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今年のLoHで考えていたこと

1. はじめに

初めまして!コータローという名前でウマ娘をプレイしている者です。現在は対人サークルのさいぷちっ!(以下さいぷち)グループに所属しております。

まず初めに、京都2200 LoH お疲れ様でした。私は幸運なことに、今年 2 回目、計 4 回目の LoH 96 傑(6位)になることが出来ました。今年 1 年の LoH 振り返りも兼ねて、自分が今年どういう考え方で LoH に向き合っていたかを記録しておこうと思い筆を取りました。

内容について

・主にメンタル面など盤外の話にフォーカスして書きました。
・技術的、定量的な話は書けないのでほぼありません。
・あくまでこういう取り組み方でも LoH は遊べるよ、というスタンスの 1 つを紹介することが目的です。(他の取り組み方を否定する意図は全くありません。)

また、同じような内容を含み、より実践的なことも書かれた素晴らしい記事が既にあります:

まだの方はぜひこちらを先にお読みください。

要約

このノートを通じて私がお伝えしたいことは、「大きく間違えず諦めなければ誰にでもチャンスはあるよ」ということと、「さいぷちグループはいいぞ」ということです。実は、後者の方が大事だったりしますので、対人勢でない方は「さいごに」だけでも見てもらえると嬉しいです。

2. 何よりも重要なのはマッチング

非情な運ゲーと割り切る

どんな相手に勝っても 1 戦で 200 ポイントまでしか得られず、試合の合計数が定まっている以上、マッチングで大きく上振れた相手には個体・編成の "完成度"を高くしても絶対に敵いません。特にこの 1 年は、LoH の細かいノウハウが広く浸透した結果か、ランキングへ入るためのボーダーラインが大きく跳ね上がったように感じます。(2回目ということもありますが、今年の京都1600 はとてもマイルとは思えないボーダーで参りました。) つまり、マッチングの上振れがより重要度を増したと思います。努力量とランキングへ入れる確率がそこまで連動しないという割り切りが必要です。

しかし、これは何も悪いことばかりではありません。たとえ運が悪かったり時間が足りなかったりで育成がうまくいかない月でも、ランキングに入れる確率がより育成がうまくいっている人とさほど変わらない、ということです。運ゲーを確実に制するためには、勝負の土俵に立って試行回数を積むしかありません。毎月諦めずにコンスタントに挑戦することが何よりも重要です。

(脱線:そうは言いつつも、「この人が入賞したのは必然だろ…」と思いたくなるようなすごい方が毎回いらっしゃるのも事実です。ボコボコにされた次の LoH も頑張ろうと思えるのは、こういう方の存在が大きいと思います。個人的に今年一番感銘を受けたのは、新潟1000 のサイベリアンさんの編成でした。あなたの考える LoH オブザイヤーは誰ですか?

とはいえ、運の要素を減らす努力はする

上で書いたことと若干矛盾しますが、運の要素を可能な限り減らすことはより確実にランキングへ入るために結局必要です。個体の更新作業をかけたり編成を練ることもこの一環です。マッチングが重い以上、マッチングに可能な限り介入することは必須だと思います。(切れ者完全適正 6 継承を狙うよりも圧倒的にコスパがいいです。)

既に 100 億回言われていることですが、可能な限りマッチングの上振れを狙うためには、チケットの最速消化などは絶対してはいけません。あらかじめ
不特定多数の人が潜ってそうな時間帯を決め打っておき、そのタイミングで消費するのが後悔が少なくて良いのではないでしょうか。私は他の人の上振れマッチを見て便乗、は極力しないようにしています。

また、レギュレーションによっては相対的に不要なステータスをあえて落とし、自分の個体の評価値を意図的に下げることも微力ながら有効だと思っています。中山1200 の時にオープン編成の方がランキングに載って話題になりましたね。(私も京都3200 の時に UE9 統一で挑んでみました。)

マッチングシステムの実際はサイゲの方でないと分かりませんが、検証してくださっている方がいます:

私のこれまでのマッチは上記事の仮説と整合していますが、反例が見つかったら是非教えてください。


3. 完璧を目指さず最善を目指す

時間にあまり余裕のない月は、自分の描く理想からズラす勇気も必要だと思います。例えば、今月の逃げはパワーサポカを積んだ方が最大値は高いはずですが、育成が下手な私はスピード 1500 台の個体を量産してしまい、途中でスピ 3 に切り替えました。未完走率が高いので、初めはダンツフレームのイベントも 1 段階目で切っていました。もしかしたら、疲労で体調を崩したり、急な用事でしばらくゲームをプレイできないかもしれません。非切れでも距離 A でも良いので、まずは最後まで走れる 3 体を作ることを目指すべきだと思います。

また、最近は自前の因子は最低限で妥協して、レンタル本育成にも頼るようにしています。たった 5 回や 10 回で切れ者なんて狙えない!という方がいるかもしれません。LoH は切れ者ゲーという主張をよく耳にします。本当にそうでしょうか? 効率の悪いスキルをとった切れ者個体と(レンタルの質の良い因子を継承した)非切れ個体はそこまで差がないかもしれません。何にせよ、LoH での主な仮想敵はどちらでも勝てる相手です。もちろんマッチングが下振れた場合はその限りではないですが、私はそのように割り切っています。

ちなみに、レンタル本育成は「ウマ娘やらない学」でも推奨されています:

まだの方はぜひご一読ください。

4. 最終日まで絶対に諦めない

SNS などで序盤に 3 桁の欠損をして、そのまま自暴自棄にチケットとアイテムを雑に消費する方を多く見かけます。自分も序盤大欠損の経験が何度かあるので、気持ちは痛いほど分かります。ですが、無理矢理にでも「ちょうどいいハンデだ」と思い込みましょう。体感で無理そうな欠損になっても、明日自分以外全員大欠損すると思い込んで、アイテムとチケットをいつも通りに消費しましょう。ボーダーラインの予想は楽しいですが、自分の首を絞めては本末転倒です。最終日まで全力で楽しんで、終わってから「今回もマッチング運だけのクソゲーだったな!次は覚えてろよ!!」ぐらいの心持ちでいるのが精神衛生上も良いと思います

私の LoH の取り組み方に関しては、以上となります。繰り返しになりますが、大きく間違えず諦めなければ誰にでもチャンスがあると思います。試行回数が何より大事だからです。

5. さいごに 

一人でLoHを頑張っているあなたへ

そうはいっても、一人でストイックに頑張るのは辛いですし、編成や育成方針なども一歩間違えるととんでもない誤りを犯す可能性があります。そんなとき、一緒に頑張る仲間、間違いを指摘してくれる仲間がいるととても心強いです。もし一方通行の情報だけを頼りに、実質一人でプレイしている方がいましたら(自分も少し前まではそうでした)、対人戦やゲーム内イベントに力を入れているサークルへ加入することをオススメします。

個人的には、初めからできるだけレベルの高いサークルに加入することをオススメします。ゲームに限らず上達の道は、自分の中での「無意識の当たり前」のレベルを上げることだと思います。そのためには、最前線のプレイヤーの取り組みを間近で見て、自分にも吸収できる所がないか探すのが近道です。レベルの高いサークルはたくさんありますが、あなたにおすすめのサークルが1つあります。そう、「さいぷちグループ」です。ここからがこのノートの最重要箇所と言って過言ではありません!

さいぷちはいいぞ (対人戦のすすめ)

さいぷちグループは、「さいぷちっ!」、「さいぷちふぁーむ」、「さいぷちの宿」の 3 サークルからなる対人サークルです。

対人サークルとしてのさいぷちの特徴の 1 つは、毎月行われる「名人戦・竜王戦」と呼ばれる内戦を通じたグループ内での移籍(昇格・降格)システムです。また、独自のレーティングシステムが存在し、このレーティングによっても昇格が行われます。

対人サークルなので目標は毎月開かれるサークル対抗戦で優勝することですが、LoH の月は本戦に注力される方も結構多い印象です。対人サークルと聞くと、加入経験のない方はハードルが高く感じるかもしれませんが、加入当時の私の率直な感想(昔のチラシの裏を引っ張って来ました)は

  • 久しぶりにレースで「勝って」嬉しいと思った

  • 頑張って作ったキャラを活躍させられる時間が増えて嬉しい

でした。ゲーム内のイベントはある程度以上の熱量で取り組むと、「負けない」ことが目的になりますからね…。いつでも初めてチャンミで優勝した時のような感覚になれます。いざ入ると、LoH より対人戦の方が楽しいと感じる方も多いのではないでしょうか? かくいう私もその一人です。また、対人イベントへ参加するにしても、内戦を通して一通り典型的なシステムを体験できるのでオススメです。

私がここ 1 年ほど飽きずに楽しくウマ娘のプレイを続けられているのは、間違いなくさいぷちでの活動とメンバーのみなさんのおかげです。この場を借りてサークルメンバーにお礼を申し上げます。

サークルの活動に興味のある方・加入を希望する方は、下記アカウントのツイートから:

(補足すると、全国興行が実装された影響もあり、現在ファン数ノルマはありません。)

同じくさいぷちグループ所属のヤスさんや、交換留学で以前いらしたVICTORIAのジンさんのノートもとても参考になると思います。

これで本当に最後です。最後までお付き合いくださりありがとうございました。このノートを読んで、LoH もうちょっと頑張ってみよう、対人戦も面白そうだな、と思ってくださる方が一人でもいると嬉しいです。みなさんと対人イベントやさいぷちの内戦で戦えるのを楽しみにしています!LoHの本戦では来ないでね。


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