自然に沿って暮らすということ
田舎で暮らすようになって、不自然なモノやコトに、より違和感を感じるようになりました。
その違和感の正体は、味噌汁って水に味噌溶かして作るんだよ、ってくらい当たり前のことなんですが、立ち止まって考える時間がないわたしたちは、味噌汁がどうやってできているのか、気づけないのだと思います。
いりこや昆布でお出汁をとったお味噌汁の味は、ひと口すすると「はぁ〜〜」と切干大根が水に戻るようにふっくらと心を潤してくれます。
その感覚を覚えると、もう後には戻れません。
田舎に暮らす、ということも私にとっては同じ感覚です。切干大根は、大根を干すことで旨味がぎゅーっと凝縮されているので、みりんとしょうゆだけでとっても美味しいです。ことちゃん、もりもり食べてくれます。
シンプルでいいのだ、と教えてくれるのは自然かもしれません。
そしてこの本も、シンプルでいいよ、誰も何も悪くないよ、と全てを包む優しさに満ちた1冊でした。
この本を読んで思い出したエピソードがひとつ。
ことちゃんが1歳過ぎた頃、40℃近い熱が1週間く
らい続いた日。ウイルス性の熱なら、抗生剤を使いたくない。せっかく育ててきた腸内細菌たちが、きっと弱ってしまうから。解熱剤も極力使いたくない。ことちゃんの自然治癒力を信じよう、泣いたら一晩中抱っこしていてあげようって覚悟を決めました。そんな1週間を乗り越えた時、ことちゃんの免疫細胞までも愛おしく感じ、信じて見守ることができた自分自身も誇らしく感じたなぁと、そんなあたたかい記憶です。
きっととわくんのアトピーも治ります。
毒素を出す力を持って生まれてきたとわくんが今は愛おしい。そして肌がつるぴかになった時、信じることができた自分も愛せると思うのです。
まずはわたしの心を健全に、自分を大事に生きること。そうすればきっと、ことちゃんととわくんも自分を大事にできる子になると信じて...🫧
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