お客さんは自分のほしいものが分からない(心理トリガー③顧客の特徴)
心理トリガー③は、お客さんのことをしっかり知ろう!です。
問題は、
「何がお客を買う気にさせるのか」
「あなたの商品を買う感情的・合理的理由」
がどうやったら分かるのか、ということです。
確かにそうかもしれません。
でも、単にお客さんにインタビューするだけでは、足りないんです。
大切なのは、洞察力・観察力・思考力・分析力などなどです。
良い例を紹介したいと思います。
ある会社で、新しいお皿を販売しようということになりました。
そこで、30代~40代の主婦を集め、意見を聞くことになりました。
主催者は主婦たちに言いました。
主婦たちは、いろんな意見を出しました。
主催者は主婦たちに言いました。
主婦たちは、大喜び。お皿を1枚選んで持って帰ろうとしました。
ところが、突然、主催者が主婦たちを呼び止めました。
なぜ主催者は、主婦たちを呼び止めたのか?
実は主婦たち全員が持って帰ろうとしたお皿は、白くて丸いお皿だったんです。
主催者は聞きました。
主婦たちは、答えました。
単純にインタビューするだけでは、お客さんが本当にほしいものは分からない、というエピソードです。
まぁ、そんなカンタンにお客さんのニーズやウォンツが分かったら、誰でもビジネスで大成功できますもんね。
そういえば……
ヤマザキ春のパンまつりでもらえるお皿って、白くて丸いお皿が多くないですか?
(写真は、山崎製パンのサイトから引用したものです。以下にサイトのリンクを貼っておきます。)
「何がお客を買う気にさせるのか」「あなたの商品を買う感情的・合理的理由」を見つけるのは、カンタンではなさそうですね。
でも、この視点って、ビジネスにおいて、超・超重要な気がしてます。