バイクでGOGO西日本⑨
地元スーパーはローカルフードの宝島
激暑の中、新山口駅をひたすら目指す。とにかく早く宿に入りたい。と頭で念じているうちに本日の宿へ到着。フロントに聞くとバイクは宿のすぐ脇に止めていいみたいなので、いたずらされないように、しっかり鍵を掛けチェックイン。
まずは部屋に直行し、クーラーをかける。部屋が冷える間にシャワーを浴びた。ここでバスルームにある鏡をみて気がついた。くっっろ!ものすごい日焼けをしている。おまけにサングラス掛けてるもんだから、完全にパンダになっていた。よく見ると焼けすぎてすでに皮がむけ始めているところや、水ぶくれのようになっているとこもあった。
そういえば日焼け止めのことなんか、最初から全く頭になかったななんて思いながら、リリー・フランキーのガングロたまごちゃんのようになった自分をみて、ちょっと引いた。その後、キンキンに冷えた部屋で気力を取り戻し、しばし休憩を得た後、日が落ちるのをまって本日の食事のために表に出た。
宿から外に出てみると、駅前界隈には飲食店が点在しているのだが飲み屋ばかりで食堂のようなものが存在しない。こりゃまいったなと駅の中の方へ歩いてみるも見つからない。そうこうしているうちに1時間ほどぷらぷらと彷徨っていた。うーんどうしたもんかなと思いながら歩いていると、いかにもビジネスマン出張中ですという感じのオジサマたちがみんな共通して、同じスーパーマーケットの袋を持っていることに気がついた。アッ!その手があったかと。
かつての自分のヨーロッパ貧乏旅行をおもいだしていた。当時ヤングだった僕はヨーロッパ各地を転々と旅行していたのだが、例えばスイスなんてマックでビックマックセットを頼むだけで1500円ぐらいした。こんな値段ではとてもじゃないがやっていけないので、現地ではよくスーパーマーケットでパンにパテやフルーツを買って過ごしたことをおもいだしていた。現地のスーパー巡りは結構面白くて、日本にはない食材や製品を手に入れることもできるし、見ているだけで飽きない。
ということでビジネスマンが歩いてきた方向に向かって歩いてみた。すると結構巨大なスーパーを発見し、早速中へ入ってみる。これがビンゴ!。地元の魚介類を使った刺身や煮魚などの他、現地食材の弁当なんかまで揃っている。おまけに飲み物やスナック類なんかも、いわゆるご当地ものが揃っており、選ぶに事欠かない。こうした食料を中心に本日の晩御飯は構成されていった。
宿に戻り本日のメニューに舌鼓を打つ。まずはたこ飯。あーー美味い。そしてしらす丼。これまた美味い。これは大成功だったと思いつつ、僕は普段絶対しない行動に出た。それはビールの購入である。下戸な自分は原則お酒は飲まないのだが、ここは宿、どんなに酔ってもベットは目の前にある。さあ行ってみよう!!あくまで僕は下戸なだけで、お酒の味が嫌いなわけではない。つまりいつ意識が飛んでもいい状態ならなんとかなるわけだ。しかし、体調にもよるがだいたいビール1缶を超え始めると悪寒がし始め頭痛となる。なので本日もビール1缶のみ。
プシュッと小気味いい音とともに喉に流し込まれていくビールは本日一日の暑さを考えればこれもはもう最高としか言えない。あっという間にビールの缶は空になり、そしてあっという間に僕の意識は途切れていた。
読んでくれた人へ
今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)