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地獄堂霊界通信Ⅱ VOL.2「ワルガキin恐怖の花園」を読んだよ


ポプラ社 地獄堂霊界通信Ⅱ Vol.2「VOL.2 ワルガキin恐怖の花園」


30周年ということで久々に地獄堂霊界通信を読みました。
本当はⅠから読んだ方がいいのだろうけど、時間が無くて第二部から読みなおします。
しかしVOL.2からです。
どうしてVOL.1からではなくてVOL.2からかというと、図書館に見当たらなかったからです…。
めちゃくちゃ中途半端だけど、どこから読んでも良いのが一話完結型のいいところですね!!
小学生の頃から読書感想文が苦手だったので(面白かったです、以外の感想が浮かばなくて、小説のあらすじを書いて文量を稼いでいた典型)、よくある「考察!感想!レポ!!」みたいなかっこいいのではありません。
Twitter(X)で映画実況してるみたいな、そのくらいの文量・語彙力です。実質実況。
私に感想力(ぢから)はない。
まぁ、堅苦しいことは書けないからね。さくさくやっていこう。

まず、この本は「花」にまつわる話が4本収録されている。
小学生?中学生?ぶりに、ポプラ社の本を手に取って、懐かしい気持ちでいっぱい。
講談社ノベルスやアフタヌーンのコミカライズも読んでるけど、最近ちょっと積んでいたから…久しぶりに地獄堂の世界観の文章に触れて嬉しい。

花妖

昼休みにグラウンドで遊んでいるの、小学生!!って感じで凄く良い(語彙力)
てっちゃんが空振りしているのも、爆笑しているリョーチンも暇そうなゴールキーパー椎名も、凄く良い・・・・・一ページ目から、うわーーーー三人悪!!ってなってた。
小学生に混じって遊んでいる日向良いね…可愛いね…。
おやじが出てくるとニコッとしちゃう。懐かしい…。
そう、この、このさぁ!三人で霊視するシーンすごく好き。
私は陰陽師や術やら妖怪やら五行やら真言やら…とにかくそういう日本・オカルト・心霊(神霊)系がとっても好きなのだけど、それは幼少期に地獄堂に出会ったからなんですね。
こういうシーンが積み重なって、その手のジャンルが大好きなオタクに育ちました…ありがとう、私の原点。
さて、自分語りは置いておき。
霊視して感情が流れ込んでくるの凄く良い。
この「今までは一人でも平気だった。一人を独りと思っていなかった。でも友達に出会ったことで、孤独を強く感じてしまう」っていうの、こういうの好きです。
知らなかったから平気だった!でも、もう知らなかった頃には戻れないね…。
それが「大人になる」ってことなんだなぁ…。重い、重すぎる。
流華の降霊!!いいね!!!当時は普通に「流華かっこいいなあ」と思っていたけれど、まだこの子も小学生なんだよねえ。かっこいいな。
黒スーツでキメているの大好きだな。
リョーチンがバシバシ受信して号泣しているの好きだ…。
山茶花に対する意見が180度違う二人に頬が緩む。かわいいねえ。
最後の猛ダッシュするリョーチン、さすが韋駄天。
いつかまた、視える日が来るといいねぇ。

百合

スミマセン、いま改めて認識したんですけど、良太兄は””””遊び人””””なんですか。
いやまあ、30年前の遊び人と分かっているけど、いや、私自身が二次元の遊び人要素に弱すぎてびっくりしちゃった。そうだったの、良太兄、遊び人要素だったの・・・・
いかに私が幼少期の思い出で止まっているかバレてしまうけど、いや、ここにきて遊び人要素ぶっこまれてびっくりしている。そうだったの・・・・。
萌子・舞子ちゃんたちも、確実に私が好きなタイプなんですよね。ギャルっぽい人、大好きで…。
大人になってから新島兄弟の魅力に再度気づいてしまって頭抱えている。好きじゃん。
「まるの鑑札入れ」なんて、子供のころはよくわからないままに流していた単語だ…。
実家で犬を飼っているものの、首輪に付けている名札に入れているから、鑑札という言葉ではあまり認識していなくって。
厳密には「鑑札入れ=名札」なのだろうけど、単に「名札」と呼んでいた。。。
リョーチンめちゃくちゃしっかりしている。今の私よりも偉い。
弟想いの良太兄、すごく好きですね…。
てっちゃん頼りがいあるもんなぁ~~~~!
拝とカンナ出てきて嬉しい。
「なめんなぁー!!!!」って怒るリョーチン、すごく好きですね。
悲しくて悲しくて怒る、友達を守ろうとして怒る…ではなくて、自分に向けられた侮蔑が悔しくて純粋に怒るリョーチンってすごく珍しい気がする。
どうだろう???
でもその後に、落ち着いて考えて「可哀想だ、悲しい」と思うリョーチン…心が優しくて広い‥。

寒椿

読む前から、この話はすごく記憶に残ってて好きな話の一つだなあと思いつつページをめくった。
ねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全然覚えてなかったのだけど、金森パパって銀行の副頭取だったの!!!!!!??????
え、ま、まじで????????
椎名の家が金持ちだ金持ちだって言われているから、てっちゃん家はわりと一般家庭のイメージがあったのだけど、銀行の副頭取は金持ちでは!!!!!!!!!?????????
いや、知らんけど。知らんけど・・・・・・・
副頭取とは・・・・・?
急に自分の知識が信用できなくなったので、NotionのAIに聞いてみた。こういう時って便利ね。(この文章はNotionで下書きしています)

副頭取は、銀行や金融機関において頭取(最高経営責任者)の次に位置する上級経営幹部の役職です。通常、重要な経営決定に関与し、頭取不在時には代理を務めます。

副頭取は一般的に銀行の上級経営幹部としては高額な報酬が予想されます。銀行の規模、業績、個人の経験などによって大きく異なりますが、通常は年間数千万円から1億円以上の範囲であることが多いです。ただし、これは一般的な情報であり、個別の事例では異なる可能性があります。

金持ちじゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
びっくりした。ちょっと、あの、金森てつしのこと、私は何も知らなかった。ごめん。
流石にこれはファンを名乗れないわ。
えぇ・・・・・・・金森パパ、そんなに金持ちだったの・・・・?
ちょっと私の中の金森家イメージがガラガラと音を立てて崩れていったわ。
拝の家は金持ちだし、流華の家もなんか金持ちっぽい!
新島家は四兄弟だからわりと貧乏みたいなことを言われているから、庶民の味方はリョーチンとカンナしかいないかもしれない。
カンナは一般家庭だと思っているけど、うろ覚えだから違ったらどうしよう。
「勉強よりも思い出」主義の父ちゃん好きだな。
平日でも休んでいいんだよ、家族旅行は大事だよね。
「ぬかりなく「心付け」を渡しているお陰で~」の一文、子供のころに読んでもわかってなかった!!
恥ずかしながら、心付けというものは…社会に出てからきちんと理解したのよね。
シレッと出てくるし、注釈もないから子供のころは理解してなかった一文だぁ…。
竜也兄、本当に顔が良い。
「運命なら、救えるはずだ」って言葉、あまりにも良い…
え?良すぎ。はーーーーーーーーーこういうのに、オタク弱いんですよ。好きだ…
椎名に連絡とってワイドショーのネタにすることでてつしを守る竜也兄、改めて見るとすごく頭良いな・・・・好きだ・・・・・

財閥の社交界・お茶会だぁ・・・・。
あまりにも知識が無さ過ぎて、ずっと某鈴木財閥で脳内再生されている。
大伴家持に西行法師…これ、当時の私理解して読んでたか????
万葉集や古今和歌集から和歌を引用してくる小学生。。。。椎名すごいな…
この話、好きだなぁ~~~~。
実況感想を書きながら読もう、なんて思っていたけれど無理だった。勢いよく読み進めてた。
輪廻転生、凄く良いよね。
それに色々と和歌を交えているところも味がある…。
大人になっても和歌についてはイマイチ理解しきれないところが多くて、わびさびに疎いのだけど、この一篇は味があって好き。
時間かかったけど、恐怖の花園読み終わった!!
面白かった~~!さて、次読むぞ~~!!!

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