雀の焼き鳥
今はどうなのかは分からない話だけど、多分今は食べられなくなってるのかな?
これは俺の昭和での記憶の話だから、今とはかけ離れてる可能性もあるw
学生時代に帰省すると中学の友達何人かで飲みにいく焼き鳥屋があった。
そこは鳥の種類が豊富だったのだ。
普段は普通の鶏の正肉やレバーや皮につくねとか今も普通に食べられるメニューを注文していた。
他には雀や百舌鳥とかもあった。
雀はある時酔ったMが、一気飲みで負けた奴が雀食べよう!と言い出した。
酔ってた俺たちは賛成した。誰も自分が負けるとは考えてもいないw
M、俺、犬教授、ジュンの4人での恐怖のじゃんけんが始まった。
結果は言い出しっぺのMが負けたのである。
当然俺たちは雀を注文した。
Mも酔ってるから、食べる気満々。酔ったMは、恐ろしいからw。M宅に泊まった時、飲んで酔ってるから俺たちにつまみを作って来てくれたMの母親に「これこれ」と言って自分の股間をズボン下ろして見せていたから。あれはビビったw
そんなMの前に雀が来た。
雀は、そのまま雀の形していた。
雀をプレスしたような風貌。嘴も目もある。それをタレで食べるのだ。酔ったMだが、流石に躊躇っている。俺たちはよっぱっぴーの20くらいのガキだったから、囃し立てて食え!食え!食え!
Mは意を決して、食った。かなり骨っぽい食感だったようだ。
Mはそれをビールで喉に押し流す。それしかなかったのだろう。
合掌🙏
それ以来、Mが雀を食べる事は無かった。
百舌鳥は父親の友達が店を開いて飲みに行った父親が焼き鳥をお土産に20本くらい貰って来た中にあった。
珍しい百舌鳥だと言われた。食べてみると、硬い肉だった。美味しくは無かった。それ以来百舌鳥を食べた事はない。
鶉はその店で家で絞めて食べてくれと生きた鶉を貰って来た。だがうちは鶏を絞めたことあるひとは、誰もいなかった←当たり前w
だから鶉は食べないで飼うことにした。一羽ではかわいそうなので、もう一羽をペットショップで買って来て、カゴに入れて飼い始めた。
餌を撒き散らすから、カゴの近くに置いていた俺の通学用の自転車のサドルにハンドルは、餌に塗れるw毎朝拭いてから、通学していた。
鶉は卵🥚産み始めたが、俺はそれから鶉の卵が食べられなくなった。家族は食べていたが、俺は食べられなかった。
鶉の卵を食べられるようになったのは、大学に入り実家から離れて2年くらいしてからだった。それまでは中華丼の鶉の卵も食べていなかったが、急に食べられるようになったのだった。
焼き鳥ではないが、これは今でも普通に食べられるが、鳩である。
鳩のスープ。
これは俺には脂っこくて、飲むのに苦労した。中華料理店だったが、会社の社長が行ってる店で、美味しいと社長室に社印貰いに行った時に雑談で言われたので、行ってみたのだった。
そういう店だから、残す訳にはいかなかった。
他には蛙の唐揚げとかも食べた。これは鶏みたいな味と言われていたが、やはり鶏では無かったw
蛙の足には骨がちゃんとあったよ。
ま、安い鶏の肉なんて本当は何を使ってるか分からないけど、あまり一般的では無い鳥を食べた話でした。