母に私のファッションを受け入れてもらいたいと思うことで、息子たちをありのまま受け入れることの大切さに気づく
昨日は母、姉とクラシックコンサートに行ってきました。
姉は趣味でバイオリンを習っていて、先生が所属するオーケストラのコンサートに時々私も誘ってもらってます。
母は根っからのクラシックファンで、姉が大人になってバイオリンを再開した時は、とても喜んでいました。
私は二人と違ってクラシックに興味はないけれど、素敵な会場で聴くととても優雅な気分になれるので、二人と一緒に聴きに行くのは結構好きです。
ただ、面倒なこともあって
・ドレスコードにうるさい母
母(84歳)は今でも洋裁教室に通ってるくらいファッションが大好き。近所のスーパーに行く時もイヤリング、スカーフ、帽子などを身につけていくタイプ。家を出る前に玄関で鏡を見て、ちょっとバランスが悪いと着替えたり。
一方私はシンプル、ベーシック、カジュアルが大好き。
デニムやつなぎトレンチコート、ダッフルコートが大好きなので母とは好みが合いません。いつも会ったときにファッションチェックされてる気がして気が重い。コンサートの前日、食事に行った帰りにも「明日はサントリーホールだから服装気をつけてね」と言われてしまった。デニムカラーの麻のロングワンピース、斜めがけのショルダーバック、サイドゴアブーツで行こうと思っていたけど、子供の入学式に買ったツイードジャケット、ワイドパンツ、引っ張り出してきた20年前の黒の手持ちのハンドバックにパンプスというエレガントな服装に変更した。よく入学式に母たちがつけてるコサージュもつけていこうかと思ったけれど、さすがにそれはやめといた。
姉も母の血を引き継いで個性的なファッションスタイル。
私が絶対選ばないようなスカートやコート、ピアスまでもが個性的。
・聴いた後の感想が陳腐な言葉しか出てこなくて居心地が悪い
ふたりともクラシック大好きだからめちゃくちゃ感動したことを前面に出してくる。一方私は大した感想もなければ表現する言葉ももちえてないので居心地が悪い。二人はたくさん聴いてきたので、他の演奏との比較が出来るが、私は経験が浅く情報も乏しいので比較しようない。こちらは私の問題だけど、クラシックは二人と一緒の時に聴き、個人的にはジャズが好き。なのでこれはこれで良しとしよう。
どちらも好みの問題だから仕方がない。
無理に合わせようとしたり卑屈になることはない。
母に対しては私の好きなことをもっと開示して多様性を受け入れてもらおう。私のお洒落が受け入れられる場所だけ一緒に行けば良いのだ。
私も息子たちに同じ事を言ってたと気づいてしまった
・髪がボサボサだから短く切ったら?
・上下テロテロ素材の服合わせるのおかしくない?
・えーー!海にその服装で行くの?もっとカジュアルでいいんじゃない?
余計なこと言ってた。こんな事言われたらうざって思うよね。
自分が多様性を認めて欲しいと思う環境にいることで
相手の多様性を認める大切さがわかるようになるのね。
だれもが一度はマイノリティーな場所に身を置く経験が必要なのかも。
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