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欲しい香水が見つかってしまったよぅ…
今まで、手を出してこなかった香水。
私自身、人工的な香りがあまり得意じゃないことと、上手くつけれず、周りの人に嫌な思いをさせちゃうかもという気持ちから、なかなか挑戦できずにいました。
(中学生のとき、試しにつけてみたら、周りの人にすぐさまバレて、笑われて、とっても恥ずかしかったのが、記憶に残っています😂多分私がつけすぎた😂)
でも、SNSを見ていると、香水沼の方々とても楽しそうなものですから、気になって気になって気になるようになってしまって………!
そんなタイミングで、最近香水にハマった友達が、「NOSE SHOP」に行こうと誘ってくれたので、行ってみました👃
NOSE SHOP
香水屋さんでの過ごし方(?)すらわからないまま入店をしたので、とりあえず、片っ端から匂いを嗅いでみることにしました。
三角フラスコをひっくり返したようなもの(?)を持ち上げてびっくり👀
すごい匂いがする
所狭しと三角フラスコ(絶対名前違う😂)が置いてあるのに、隣同士でぜんっぜん違う匂いがする。
しかもなんか、私が想像してた「おねえさ〜ん🌹」って感じの匂いが全然ない。なんだこれ。
そして添えてある文章が楽しすぎる。
例えば…
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華やいだベル・エポック期(良き時代)のパリ。ゲルボア温泉で、親しき友と過ごしたプルーストの思い出。スチームバスとマッサージの後に、火照った体で嗜む一杯の紅茶。失われた時を求めて。
設定が細か〜〜〜い!🤣🤣🤣
細かいし、言葉が難しいし、情報量多いしで、知識欲がガンガン刺激されます💘
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そして嗅いでみて、わかったりわからなかったりするのがすごく楽しかったです🤣
店内には、大量の香水があるので、それぞれで想像が大爆発してしまい、鼻がきくかぎり、長い時間楽しんでしまいました🤣
香水がこんなに文学的で複雑だと思ってなかった…!😭💗(即堕ち)
どれが欲しいかまでは考えられませんでしたが、無事、香水屋さんデビューできました🎉
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー
また別の日の朝。
映画「カラオケ行こ!」を観るために、映画館へ向かってる途中、このお店を発見しました👀
存在は認識していたものの、いつもたくさん人がいるし、閉鎖的な雰囲気なので、何屋さんなのかすらわかっておらず…
そこで、開店前の今こそチャンス!と、ガラス越しに覗いてみたところ、内装の雰囲気や商品らしきもののパッケージが大変好みだったので、映画の後、友達に付き合ってもらうことにしました👭
(1人で入るのは無理だなと思った)
いざ入店!
映画後、友達と一緒に店の外に並び、美しい店員さんに案内されて店内に入ると、美しいものがたくさん!😳✨
美しいけども、何が何だかわからなくて、挙動不審になっていると、店員さんが、私がビギナー🔰であることを察してくださり、店内を端から端まで案内してくれました…🙏🏻(神)
ちなみにここは、「香水と基礎化粧品を取り揃えた総合美容専門店」でした。
それなりに慣れているジャンルで安心😂
香水コーナーには、NOSE SHOPの三角フラスコの代わりに、ポンプ(?)がたくさん置いてありました。
ポンプの使い方が分からず、ぼんやりしていたら「あっ!それはですね…!」と、店員さんがすぐに使い方を教えてくれました🙏🏻
(ほんと神)
(三角フラスコ以外のパターンがあるとは…)
ポンプをぷしゅっと押すと、それぞれの香水の香りがしました👃
めっちゃ匂いを嗅ぐ
こちらでも、とりあえず片っ端から香水全ての匂いを嗅いでみることにしました。
ビュリーの香水は、〈オートリプル〉という香水だそうです。
〈オー・トリプル〉は、アルコールやエタノールを一切使用しない水性香水です。フランスの香水の伝統にふさわしい、個性豊かで新鮮な香りをつけた瞬間から感じることができるでしょう。香りは控えめでありながら揺るぎなく、優しく長時間持続して、あなたの個性を妨げる事なく1日を彩ります。
香水は2つのシリーズがありました。
一つ目がこちら💁🏻♀️
レ・ジャルダン・フランセ
「庭園での散策と香りの回想によって生まれた、菜園の香りのコレクション」だそうです💐
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18〜19世紀の植物学者の情熱と好奇心、そして種子と苗のアンティークコレクションからインスパイアされた香りのシリーズ〈レ・ジャルダン・フランセ・ドゥ・オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 〉は、菜園特有のうっとりするような香りのパレットをよみがえらせます。
早朝、すべてがまだ朝露に包まれている菜園や果樹園を歩きながら目にする野菜や果物たち。それらは古代より世界各地から到来し、修道院の畑で大切に守られ、勤勉な収集家や博学な研究家の情熱によって土地に順応してきたのです。
奇跡ともいえる旬の収穫を迎えた庭のように、耕されたばかりの土の匂いを感じる素朴な野菜と香草の香りや、珍しい花々で彩られ太陽を感じさせるような芳しいブーケの香りは、五感と心を楽しませてくれます。
緑色のパッケージのシリーズです。
植物の匂いということで、香水っぽさ(?)がなさそうな気がして、香水ビギナーの私が買うとしたらこっちのシリーズだろうなあと思いました🥕
しかし、いざ嗅いでみたら、どれもあまりピンとこず…
そのまま次のシリーズを嗅ぎ始めました。
クラシックコレクション
恐らくこっちが定番のコレクションだと思われます…!
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世界を旅してきた記憶を辿り、訪れた国々への想いを、独特の感性により表現するべく、自然由来の原料を用い複雑に調合しています。
旅の記憶を再現というところに、ロマンを感じながらも、NOSE SHOPでいろんな国の香りを嗅ぎ、その独特さにびっくりしてきたところだったので、こっちは合わないかもなぁなんて思ったりしました。
でも、片っ端から嗅いだ結果、一つ、気になる香りがありました。
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白い花々、トンカビーンズ、スミレをベースにした香り
今まで嗅いできたものより、香りが柔らかく優しくて、これならつけれるかも…?と、初めて感じました。
そんなとき、店員さんより
「この香りは、パリのコンコルド広場にある、最高級パレス『ホテル・クリヨン』でも使われている香りなんです。」
と、説明を受け、思いました。
またパリか〜〜〜!!!🤦🏻♀️💗と
(ここからは、海外経験も他国への知識も乏しい若者の呟きとして温かく見守っていただきたいのですが)
中学生頃から、度々「私って何が好きなのかな」時期があり、図書館で興味の赴くまま本を大量に借りたり、好きな物・デザインの写真を集めたりしているのですが、必ず「パリ」とか「フランス」に偏ってしまうのです。
しかも、ずっと追ってた「のだめカンタービレ」では、パリ編が始まって、余計パリの建築物や歴史がインプットされ、高校生の頃からどハマりしている「オペラ座の怪人」は、もちろんパリオペラ座が舞台なので、さらにパリについて深く勉強することになり、年々身近に感じるようになっています。
最近は、もうなんでかわかんないけど、私はフランス文化が好きなんだなと認めたところでした。
(単純に、世の中の人が好きだから、私の触れる機会が多いだけかもしれないけど😂)
だからこそ、今回、16種類もある地域の香りから、またしてもパリを選んだことに、我ながら衝撃を受けたのです。
そして、衝撃に震えながら「ちなみに、ヘリオトロープって何ですか…?」と聞いたところ、更に追い打ちを受けます。
「ヘリオトロープは、常に太陽の方を向いて咲く紫色の小さな花なんです。だからパッケージに太陽がついてるんですよ。」
常に、太陽の方を、向いて、咲く…?!
私は、直前、こんなツイートをしていました。
ずっと「なりたい」がわかってなかったけど、私「強く賢くたくましく」なりたい!
考え込みやすいし、落ち込むことも多い私ですが、本当は、希望に向かってぐんぐんぐんぐん伸びていきたいんだと最近気づいて。
甘く、柔らかな香りの中に、前向きな強かさを感じて、ドキドキしました。
あの太陽がお家で見守ってくれてたら、私も、背筋を伸ばして頑張れるなあなんて思ったりもしました🌞
さらに、店員さんの言葉は続きます。
「ヘリオトロープの花言葉は、『献身的な愛』です。」
献身的な、愛…!!!
(いちいち良すぎて衝撃を受ける)
今、私は恋愛から離れているけど、自分の仕事は「献身的な愛」が大事だなと思ってて。
(詳しくは書けませんが、自分を犠牲にしてでも会社に尽くす!とかそういうブラックな感じではないです😂)
「献身的な愛=相手にとってよりよい関わり」を心がけられるよう、そしてそのために必要な知識と技術を磨いていけるよう、この香水に支えてもらいたいなと思いました🌱
ヘリオトロープ・デュ・ペルーの香り
香水初心者で、ほんっとう、語彙が貧弱ですが、感じたことを書き残しておこうと思います😂
まずは公式の説明から💁🏻♀️
ヘリオトロープ・デュ・ペルーの香り
〈ヘリオトロープ・デュ・ペルー〉は華々しく凛とした清潔な香りです。優しくパウダリーな白い花々の花火のようにきらめく快楽の香り、ロマンティックなスミレとまじり合い放たれる豪奢さに、ウッディノート、輝きを加えるバニラ、サンダルウッド、トンカビーンズとスパイスのタッチが加わります。
常に太陽の方を向いて咲くヘリオトロープは聖人フィアクルの花ともよばれ、春の訪れを知らせる黄金色のミモザと並んでコート・ダジュールらしさを代表する花です。
明るさと華やかさの代名詞である〈ヘリオトロープ・デュ・ペルー〉は、コンコルド広場にある伝説的なパリの最高級パラスのひとつ、ホテル・クリヨンのシグネチャーの香りとしてホテル全体を包んでいます。
豪奢でありながらさりげなく、華やかでエレガントな印象を与える〈ヘリオトロープ・デュ・ペルー〉の香りは、F・S・フィッツジェラルドの『華麗なるギャツビー』のまばゆいばかりの晩餐会の一場面にその居場所を見つけるに違いありません。
「青々とした庭園には、ささやきとシャンパン、星々の間を男や女たちが蛾のように行ったり来たりしていた。」
🌞以下、私の感想です🌞
つけてすぐは、「草!!!!」って感じの匂いがします。
草むらで花冠作ってるときの匂いがする🌱
魅力的な香りか?と言われると、なんともいえないですが(草なので)、強い生命力を感じて私は好きです。フレッシュ!!!って感じ。
で、しばらく時間が経つと、お花〜〜!!💐って感じになる。
でも、お上品な感じじゃなくて、生きてます!!!って感じの匂い。
(え〜んうまく言えない😂)
お花のいい匂いなんだけど、人工的じゃない、自然に生えてる匂い!笑
自分で書いてて気づいたのですが、だから公式の香りの説明のところに「青々とした庭園」って書いてあるのか…生えてる感じするもんね…
そしてうーっすらお花じゃない甘い匂いが混ざってる気がする…
さらに時間が経つと、お花じゃなくなる。
うっとりしっとりまったりと、夜が似合う香りがする🌙
そしてなんかちょっぴりセクシーな気がする!😳
お風呂上がりのシャンプーの匂いと寝具の匂いが混ざったような…
さっきまで花冠作ってたのに、急に大人な匂いになります。
(え〜〜ん、香水初心者すぎて説明本当難しい😂)
私、腕につけてもらったとき、最後の香りの変わり方にとてもびっくりしたんですけど(だって少し前まで草だったのに…!!!)
この香りが寝るときに心地よくて、匂いがなくなるまで、貰ったムエットを顔に乗せながら寝てました。
まとめ
こうやって書き出すと、本当香水って面白いなと思いました😳
特に、最後の匂いについては、書き出したものを読んだことで、体感以上に香りの方向性が時間で変わってるなと気づきました、おもしろ〜〜〜!!!💘💘💘
正直、いますぐヘリオトロープ・デュ・ペルーの香りは欲しいけど、まだ私は香水ビギナー🔰なので、いろんなお店で嗅ぎまくって、鼻を育ててから購入したいと思います👃笑