私はあんなふうになりたいの!(心理トリガー②と③の失敗例)
心理トリガー②は、商品のことを熟知し、アピールポイントを考えよう!という話でした。
心理トリガー③は、お客さんのことを熟知し、買う気にさせる感情を把握しよう!という話でした。
②商品のアピールポイントも考えず、③お客さんのことも把握せずに、コンテンツを流し、失敗した例があります。もちろん、私の失敗事例です。
以前、顔のリンパの流し方を有料コンテンツとして紹介したことがあります。
だ~れも見なかったんですよね。
なんで、顔のリンパの流し方をコンテンツとして流したかというと、
実は、ツイッターを見ていて、
という書き込みを複数見つけたんです。それで公開しました。
ヒットしそうな気がしませんか?
でも、まったくダメだったんです。
なぜダメだったのか、商品側と、お客さん側と、両方を考えてみました。
まず、商品側です。
「顔のリンパの流し方」というコンテンツが商品です。
何が問題でしょうか?
そもそも、顔のリンパを流すのって、何のためですか?
🌷若返りたいから
🌷肌のハリを出したいから
🌷顔のリフトアップをしたいから
🌷小じわを目立たなくしたいから
🌷小顔になりたいから
つまり、「顔のリンパを流したい」のではなく、「見た目を若くしたい」わけです。
リンパを流すだけで、あっという間に顔がリフトアップするなら、きっとやりますよね?
でも、そんな変化を映像で見せることが出来るはずもなく……
「顔のリンパを流し方を教える」という方法論だけ提示して、アピールポイントを何も考えていなかったのが失敗でした。
お客さん側から考えてみましょう。
ターゲットとなるお客さんは30代~40代の女性です。
「リンパの流し方」というコンテンツはたくさんあるけれど、ほとんどデタラメです。
そのため、解剖学の知識に基づいた、正しい方法論を提示しました。自信があったんです。
でも、まったく受け入れられませんでした。
なぜか?
女性達は、正しい方法論を求めているわけではありません。
きれいな女性をみて、
憧れのまなざしで見ているんです。
これが女性の感覚です。
男性である私が、顔のリンパの流し方を女性向けに発信しても、受け入れられるわけがなかったんです。
正しい方法が求められていたわけではなかったんです。
顧客理解がまったくできていませんでした。
結論!!!
思いつきで商品を市場に流してもムダだったんですね。
良い勉強になりました。
こうしてブログのネタになったので、ラッキーです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?