ファイアーウォーズ
ファイアーウォーズは、学生時代に夏の合宿の時、毎年行っていた。
要するに二つの陣営に分かれて、大井川の河川敷で、ロケット花火、手持ちの打ち上げ連射花火とかで、打ち合うのだ。
手持ちの連射花火の打ち終わった筒をランチャーにして、ロケット花火を相手に打つわけで有る。
防御対策は、こんな感じだった。
髪の毛は帽子で守る。
目はサングラスで。
上半身は長袖のトレーナー、下半身はジーンズ。
手に軍手。顔は、タオルか手拭いを巻いていた。
髪の毛を守る帽子、これが1番大切かな?
理由は、俺たちが一年生の時、頭を防御してなかった人の髪の毛に火が燃え上がり、髪の毛が燃えていたのだ。
彼はナチュラルパーマーになったのである。
これはかなり危険な遊びで有る。
ロケット花火や打ち上げ花火で撃ち合うなんて、普通にやばたにえん。
1年の時の合宿で、その恐ろしさを目の当たりにしたSンマは、2年からの夏合宿には一切参加しなかった。逃げたので有る。
俺たちが2年生の時は、河川敷でこんな事やってるのを見て、知らぬ人たちが対戦を申し込んで来たw
ちなみに、こんな危ない事シラフではやれないから、飲んでからやっていたw
俺たちは昼のうちに花火を買いだめしていたのだが、相手の方は急に現れたので、途中花火が無くなり、バイクで買いに行こうとしていた。酔った俺はバイクめがけて、打ち上げ花火を連射するのだった。流石にこれは、上級生にバイクが爆発したら危ないからと、嗜められた。だが、酔った俺は構わず撃ち放ったのだった。酔ってて、動くバイク相手だから当たらな買ったけど。
人間相手なら、走っても当てられるが、バイクは速すぎる。
この時はたまたま河川敷を取材していた自然雑誌の人に取材されたのだった。
懐かしい話で有る。
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