見送った。
スライドドア式のタクシーだった。
乗務員の方が気を使ってくれたのか、
最後に手を振る時間が長かったような
気がする。
タクシーを待つ間、
お笑いのYouTube観て
爆笑していたからなのか
寂しいモードにはならず
とってもはじけるような笑顔で
手を振ることができた。
「気を付けてね。」
「うん!」
バスに乗ったらLINEしてとか
着いたらLINEしてね、などとは言わない。
この2日間で
そんなことは当たり前になったから。
2日目は朝から雨だった。
私は8時前に目覚めたけれど
彼はぐっすり寝ている。
幼少のころ
母親からの酷い虐待経験を
さらっと語った昨夜の彼を
思い出した。
眠っている彼の髪をそっと撫で
私は一旦起き上がった。
普段通り、
アイスコーヒーを飲み
ベランダのグリーンに水を与えて
葉水して。
軽くメイクをしたら
何故か急に眠くなり、ベッドに戻り
うつうつと寝てしまった。
お昼ごろに目覚めた彼。
「雨降ってるね。」と
気に入ってくれたベランダで
アイコスを吸ってる。
9階から眼下に見下ろす大通りと
目の前のブラインドが下ろされていない
誰もいないオフィスを見るのが
楽しいんだとか。
キッチンカウンターの
スツールに座る彼。
立って話すほうが楽な私。
カウンターを挟んでたくさん話した。
ちょっと疲れた私はベッドに寝転んだ。
「甘えてほしいって言ってたじゃん」
と、言っておどけて両手を広げると
彼は少し強めに私を抱きしめた。
美伊さん、、、と恥ずかしそう。
なに?
彼はそっと耳元でしてほしいことを
恥ずかしそうに伝えてくれた。
いいよ。
彼は私に身をゆだねる。
頭がおかしくなりそうだよ。。
気づけば午後3時。
お腹がすいたので
リクエストのオムライスを作りながら
彼は、ウーバーで食べたかった
「たこ焼き」を注文している。
美伊さんここ、タワマン??
違うでしょ(笑)
集合住宅よ。
オムライスが出来上がったころに
ウーバーのお兄さんが
待ちに待ったたこ焼きを持ってきてくれた。
二人で、たこ焼きとオムライスを食べながら
私は、昼ビール。
彼は、私が朝に煮出した麦茶を飲む。
私は一日中、ラフなキャミワンピで
彼はTシャツと短パン。
ずっと雨は降ってる。
やさしくって甘い時間。
他愛もない会話。
仕事の話、生い立ちの話、
家族の話。
そろそろ帰る用意しないと
ダメなんじゃない?
彼は白いラフなトップスに
いい感じの黒のボトムス。
コンバースをはいて
かわいい色のキャリケースを持った。
また会いたくなるような
ハグするからね、って言ってたじゃん。
そう笑うと
照れくさそうにハグ。
決して大柄ではないけれど
男の力強さを感じた。
この2日間でできるようになった
自然なキスを。
1階に降りると
反対車線にタクシーが待っていた。
一人で部屋に戻り、眠った。
バスに乗ったよ。
今着いたよ。という彼のLINEに
「夢のような2日間だったね」と午前1時すぎに
目覚めて返信。
2日目は、
このnoetを書いて終わり。