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鎌倉散歩2-頼朝の墓と八幡様編


永福寺跡を見学したあとはまず鎌倉宮にお参りしました。
コロナ前は毎年両親と八幡様、荏柄天神社、鎌倉宮、とお正月の時期にお参りしていました。
去年もひととおり廻りましたが、今年は2月になっても両親とはまだ来ていません。八幡様くらいはまた来るかな?

鎌倉宮から荏柄天神社までは住宅地のなかの道をまっすぐ進んで5分少し、制服を着た男の子や女の子、そして先生と思しき引率の方を連れたグループがちらほらいました。合格のお礼とか、これから受験する生徒さんたちの願掛け、なのかな?
去年はやっていた記憶がないのですが、すてきな花手水がお出迎えしてくれました。


荏柄さんからは八幡様に一目散、とならずに今回は頼朝の墓によってみました。
小さな公園のそばに白旗神社があり、そのそばに狭い急な階段があります。
歴史に残る有名人の墓にしては随分地味ですね。古いお墓にはよくある話ですが。
頼朝のお墓にお参りをし、そばにあった石碑をみると「源頼朝墓、北条義時墓」と書いてある?えっ、殿と小四郎ってお墓が一緒なの?どれだけ頼朝に信頼されてたんだ!と思ってしまいました。


この近辺には名門の小学校が点在していて、お子さんたちが名所旧跡のいわれを学習した壁新聞が道路わきの掲示板に貼ってあったりします。
「ブラタモリ」にも取り上げられた東御門の石碑を見つけました。
ただ、ここの町名は「西」御門…。どっちやねん!


いろいろつっこみをいれつつ、八幡宮へ。参拝をすませ、お守りをひとつ買って、今日の行程はほぼ終了です。団体様の参拝が多かったです。皆さん楽しそうでした。

ここで時間は一時半を過ぎていました。今回はチラシをみて気になっていたパンとスープのお店plusoupleさんへ行きました。地図がよくわからずあれこれ道に迷って、結局食事にありつけたのが2時近く…。疲れた。
注文したメニューはこちらです。
サラダメインですが、この通りおなか満足なボリュームで、パンも噛むほどに味わいがあって、おいしかったです。ご馳走さまでした!


今回鎌倉に出かけてみて思ったことですが。まず、国内はもとより海外からも多く観光客のくる鎌倉が、なぜあえて世界遺産登録を目指しているのかこれまでとても不思議でした。
お寺や神社はほかの地域にもたくさんあるし、その点で鎌倉を推してもインパクトがないと思うのです。京都や奈良のほうが古いし、むこうはすでに世界遺産に登録されているというのに、なぜ鎌倉?という気持ちがありました。ですが、ブラタモリで紹介されていた話やこうして実際歴史を意識しながら歩いていると、それぞれの名所旧跡が鎌倉幕府と鎌倉時代の文化をつくる立役者だったんだな、と感じました。しかもその数が半端なく多い!見どころがいっぱいあるから世界遺産に推薦する、ではなくて、鎌倉時代の歴史や文化を知ってほしいから世界遺産に推しているのか、と自分勝手に納得してしまいました。でも、貴族文化と武家の文化の違いとか、分かりづらいなぁ。鎌倉はほぼ地元で大好きな場所ですが。おかげで、よく知っているつもりのこの町を見る目が変わりました。これまでは鎌倉に出かけるといっても通り一遍の場所しか行ったことがなかったのですが、今度はまだ知らない場所を探して、遊びに行こうと思います。


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