ちょっくらシルクロード横断してきます〜中東・アジア旅行記ep58〜
第七章 エジプト編
三十路センチメンタルジャーニー
ep58強者バックパッカーの溜まり場ダハブ
今日もゆっくりの11時起床。昨日のレストランで再び朝コーヒーをいただく。そして本日のメインワークはCD屋を探しに行くこと。このような観光地ならどこでもCD屋が存在し、ショップによってはどっから拾ってきたのかどうみても手作り満載なアンダーグランドの匂いのするCDショップがあるものだった。
メインストリートに堂々と店を構えるまともそうなCDショップに入り、そこのショップ定員なのか、オーナーなのかわからない感じの気のいい若者にあーだこーだと注文をつけ、いろいろ視聴させてもらいながらお茶をいただく。ここで買ったのは、定番のトラディショナルエジプシャン、ベリーダンス、スーフィー、ベドウィン、タブラオンリー系と計5枚。さらにプラス、一枚おまけまでしてくれた。このおまけで選んだのは中近東一帯のトラディショナルミュージックで彼の一押しの一枚だった。
その後、ネットカフェでメールをチェックしてプラプラと宿に向かって歩いていると、トルコのパムッカレの宿で一緒だったバイク世界一周中のお兄さんとヨルダンのクリフホテルで一緒だったお兄さんにバッタリ。その後そのお兄さん達とパムッカレ以降のそれぞれの話でもりあがった。そんな偶然あるの?と思うかもしれないが、エジプトは特に旅行者の十字路に当たるところで、アフリカ、ヨーロッパ、アジアなど各方面からの旅行者の交差点になっていて、こうした状況もバックパッカーあるあるの一つになる。
宿に帰るとちょっと濃そうな人(日本人)たちがたむろしている。皆さん年単位の旅行者さん達だ。年単位とは今回の旅行、つまり日本を出発して年単位で帰国せずに未だ旅行中ということである。これもまたバックパッカーあるあるだ。そんな彼らを簡単に紹介しておくと、ある人はイスラエルとパレスチナの境界で兵士の発砲に巻き込まれ、その彼のすぐ横でパレスチナの子どもが撃ち抜かれて死んでしまったという体験をした人、他にも世界で一番治安が悪いと言われている南アフリカから旅を初めアフリカを北上縦断してきた人、カイロで半年沈没していた人、ダハブに居付いてスキューバのインストラクターを始めてしまった元バックパッカーなどなど、彼ら一人で本一冊かけるぐらいの濃い人々だ。
そんなみんながバックギヤモン(世界最古のボードゲーム)に興じている。
今まで旅行先で何度となくこのボードゲームはあちこちで見かけてきたが教わる機会もなくきてしまっていたが、今回は彼らにがっちり教破ることができた。このゲームは日本の将棋とかとは違い、サイコロの目がゲームを一番左右する。また、国や地方にやってローカルルールもあり大富豪のような縛りもある。うーんシンプルながら非常に奥深く楽しい。ぜひ日本に買って帰ろうと思った。シーシャ(アルギーレ)を吸いながらバックギャモンそしてコーヒー。なかなかモヤモヤしていて好きになれなかったダハブだかここにきてやっとこ何だかいいかんじ....
こんな感じで昨夜は夜遅くまでバックギャモンで盛り上がったしまった。そして昼はブッダレストランといういかにも禅に憧れていそうなヨーロッパ人をカモるネーミングレストランでカラマリライスというのをいただいた。値段は15P(300円)。中身は炒めたご飯の上に以下をたっぷり使った野菜炒め的なものを乗っけたぶっ掛けご飯である。味はなかなかいいが本場アジア人からすると味付けがちょっと薄い。近くにおいてあったチリソースをかけることによりカバー。うーん悪くない。
ダハブはダイビングどころという事もあり、こうした安い定食のようなものを提供する所から、高級シーフードまで多岐に渡って海鮮レストランが非常に多い。昨夜もギャモンの前にシーフードレストランに行った。イカ、エビ、白身フライに海鮮スープなど等である。全てにおいて味は悪くない......が、俺にキッチンを貸せ。調味料の使い方教えてやると心で息を巻いていた。
読んでくれた人へ
今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)
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