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【オリジナル】リースモモキングRX【おもちゃ】

鬼辻デュエマ部

◆まえがき

　こんにちは。趣味友4人組グループ『鬼辻デュエマ部(@onitsuji_dm)』の「おでゅえま(@meiji_age_dmp)」です。最近はじわじわと脳の衰えを感じるようになりました。

埋め込んだリンクからYouTubeとTwitterのアカウントページにそれぞれ飛べるのでよかったら見てね。

断固として𝐓𝐰𝐢𝐭𝐭𝐞𝐫

　今回の記事も、そんな衰えた脳から繰り出されるトンチキデッキの紹介になります。
　俺についてこい。

　



　じゃん。

　《リースモモキングRX》。

　ありきたりなデッキだな。


◆デッキリスト

オリジナルフォーマット。
龍軸の基本セットに使いたいカードを
放り込んだようなリスト。

《メンデルスゾーン》×4
《ボルシャック・栄光えいこう・ルピア》×4
《龍罠ドラップ エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》×4
《王来英雄オーライヒーロー モモキングRXレックス》×4
《ボルシャック・モモキングNEXネックス》×4
《アルカディアス・モモキング》×4
《R.S.F.K.ロイヤル・ストレート・フラッシュ・カイザー/オールイン・チャージャー》×4
《闘争類拳嘩目とうそうるいけんかもく ステゴロ・カイザー/お清きよめシャラップ》×4
《爆龍皇ばくりゅうおう ダイナボルト》×4
《雷龍らいりゅう ヴァリヴァリウス》×4

色配分とマナカーブ。
改めて見ると多色多くて驚いてます。


◆デッキコンセプト

　「ポピュラーな進化モモキングのコスト両方6じゃん。Wマジボンバーでいっぺんに出したら楽しいんじゃね？」

　というところから始まっています。

　つまるところ、あの手この手でどうにか進化モモキングを並べて殴ろうというデッキです。

　リースカラー火 光 自然のデッキなので、戦術も何もないだろうという話ではあるのですが、基本的には素直にマナを伸ばして殴ります。まるでリースカラーは殴るしか能が無いような言い草

　デッキカラーにリースカラーを選択した理由として、

  1. コンセプトに選んだカードが火文明と光文明を持っていたこと

  2. コンセプトカードの補助にと採用を決めた《モモキングRX》が自然文明を持っていたこと

  3. この時点で採用を決めていたカードが全てドラゴン種族を持っており、それならばと強力なドラゴンサポートのカードの採用を検討すると、それらのカードも自然文明を持っていたこと

以上の三つが挙げられます。仮面ライダーオーズ　
　無理やりこじつけてみましたが、結局のところ自然とそうなったという感じです。

1. コンセプトカード群。
マジボンバー、何故か進化クリーチャーも出せる。
2. 補助。
強い進化クリーチャー大体乗る。なんで？
3. 現代のドラゴンサポートの顔。
バグみたいなテキストが書いてある。


◆大まかな動き

　乱暴な物言いにはなってしまいますが、言ってしまえば、とっととマナ増やして展開の起点になるドラゴンを投げるだけです。
構築段階で想定していた動き方が、おおよそ三つ程度あります。前回までの三つの出来事！

※ここでは「ターン」の表記として「t」を用います。ご了承ください。(例：先攻2tでメンデルスゾーン)


1） 2→5→7でダイナボルト

Wマジボンバーで何かしたいという気持ちの表れ。

　ルートその1。
　バカ強つよバグカードで意味不明なマナ加速を行い、《ダイナボルト》の最速召喚を目指します。
“ダイナボルトが着地さえすれば何かできるだろう”という慢心が垣間見える動き方ですね。

■この動きの強み
　・ダイナボルトが着地すれば無理やりにでも展開の起点にできる

　・《メンデルスゾーン》と《栄光ルピア》がそれぞれマナ加速に成功していると、ダイナボルトを召喚するターンのドローカードをマナに置かない選択肢が生まれるため、マジボンバーの命中率上昇にわずかなりとも寄与する
　
■この動きの弱み
　・相手が何もしていないことを前提にしている
　　　→何かされていれば即座に破綻する危険性が大

　・マジボンバーの出力が手札の質に左右される
　　　→このルートを選択すると手札交換ができない
　　　　└ハンデスにも弱い

　・召喚のための光マナが4tまでに用意できない可能性がある
　　　→光が12枚と心許ない 引き込めなければそれまで

　脆すぎわろた。メタクリ立ってなければワンチャンあるかも程度の動きです。
「起動さえすればな〜動けるのにな〜」と言いたいらしい。しょうもな。
 

2） 2or3→5でモモキングRX→NEX

王道を征く———

　ルートその2。
　安定のバグカードでのマナ加速から《モモキングRX》で突っ込みます。
“火・自然文明を採用したドラゴンデッキにはもはや標準搭載されているのでは？”とさえ思えてしまう、シンプルながらも強力な動きです。
出会い頭にいきなり突っ込んでくるモモキングRXに苦しめられたDMP諸氏も少なくないのでは。

■この動きの強み
　・RXの進化先がNEXなら横展開が非常にしやすい
　
　・最速3tの動き出しであること
　
　・対面次第ではNEXではなく《アルカディアスモモキング》を乗せて溜める動きも狙える
　
■この動きの弱み
　・RXに対応した革命チェンジの類を採用していないため、手札に進化モモキングを抱えていない状況では、このルートを選択するのはハイリスク・ローリターンの可能性が大
　　→棒立ちのRXという格好の的が出来上がってしまう
　
　・モモキングNEXが出せてもNEXの踏み倒しに対応していない3種12枚のハズレ枠が存在すること(メンデルスゾーン、エスカルデン、ステゴロカイザー)
　　→このデッキにおいてNEXの着地は確実な展開を約束するものではない

　強いけど弱い。ハイリスク・ハイリターンになるかと思えば状況如何によっては普通にローリターンと化すことも。己の右手が信用ならない方は大人しく進化モモキングを1枚持っておきましょう、というルート。
その場合、3tでの最速召喚は難しいか。
 

3） 2→5ヴァリヴァリウス

ヴァリヴァリウス、
何故か条件付きの自己軽減を持っている。

　ルートその3。超絶上振れルート。
　2t《メンデルスゾーン》を成功させた上で3tでの《ヴァリヴァリウス》召喚を狙います。
ヴァリヴァリウスが“マジボンバー7”を持っており、このデッキではヴァリヴァリウス以外のクリーチャーが全て7コスト以下で構成されているため、基本なんでも出せます。万能感。

■この動きの強み
　・考え無しにこのルートを選択しても最低限のアクションは起こせるので、ヴァリヴァリウスが立っている限り次に繋げられる可能性が非常に高い
　
　・上記にもあるように、このデッキにおいて“マジボンバー7”は戦術的に高い価値と自由度を持つため手札の質に左右されはするものの、対面に合わせた選択肢を取りやすくなる柔軟性がある
　
　・ヴァリヴァリウスの隠された能力で盾を増やすことが可能なため、相手の打点計算を狂わせることができる
　
■この動きの弱み
　・再現性がすこぶる低い
　　→このルートを当てにするのはとてもリスキー
　
　・ヴァリヴァリウスを除去されると後続に繋ぎにくくなる
　　→継戦能力の著しい低下。手札を与えている以上、リソース面で相手に優位を取られることが確定しており、こちらは立て直しに時間を割かねばならないことから、相手の行動を保証してしまう意味で時間面でも優位を取られることが確定する
　
　・マジボンバーでの選択肢が手札の質に左右される
　　→強みであり弱み。《ダイナボルト》にも言えることだが、マジボンバーは目立った動きが取れなかった場合、単体で棒立ちになってしまう危険性が常に伴う

　おそらくこのデッキにおいて最もハイリスク・ハイリターンとなるルート。
「出せなきゃ負け、出したら勝ち」というような。
　針に糸を通すような動きを常に要求されるものの、通りさえすれば一気にゲームがこちらへ傾く動き。それどんなデッキにも言えることでは？


◆その他カードの役割・後から思い出したカード
　

龍ドラゴンの罠トラップで“ドラップ“と読ませるセンス、
控えめに言って天才。

《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》
　上面目当てでの採用。山上2枚を手札とマナに振り分けられる。
手札に加えるかは任意で、加えなかったカードは全てマナに置かれるため、2マナ加速して次のターン無理やり8マナ帯に繋げられる。
　下面も除去と踏み倒しを同時に行えるため比較的重めのコストではあるが、詰めに行きたい中盤以降の局面で重宝する。


GJ※の権化。なんか急に強い呪文を貰った。

《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》
　下面目当てでの採用。何故かドラゴン種族を持ちながらドローとマナ加速が同時に行える。ドローできるかは運。
　上面も強力なクリーチャーで、雑に投げても仕事をしてくれる。牽制から最後の詰めまでなんでもござれ。
とはいえ、このクリーチャー単体で敵陣に突っ込むのは流石にリスキーか。あくまでもこのデッキの本質は踏み倒し能力の連鎖による展開を狙ったコンボデッキである。

　ちなみに、このクリーチャーがGJに勝った時の“能力によるシールドブレイク”は1勝につき1枚なので、ブレイクされる側が複数回GJに負けた時はシールドチェックは1枚ずつ行おう！
通常の複数ブレイクのように一度に全て確認すると、《勝太&カツキング》をはじめとする革命能力を持ったクリーチャーの挙動が変わってしまうぞ！ルールを守って楽しくデュエル！

※GJ＝ガチンコ・ジャッジ。


拳の学名を貰っている割に
拳を使った描写が見られない不思議生物。
もっぱら異常発達した背中のヒレのようなもの(何故か射出できる)や立派な尻尾で攻撃している。

《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》
　下面目当てでの採用。ドラゴン種族を持った初動になりうる単色マナ加速。墓地リセット効果はこのデッキではおまけ程度にしか見ていない。あると便利ではある。
　上面はMF※で相手クリーチャーを倒しに行きつつ、マナからカードを拾えるので、純粋に手札の質を上げられる。
パワーの値が高めなのも好印象。ガイアッシュにも数値だけは勝ってる。DAKARANANY

※MF＝マッハファイター。


激エモカード。
強敵との戦いで追い詰められた勝舞を、白凰が託した《スーパー・スパーク》が幾度となく助けた。
ちなみに《オレは決闘者！！》のイラストで勝舞が手にするS・トリガーはスーパー・スパーク。

《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》
　こちらは後から思い出したカード。というかこの記事の執筆中に思い出した。
　採用候補に挙がった理由として、

・火・光文明のカードであるためデッキカラーと噛み合っていること
・ドラゴン種族を持っており、ドラゴンサポートの妨げにならないこと
・《ボルシャックNEX》のコストが6であり、このデッキの各種マジボンバーに対応していること
・ボルシャックNEXの能力に対応した“ルピア”が《栄光ルピア》のみではあるものの、強引にマナを増やすことで行動範囲を無理やり広げられること
・スーパースパークが純粋に受け札として優秀であること
・進化モモキングの進化元になれること

などがある。
採用するメリットがとても大きいように思えるが、このカードは多色カードであるため色事故が怖いか。
今、この記事を読んでくださっている方は既にお忘れであろうことが想像に難くないので改めて言及するが、このデッキに多色カードは24枚入っている。いくらなんでも枠がカツカツすぎる。
　しかしながら、このデッキにとって魅力的なカードであることは確かなので是非とも採用を検討したい1枚だ。


◆あとがき

　この記事に書いてあること全部嘘です。
全部ただのこじつけです。書きながら考えました。
あまりにも難産すぎた。勢いで組んで1、2回程度しか触ってないデッキの記事をどうやって書けって言うんだ。何を書くんだよ。ねえルカ。執筆が終わらないの。完成形が見えないの。
リリース初期にW.I.N.G.優勝できなくて挫けた人種なのでおシャニにわかです。ごめん。
閑話休題。

　正直な話、リストを組むだけ組んでカードはニスくんを中心とした他のメンバーに集めてもらっているので、初めてデッキを実際に触るのって動画を撮る時なんですよね。
これまでに僕が書いた記事でちゃんと触っているデッキって今のところiFormulaXだけなんです。
　何書けばいいかわからんす。採用理由？なんとなく入れただけだが……？(なろう主人公並感)

　だからどこまで行ってもトンチキデッキなんだよな。

　ともあれ「踏み倒しでの展開楽しいな〜」という意図は多少なりとも伝えられたかなと思います。受け取って…ください… 伝わって………ください……
　マジボンバーで進化クリーチャーのコストを踏み倒すのは間違いなく楽しいはずなので、この記事を読んでくださった方、是非挑戦されてみてはいかがでしょうか。

　今回の記事は以上になります。ここまでのお付き合い、ありがとうございました。

　それではまたどこかで。


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