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フリーになって「コレだけは言いたくない!」言葉を考察してみた。

「働き方を変えてよかった!!」
「フリーランスになってよかった!」

と、SNSで目にするたびに
【モヤッ】としていたのは、この私。

自分も助産院を開業して、
同時に行政でのお仕事も並行して担当させてもらうようになり、
いわゆるフリーランスとして
助産師活動をしていたのに。


概ね最初の発言をしている人たちの
言い分としては、

働き方を変えた(起業やフリーランスになった)ことで
◯子どもや家族との時間を大切にできるようになった
◯自分の好きなことで収入を得られるようになった
◯自由に行きたい場所に行ける
◯好きな場所で、好きな人に囲まれて働けるようになった
◯収入が勤務時代の◎◎倍になった

という内容が多い。

が、しかし。
私がなぜモヤつくのか。

それは
起業しないと
◯自分の好きな仕事で収入を得られない
◯家族との時間を大切にできない
◯自由に行きたい場所に行って、好きなことできない

と言われているように感じるから。

「そんなわけなくない??」
と思っているからこそ、のモヤつき。


別にどこかに勤務していても、
自分が本当にやりたいこと(本能レベルで最優先事項)に
時間をかけれていたら、

安定した収入も
自分の好きなことに時間をかけることも
両方叶う。

自分の本当の気持ちにどれだけ気づいているか、
それを具体的に叶えるために、
時間とエネルギー(気力・体力)、お金をかけているか。
(周りの目を気にして気づかいないふりしたり、我慢してないか)

ってことができているかどうかで
今の働き方を続けていても、
自分の好きや自由は叶ったりする。

もちろん、今の場所であれこれ手を尽くしてみたけど
どうにも叶わない。
実現不可能、なことだったら、
それが叶う方法に取り組んだらいい。

「働き方変えてよかった」=「起業(開業)いいよ!」
みたいな思考が滲んでいる感じがして
”いけ好かない” 笑

そんなひねくれたことを考えているのは
私だけかもしれない。笑

ま、オンラインやフリーとして活動する
助産師さんが増えたことで、
働き方の【選択肢】は増えたよね!

そんなわけで
私自身がフリーランスという働き方をしていて、
良かった、と思うことはあるけれど、
それを公の場で
「働き方を変えてよかった!」とは言いたくなかった。


どんな働き方をしていても、
いいところも
大変なところも
必ず両方ある。

それを理解した上で、
自分の本当の気持ちに気づいて
日々をどう過ごして、未来を作っていきたいのか
具体的にイメージしておくことは必要不可欠。
(いろんな学びや実体験を通して思う。)

自分の中の常識や思い込み、価値観
自分のことを
どれほど深く、知っていますか。

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