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【約6.000字】使ってみたら過去一強かった!!!サーナイトex

はじめに

 こんにちは。サクサクパンダです。
 今回は、最近いい感じのリストができたのでそれについて解説していきたいと思います。
 なにか質問がある場合は、XのアカウントにDMお願いします。
 [X垢]@sakupann0804


サーナイトexデッキの特徴

 サーナイトexデッキの特徴として挙げられるのは異常なまでの捲り性能の高さにあります。
 例えば、タケルライコ相手に最後の最後まで倒せなくても「アドレナブレイン」からサイドの6枚取りが狙えます。
 しかし、その高い捲り性能を持ちますが、大きな課題があります。それが序盤の安定感です。ラルトスを展開し、エヴォリューションで進化するという過程の中でかなりの時間を要します。その序盤の隙を狙いキルリアを狩られることで「エネルギーがトラッシュに落ちない」「exが引けない」ということも多く、また時間のかかるデッキのためスピードも求められる玄人好みの練度の必要なデッキとも言われています。

デッキリスト

デッキリスト解説

[ポケモン]

ラルトス(テレポートブレイク) 4枚
 安定の4枚
 ラルトスは「メモリースキップ」を持つHP60の方もいるが現環境ではレジドラゴVSTARなど、エネルギーの要求が多く且つ逃げエネも多いデッキが流行っているため、1枚採用なら検討も考えられるが出すタイミングが難しいため、玄人向けの1枚の可能性あり。

キルリア(リファイン) 4枚
 文句なしの4枚。
 異論は認めません(笑)。

サーナイトex 2枚
 2枚は確定のカード。
 よりexを引きやすくしたい、ex2落ちのケアをしたいという方は3枚目の採用も検討できる。
 
フワンテ 1枚
 大型ポケモンを相手にするときに重宝する1枚。
 勇気のお守りと「アドレナブレイン」込みで360ダメージまで見込める。

クレセリア 1枚
 対ドラパルトex及び対サーナイトexで重宝する採用率が徐々に下がっているからこそ光る1枚。
 ダメカンをばらまかれたときにそのダメカンを全て載せ返すこともできる。

サケブシッポ 1枚
 中打点でベンチ狙撃ができる1枚。
 アーケオスやヨノワールを倒せるのがポイント。

ハバタクカミ 1枚
 唯一ベンチとバトル場にダメージを与えることの出来る1枚。
 「アドレナブレイン」2回と組み合わせることでヒトカゲなどを2対同時に倒せるのも注目ポイント。

マシマシラ 2枚
 多くのポケモンのダメージを補助してくれる1枚。
 サーナイトexで190~250、お守りフワンテだと300~360、サケブシッポだと160~220など幅広い火力を出すことが出来る。

マナフィ 1枚
 レジドラゴVSTARが流行っている今の環境に欠かせない1枚。
 最近では2枚採用の構築も流行り始めている。

[グッズ]

なかよしポフィン 4枚
 文句なしの4枚採用。
 
ハイパーボール 3枚
 サーナイトexをよりサーチしやすくするために3枚採用。

ヒスイのヘビーボール 1枚
 サイド落ちがシビアなこのデッキに欠かせない1枚。
 序盤は使う前に山札を確認することが大事。

ふしぎなアメ 1枚
 ミライドンex、レジドラゴVSTARなどに重宝する1枚。
 基本的に速いデッキ、一気に盤面を崩壊させてくるデッキに使う。

大地の器 2枚
 出来れば3枚ほしいカード。
 序盤は基本超エネルギーがないと話にならないため基本悪エネルギーより優先して持ってくる。

すごいつりざお 1枚
 複数のポケモンを同時に戻したいことが少ないため1枚採用。

夜のタンカ 3枚
 基本悪エネルギーやサーナイトexなどピンポイントで戻したいカードが多いため序盤に雑に切れるように3枚採用。

カウンターキャッチャー 1枚
 1枚派閥と2枚派閥がいるが、基本的に1試合に2枚使うことがないため1枚採用
 ただ、2枚あったほうが楽な対面もある。

アンフェアスタンプ 1枚
 グッズで手札干渉ができる貴重な1枚。
 基本的に相手のシステムが枯れるときに使いたい。

[ポケモンの道具]

勇気のお守り 2枚
 フワンテ、サケブシッポの大幅な火力増強に貢献する1枚。
 リザードンexが増えれば1枚わざマシンデヴォリューションに変わる可能性あり。

わざマシンエヴォリューション 2枚
 今のサーナイトexの展開を支える重要な1枚。

[サポート]

ナンジャモ 4枚
 序盤に使っても終盤に使っても強い強力なサポート。

ペパー 4枚
 序盤の展開を支える重要なサポート。

フトゥー博士のシナリオ 1枚
 負け筋の回避、固まったエネルギーのトラッシュなど多くの面で活躍するサーナイトexには欠かせないサポート。

ボスの指令 1枚
 いつでも裏を呼び出せる最強サポート。

[スタジアム]

ボウルタウン 2枚
 トラッシュされない限りいつまでも使えるネストボール。
 相手の展開も補助してしまうのがネック。

[エネルギー]

基本超エネルギー 7枚
 基本的にトラッシュに5枚あればいいのでサイド落ちも兼ねて7枚採用。
 6枚でも回せないことはないがサイド落ちに試合が左右されやすいためなし。

基本悪エネルギー 3枚
 マシマシラを2体使いたい対面が多いためサイド落ちも兼ねて3枚採用。

各環境デッキ対面立ち回り解説

ここでは、環境デッキに対する立ち回りをいくつかかいつまんで解説していこうと思います。

再掲示

対相手 勝率(体感)

対リザードンex 55%

[point]
・できるだけ早くピジョットexを倒す
・できるだけ「カーストボム」を使わせない

[解説]
<できるだけ早くピジョットexを倒す>
 ピジョットは、相手が攻撃してきたその次の番に倒すというのが1番の理想になります。
 要するに、その番までには超エネルギーを5枚とラッシュしないといけない。且つフワンテ、勇気のお守り、カウンターキャチャーを揃えないといけないということです。
 そのためには、こっちの盤面もそれなりに強くないといけません。キルリアを最低でも3体並べてないとかなり厳しい目標です。
 欲を言えば悪エネルギーをつけたマシマシラも準備したいです。
 (準備できた場合はリザードンexに3個載せる)

<できるだけボムを使わせない>
 サマヨール、ヨノワールの持つ特性「カーストボム」は強力な代わりに相手にサイドを与えてしまうというデメリットがあります。
 それは対サーナイトにおいても同じで、前述したピジョットをお守りフワンテで倒した場合、「カーストボム」で倒せる範囲内になります。
 しかし、そうしてしまった場合、次の番に負けてしまう可能性があります。「カーストボム」を使った場合こっちの残りのサイドは3枚。つまり、もう一度お守りフワンテを用意し、2回「アドレナブレイン」を使えば、残りの3枚を取り切ることができます。
 つまり、マシマシラをピジョットを倒す段階で準備しておくなどしておくことで、相手に「カーストボム」を使わせづらいをかけることができます。

サンプルデッキレシピ

対ドラパルトex 55%

[point]
・盤面にできるだけダメカンを残さない
・ドラパルトライン(特にドロンチ)をできるだけ早く倒す

[解説]
<盤面にできるだけダメカンを残さない>
 盤面にダメカンを残さないことは、対ドラパルトexにおいてかなり重要なポイントになります。
 盤面にダメカンを残してしまうと、かがやくフーディンの「ペインスプーン」によってベンチのキルリアに2点動かされ2面取りされてしまいます。
対ドラパルトにおいて、お守りフワンテを使ってしまうとかがやくフーディンがいなくても2枚取りが出来てしまいます。
 つまり、序盤中盤においてドラパルトexを一撃で倒すことはほぼ不可能で、2枚取りされてしまうとサイドレースで間に合わない可能性が出てきてしまいます。
 そのため、マシマシラやクレセリアで的確に盤面のダメカンを取り除いていくことが大切になります。

<ドラパルトラインをできるだけ早く倒す>
 ドラパルトexは、かなりドロンチの特性によるドローに依存したデッキです。ドロンチがいないとその番なにもせずに番を返すというのも珍しくはありません。
 そのためクレセリアやマシマシラの特性で素早く倒していくということが大切になります。

対タケルライコex 70%

[point]
・できるだけサイド6枚をまとめて取る、サイド1のポケモンを攻撃しない
・スタジアムを終盤ポケストップを割る用で1枚は残しておく

[解説]
<できるだけサイド6枚をまとめて取る、サイド1のポケモンを攻撃しない>
 タケルライコexは、環境の中でもかなりのシェアを誇るデッキですがサーナイト目線かなり有利寄りのデッキです。
 サイドを6枚まとめて取る大きな要因として、キチキギスの特性を使わせないためです。倒してしまうと、アンフェアスタンプ打ったのに手札が10枚近くなっているというのもざらにあります。
 そうなってしまうと相手に好き放題やられてしまいます。それをできるだけ防ぐためにサイドは6枚まとめて取るのがいいでしょう。
 また、スナノケガワやチヲハウハネなどサイド1のポケモンを攻撃してしまうとサイドレースで間に合わなくなってしまうため、できる限りそれらを避けて戦うようにしましょう。

<スタジアムを終盤ポケストップを割るようで残しておく>
 タケルライコexは主にスタジアムとしてポケストップが採用されています。ゼロの大空洞だった場合は関係ないですが、ポケストップ型だった場合、終盤にナンジャモで手札1枚にしたのにポケストップ1枚で全解決ということもあります。
 それを防ぐためにスタジアムを1枚は残しておくようにしましょう。

対レジドラゴVstar 30%

[point]
・マナフィを絶対に置く

[解説]
<マナフィを絶対に置く>
 レジドラゴVstarは、トラッシュにあるドラゴンポケモンの技をすべて使えるというポケモンです。
 そのドラゴンポケモンの中にキュレムというポケモンがいます。キュレムはポケモン3体に120ダメージを与える「トライフロスト」と技を持っています。これを通されたらほぼ100%勝てません。
 そのためマナフィは何が何でもおいておきましょう。

対ルギアVstar 60%

[point]
・アーケオスを徹底的に倒す
・レガシーエネルギーを働かせない

[解説]
<アーケオスを徹底的に倒す>
 ルギアVstarはアーケオスの特性で特殊エネを加速して戦うデッキです。そのアーケオスを倒してしまえば、手張りのみで育てないといけません。そうなれば、サーナイトexで突っ張るだけで勝つことができます。
 ただ、テツノカイナexがいる場合はアーケオスより優先して倒しましょう。

<レガシーエネルギーを働かせない>
 ルギアVstarデッキでは主にテツノカイナexでレガシーエネルギーを使います。
 テツノカイナexに「ごっつぁんプリファイ」を打たれて2枚、その後にレガシーエネルギーを働かせてしまうと、高い確率でこっちがサイドを1枚取っている間に4枚取られることになります。そうなったら追いつくのはかなり厳しいです。そのため、テツノカイナexは一度寸止めで止めておき、後に「アドレナブレイン」で倒しましょう。
 また序盤はオーガポンいどのめんexに2面抜きされる可能性があるので警戒しておきましょう。

対オリジンパルキアVstar(ボムパルキア) 35%

[point]
・最速で基本超エネルギーを落とす
・ラルトスは4体max出す

[解説]
<最速で超エネルギーを落とす>
 ボムパルキアは先攻2ターン目から盤面を破壊してくるデッキです。そのため、2ターン目返ってきたらラルトス1体しかいないということもザラにある話です。
 そのため、キルリアがいなくても攻撃できるような状態にしておく必要があります。相手のデッキがボムパルキアだとわかった時点でエネルギーを大量に落とすようにしましょう。

<ラルトスは4体max出す>
 前述した通りボムパルキアは2ターン目から盤面を破壊してきます。そとため、ラルトスを4体出すことは最低条件です。1対でも盤面に残れば、ふしぎなアメからの進化ができ、逆転を狙うことができます

対古代バレット 55%

[point]
・アタッカーはまとめて倒す
・イダイナキバによLOプラン警戒
・ハバタクカミによる2面抜き警戒

[解説]
<アタッカーはまとめて倒す>
 古代バレットは「オーリム博士の気迫」をエネ加速の軸とするデッキです。そのため、終盤にオーリムが引けないと一気にまくられる可能性があります。
 サーナイトexはそれを狙い、1ターンでアタッカーをまとめて倒すプランを取ります。序中盤に倒したところで、夜のタンカなどですぐに復帰してしまいます。しかし、手札干渉を絡めながら倒すことで2〜3ターンは猶予をもらえる可能性があるので、そこで一気にが逆転していきましょう。

<イダイナキバによるLOプラン警戒>
 最近のトレンドでは、古代バレットにイダイナキバが入るのが主流になっています。そのため、山札を削りすぎてLOするということがないように注意しましょう。

<ハバタクカミによる2面抜き警戒>
 サーナイトexは古代バレットに対してはフワンテとサケブシッポをアタッカーとして使います。古代バレットのポケモンは比較的HPが高く、HPギリギリまでダメカンが載ることが多くなります。そのため、ハバタクカミによって2面抜きされるケースが考えられるため注意しましょう。
(マシマシラを組み合わせることによってほぼ同じダメージラインを狙える。)

対ジュラルドンex 70%

[point]
・ジーランス警戒、倒すときはなるべく一撃で

[解説]
<ジーランス警戒、倒すときはなるべく一撃で>
 ジュラルドンexは、四天王決定戦でシマダダイチ選手が特徴的な構築を使用してから、若干増加傾向にあるデッキです。1進化にしてHP300と大きな耐久力が特徴です。
 ジュラルドンexのその大きな耐久を活かして、ジーランスが採用されています。サーナイトexの場合は、230ダメージを与えると、「きおくにもぐる」から「レイジングハンマー」で310ダメージを出せれるため2回攻撃して倒す場合は、220以下のダメージで攻撃しましょう。
 またほぼ100%フトゥー博士のシナリオが採用されているため、頭の片隅にでも入れておきましょう。

対ミライドンex 50%

[point]
・ポケモンV、exを3体まとめて倒す

[解説]
<ポケモンV、exを3体まとめて倒す>
 ミライドンexは、基本的に手札が細くなりやすいデッキです。そのため、対戦の序中盤で倒してしまうと、キチキギスexによって山札を引かれ、ボス等に繋がれやすくなってしまいます。
 そのため、マシマシラを駆使して6枚まとめて取れるようにしましょう。

対面相性早見表

最後に

 最後まで読んでいただきありがとうございます。
 自分は、色々事情がありS1,S2が出れない状態になってしまいましたが、少しでも他の方の参考になれば嬉しいです。

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