V6groove

日付回って今日はV6groove円盤を手に入れる日。最後の円盤、最後のフラゲ日。8:00に店に着くらしい。ゴミ出しの時間を加味して7:40に起きる。


はっきりと覚えている。Crazy RaysをMUSICDAYで披露した夏。その前にdarlingを歌っていた。トニカミ別れて会場を歩き、曲終わりに定位置につきCrazy Raysのイントロへ。そこからジャニーズに興味を持ったことのなかった16歳は、彼らに取り憑かれたのだ。思い出の曲。そこから彼らのどんな曲にハマっても、リピートしても、この曲を超えることは無かった。


時が過ぎ、2021年3月12日。高校を卒業し、友達と遊んでいた帰り道。徒歩で帰宅していたら雨が強まる。急いで雨宿りをし、峠を越えるまで待った。何気なく開いたTwitter。トレンドには、彼らのグループ名と漢字2文字が続く。タップした人差し指はおそらく震えていた。特集するネットニュース。事実はそこにあった。受け入れる、受け入れないの選択肢は与えられていない。その日のそれ以降の記憶はない。


生きる希望だった。歌って踊る彼らが。センターで輝く彼が。



Crazy Raysはライブで1度も披露されなかった。