ちょっくらシルクロード横断してきます〜中東・アジア旅行記ep 64〜
第八章 イエメン編
三十路センチメンタルジャーニー
ep64 カートという人をダメにするやつ
空港を抜けるとドルムシュという乗り合いバスに揺られ一路ハサバという街に向かい、乗り換えてサナアのタハリールスクエアに到着。ここまではよかったのだが地図なし、ガイドブックなしでホテル探しに手間取った。約2時間バックパックを背負ったまま歩きまわりやっとホテルにインに成功した。
とにかく移動で疲労困憊していたのでシャワーに洗濯、この部屋はベランダがあるので気持ちいい。そして即昼寝となった。19:00ごろになんとか起き上がって何とか晩御飯を食べに通りに出る。そこで待っていたのは大量の人だった。皆地面に座り込むか、なぜか工事現場で使う一輪車に乗り込みカート(麻薬の一種)を口に貯めボケボケしている。
そんな彼らの腰のベルトにはジャンビーアと呼ばれるアラビアンナイフ、そして肩にはカラシニコフ(旧ソ連製ライフル銃)が背負われていた。おおーーーーー何ともこの異国情緒は・・・す!て!き!
晩御飯をいただきに行った先は近所の安食堂っぽい地元民が屯しているところで、サルタという鉄鍋で中身はひき肉、オクラ、長ネギにチーズ(らしきもの)を鉄の鍋でスパイスとともに一気に焼いたものを注文する。パンはアラビックパンと言うよりどちらかというとナンに近い。付け添えはピリカラトマトスープ、鍋の味はなんだかちょっとほろ苦いが癖になる味だった。
食器がなかなか味を出しており、給食を思わせるボコボコのステンレス食器にスープは洗面器を長く使って変色して変形した元はブルーと思われる3分の1ほど溶けた容器。食堂の衛生面にしても下痢間違いなしの感じだが、味もいいし下痢もしていない。こうした感じでサナアの初日は過ぎていった。
読んでくれた人へ
今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)
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