ChatGPT"はじめの一歩”
はじめに:”ChatGPTちょっと興味ある”のあなたへ
こんにちは!昨今、AIがいろんなところで話題に上がってきていますね!
その中でも特に"ChatGPT"という名前をよく耳にしませんか?
「聞いたことあるけど触ったことがないなぁ」、「興味あるけどいまいち手が進まないなぁ」
という人向けに、今回はChatGPTについて話をしていきます。
1.ChatGPTとは
ChatGPTは、GPT(生成AI)の一つです。GPTとは"Generative Pretrained Transformer"の略で、AIの一種だと捉えてもらえれば。
ChatGPTは会話型に特化したAIであり、人間と同じように自然言語を用いて対話することができます。
また、OpenAIという組織が開発したもので、約1,500億以上のデータを学習しています。(GPT-3.5の場合)
つまり、簡潔にいうと”とてもたくさんの言葉と知識を持っている”ということですね。
次の章で、具体的にChatGPTがどのように使えるのか、どのように始められるのかについて説明していきたいと思います!
2.ChatGPTでできること
現時点ではまだChatGPTで何ができるの?と具体にはイメージできない方がいるかもしれませんね。でも、ChatGPTの世界に足を踏み入れてみれば、その可能性の広さに驚くことでしょう。
ChatGPTは、文字通り「チャット」の能力が高いAIです。例えば、フレンドリーな雑談からビジネスの相談まで、幅広いトピックで会話することができます。また、テキストベースのゲームでの相手や、英語の学習を助けるツールとしても利用することができます。
ユースケースとしては以下が考えられますが、その他にも多岐にわたるタスクをこなしてくれます。
【ChatGPT単体でできること】
・記事の作成
・文章の要約
・思考の壁打ち
・コード生成(プログラミング代行)
など...
【システム等と組み合わせてできること】
・オンラインチャットの相手や質問応答
・社内データのナレッジ検索
など...
上記を見ていただけるとわかる通り、文章を作成してくれるということは、レポートやブログ、プレゼンテーションの作成など、一緒に考えて文章を作り上げていくことも可能なのです。
自分で作成したメール文章をビジネスよりに作成および添削してもらったり、新規アイディアを思いついたらGPTに相談しながらブラッシュアップしたり...
要は自分だけの”秘書”のような使い方ができると捉えていいのかもしれません。
これだけでも、ChatGPTがあなたの日常生活にどのように役立つか、少し想像できたのではないでしょうか?
是非「自分であればどう使うか」を具体的に想像してみてください。
考えることから、あなただけの”AIとの共存”が始まります!
3. ChatGPTの始め方(無料版:3.5)
ChatGPTを未だに使ったことがないあなた、ももしかすると「実際に使ってみたい!」と思うようになったかもしれませんね。
それなら、次に進んで、まずは無料版であるChatGPT-3.5を使ってみる方法について説明しましょう。
(とっても簡単です)
3.1 ChatGPTの公式ウェブサイトへのアクセス
まず最初に、ChatGPTの公式ウェブサイトにアクセスします。インターネットブラウザを開き、検索バーに"ChatGPT"と入力しましょう。そうすると、一番上にOpenAIの公式ウェブサイトが表示されます。ここをクリックすることで、ChatGPTのページにアクセスできます。
https://chat.openai.com/auth/login?next=%2F
3.2 ChatGPT-3.5の開始
開始にはどうしても「アカウントの作成」が必要です。
ウェブサイトに到着したら、”Sign up”というボタンを押下し、アカウント作成画面に遷移しましょう。
(既にアカウントがある方は、”Log in”ボタンを押してログインしてください)
アカウント作成が終わりましたら、ログイン画面から作成したアカウント情報を入力してログインを行います。
ログイン後にチャット画面が出てきたら、ログイン成功です!
ChatGPTを使う準備ができましたね!
3.3 プロンプトの作成
チャット画面が開いたら、あなたの方から最初のメッセージを入力します。これを「プロンプト」(提示文)といいます。例えば「こんにちは、ChatGPT!」と打ち込んでみましょう。そうすると、ChatGPTはあなたのメッセージに応じて返信をします。
チャット欄に文字を入力してエンターキーを押す、またはチャット欄右側の「紙飛行機」ボタンを押下すると、ChatGPTとの対話が可能です!
3.4 ChatGPTを利用する際の注意点
ChatGPTを使う際には、必ず安全性と倫理的な問題にも気をつけてください。例えば、他人のプライバシーを侵害するような行為や、違法な行為を助長するような使用方法は絶対に避けるべきです。また、AIが人間の意思を持つわけではないことを理解することも重要です。それはあくまでツールであり、出力される情報は訓練データに基づくものであるということを忘れないでください。
ChatGPTからの返答が必ずしも正しいとは限りません。
あくまで”次に来る可能性が高い言葉を選んで返してくれる”ものであり、”「わからない」ことを「わからない」とはいわない”ことをご理解ください。
ChatGPTが誤ったことをいうことを「ハルシネーション(幻覚)」と呼びますが、ハルシネーションを極力起こさないようにするためには「プロンプト」を工夫する必要があります。
※プロンプトについては、別途記事を記載するためそちらを参照いただけると幸いです!
4.GPT-4に触れてみる
無償版のChatGPTだけでは、利用できる言語モデルは「GPT-3.5Turbo」のみです。
勿論それでも十分使えるのですが、より学習してパワーアップしている言語モデルも実はあります。
それが”GPT-4”。少しそれについてふれてみましょう。
4.1 GPT-4を利用するためのプラン(ChatGPTPlus)
ChatGPTには有料プランの「ChatGPTPlus」というプランがあります。
料金は$20/月 という月額料金が発生するサブスクリプション体系です。
ChatGPTPlusに加入すると、以下が使えるようになります。
・GPT-3.5Turbo:
ChatGPTの高速版、と考えていただければOK。
・GPT-4:
GPT-3.5の更に学習データをインプットさせた言語モデル。
各段に頭がよい。プロンプトの品質が悪くとも、ある程度のアウトプットが可能。
これらを使うと更にできる幅が広がりますが、まずは”プロンプトを使ってどのように活用していくか”を無料のChatGPTにて学んでいくことが大切だと思います。
使い方、活用の仕方を理解した後で、有料版に触れていくのを私はお勧めします。
($20を毎月支払っていくのも、使わないともったいないですからね)
4.2 ChatGPTPlusのメリット(プラグイン)
ChatGPTPlusを利用する大きなメリットとして、豊富なプラグインが利用可能であることが挙げられます。プラグインとは、ChatGPT-4の機能を拡張するための追加モジュールのことを指します。これらのプラグインを使えば、ChatGPT-4の能力をさらにパーソナライズし、特定のニーズに合わせてカスタマイズすることが可能になります。
たとえば、「動画作成」のプラグインを利用すれば、指示した内容の動画を作ってくれますし、「食べログ」や「Expedia」のプラグインを利用すれば、ChatGPTに食べたい食事の情報や旅行予約の情報を入力するだけで、「宿や航空券、お店」を探してくれて予約まで可能です。
(お店やWebサイトのリンクを教えてくれるため、外部のサイトに遷移してから予約が可能です)
これらのプラグインはChatGPT-4の能力を拡張し、より具体的で高度なタスクをこなすことが可能です。なお、プラグインは今後も種類が増えていくと予想しています。
あなたの日常を、数段階もグレードアップしていきましょう!
ChatGPTを使う際には、必ず安全性と倫理的な問題にも気をつけてください。例えば、他人のプライバシーを侵害するような行為や、違法な行為を助長するような使用方法は絶対に避けるべきです。また、AIが人間の意思を持つわけではないことを理解することも重要です。それはあくまでツールであり、出力される情報は訓練データに基づくものであるということを忘れないでください。
5.まとめ
この記事を通じて、ChatGPTについて少しはご理解いただけると幸いです。
ただし、これはあくまで「AI活用の入り口」であり、今後どのように活用して効果を発揮させていけるかは、やはり自身で触らないと見えてきません。
ChatGPTは非常に多機能で、未来の可能性に満ち溢れているツールです。
その最大の魅力は何といっても「手間の削減」です。
ChatGPT-3.5から始めて基本的な使い方を学び、その後ChatGPT-4に進んでさらなるパワーアップを果たす。そんな旅をスタートさせるのは、あなただけです。
あなたの人生ではあなた自身が”操縦士”であり、AIはあくまで人生の”副操縦士”です。
操縦かんはあなたが握り、AIにアシストしてもらうことで、人生を楽に、そして楽しく過ごしていきましょう!
今回の内容があなたの「ChatGPTを使ってみたい!」という気持ちを後押しする一助となれば幸いです。
以上です。