幸福の大渋滞！爆食万歳 パート2
どこにも旅行できない僕が始めた旅行のために出来ること⑧〜
12時を回ってランチタイムがやってきた。最後まで悩んだ爆食ランチは「泣く子も黙るバーガーキング」に決めた。最後までモスバーガーと悩んだが、なんというかあの肉肉しさと上品のなさが今の自分がもっとも欲していることだった。
もちろん小ぶりのジュニアワッパーなんてせこい事はしない。ここは外国サイズのワッパー類一択。もちろんフレンチフライもつけるし、飲み物はメロンソーダにしようと決めた。最後までノーマルコーラと悩んだが、これはメロンソーダの着色された緑の液体、体に良くない物ということを臆すことなく全面的に推してくるあの潔さが爆食を増進させる。頼んだのはそしてメインはダブルチーズワッパーのベーコントッピング！包装紙の上からでも分かるずっしり感が胃袋をそそる。さあいざ実食！！
・・・・・・あーあーあーあーヽ(；▽；)ノ、ギルティーとはまさしくこのためにあると言っても過言ではない。罪悪感という波をさらに炭焼きテイストの肉汁という波がかき消し、そこにあるのは口いっぱいに広がる「ダメなものという幸福」。またサイドからのフレンチフライの安定感と肉とバンズの相性が幸福というキーワードを運んでくる。さらにそれらを流し込む緑の液体メロンソーダ。炭酸と絶妙な甘さで口に残る肉肉しさをリセットさせる。そして再びギルティーを始める。エンドレスに続いてほしいこのルーティーンだが、時間にして10分もかからず幸福は僕の胃のなかに消えていった。
さあ3時を迎える。当然ここはおやつタイムである。午前１０時のおやつタイムには大福という悪魔・・・もとい大福という天使を選んだわけだが、ならば当然今回はケーキっしょ！ということで選んだお店は「HARBSハーブス」という超がつくほどの有名店。いいお値段のするケーキ屋さんだがボリュームが凄まじくもちろんケーキも本当に美味い。
お店に到着し店内を見渡すと、男子禁制の花園かと思うほど男子率が低く、４０も中頃を迎えた中年が一人で入ることなど犯罪に思えてしまうほど難しい。今日という爆食日に笑顔で付き合ってくれる妻がこれほど天使に見えた日はない。夫婦で堂々と店内に入りメニューをみて見ると・・・見つけた・・・ミルクレープ！なんでミルクレープなの？ここは王道ショートケーキっしょという声があちこちから暴力的に僕にぶつかってきそうだが、ここのミルクレープ、ガチで美味しい。また、たくさんの種類のフルーツがインしてるやつがほんまに堪らんく美味い。そして飲み物は上品にアールグレイの無糖で。
店内には栄華を極めた藤原よろしくさまざまな年代の女子が我が世の春を満喫している。そんな中で待ちきれない気持ちと涎を押し殺して、涼しい顔を保つ。そしてついに運ばれてきた僕のミルクレープ。「ミル」つまりはフランス語で「１０００」という名前の通り、幾重にも重ねられたクレープ生地の間には各フルーツ類、そして甘過ぎないカスタードと生クリームがマリアージュされている。
うーーーーん堪らん。ホークをケーキ上部から垂直に降ろしていく間にいくつものクレープ生地を切断していく感触が手に伝わる。はーーーー待ちきれん。そしていざ口に運ぶ。今日何度目の天使降臨なのだろうか。至福という時間が４度僕に訪れる。クレープ生地という炭水化物に砂糖というドラックばりの中毒性をもつ物質が口の中で解き放たれると同時に、天然由来のフルーツの香りと砂糖とは違った甘さが混ざり合い僕の口内は幸福の大渋滞を起こしている。十二分に幸福を味わったらアールグレイで一度口の中をスッキリとさせ、再びミルクレープで口の中に幸福の大渋滞を起こさせる。
お仏壇の長谷川のキャッチコピーが頭にこだまする「し・あ・わ・せ・な〜む〜」そして僕は昇天した。
読んでくれた人へ
今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)