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冷たい雨が降る五叉路で道を聞かれた

 2月下旬

今日は、朝から冷たい雨

「職場に行くのが嫌だなぁ」

レインコートを纏って

家を出た


 職場までバイクで約15分

何もなければ13分

何かあると20分

雨が降ると、道の条件が

多少悪くなるので

スピードや視界不良

注意する分

さらに時間がかかる 

というか

時間をかける。


 この日も

いつものコースを

雨バージョンで走行してた

坂を下って、

信号待ちをし

アイドリングストップで

ブルブルガタガタと唸る

バイクがピタッと止まる

シーン…

「雨が少し強くなってきたな」

(信号が)青🟦になった

さ、行こう

ブーーン

小さな橋を渡り

坂を上り

譲り合いの

五叉路の前で一時停止⏸️

左から前>右前>右>さらに左

と確認

と左から

赤いコンパクトカーが来たので

先に行ってもらおうと

「どうぞ」と

手で合図を出した👋

すると赤い車🚗 ゆ〜っくり

3m位進んで、私の前で停車

そしてハザードランプを

チカチカ


私(あら?)

周りは誰も居ない

(どうしたんだろう?)

その時、さらに雨が強くなった

ザァーザァーザァーザァー…


 程なくすると

赤い車の窓が下がった

中から女性の方が、

「すいませ〜ん!○○税務署どこですかぁ〜?」

(エ…ココで?このタイミングで…)と、思いましたが、

雨音で○○が聞こえなかったので

私「え?もう一回!」

「○○..」

私「あ、ぁぁ、(多分アソコかな?)」

「○○駅と○○駅の○○駅よりです!」

女性...首を傾げた

それが見えたので、

これは案内した方が早いと
思い

私「あのぉ、良かったら着いて来て下さい!案内の方が早いから!」

と言う事で

冷たく強く降る雨の中

バイクの私が赤い車を先導する事になった。


 走りだしから、異変があった

ゆっくり走って先導していたが

赤い車が付いてこない

差が開いては止まって待った

間に入られると

逸れちゃいそうだったので

差が開かないよう努力した

けど、開いた

待ってる間に

(なんで開くんだろう?)

と考えた

もし、逆の立場だったら…

(ん、まぁ不安でいっぱいだろうなぁ。)

道に迷ってる時点で不安だし、

道を聞いたつもりが、

知らない人に案内してもらっている

それは、恐る恐るになるよな…

と、相手の気持ちになったら、

よりゆっくり
(安心して付いて来て!と言わんばかりに)走った💨

途中、こっちですよ〜👈

こっちこっち〜🫱

など、ジェスチャーを増やしてみたりしたら、

付いてくるスピードが少しずつ上がってきた

良かった♪

走り出して10分弱

【○○東税務署】の

看板が🪧見えた

あら?

東?

東って言ってたっけなぁ?

と、急に不安になりましたが

間違ったら、謝って

再度調べて案内すれば

いいや!と思い

あと少しの道のりを走った。


ココです!

最後の指を指す👉

赤い車が税務署の前で停車し

窓が開き

女性「本当にありがとうございました♪助かりました」

と、お礼を言って頂き

私も「それでは失礼します」と

職場へ走り出した。


そんな2月下旬のとある1日のスタートを切った日でした。


 五叉路でも出会いってあるんですね

これも一期一会だな。

雨、帰りは止むと良いなぁ…




 




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