人気が少ない所に突如現る面白ニュータウン
こんにちは！珍しいものを見るのが好きな者です。
今回は、山梨県上野原市にある、JR中央本線の四方津駅に来ております。
ここでは、ちょっと変わった光景を目にすることが出来るのです！(ちなみにここは、山梨リニア見学センターまでの経路を調べ、その経路を事前に把握しておこうと、ルートを辿っていたら、なんじゃこれ？と興味を持ち、調べてみたところ見つかった場所です 笑 思わぬ副産物！笑)
その話はさておき、、、本題へ。
今回のちょっと変わったものは…
「コモアしおつ」(山梨県上野原市)という、ニュータウン！
人口はおよそ3500人ほど。積水ハウスが、バブル期で地価が高騰する中、手頃な価格で一軒家を建てたいというニーズに応え、作り上げたニュータウンなのです！ちなみに、「コモアしおつ」の名前の由来は、コミュニケーション・モア(より多くのコミュニケーションを取ってもらいたい)という願いから来てるのだそうです。
と、ここまで「コモアしおつ」を紹介したのですが、このニュータウンの面白い所は、駅まで直結してるコモアブリッジ(斜行エレベーター2基、エスカレーター1基を備えた施設)の存在です。
このコモアブリッジについて、今回は私目線の面白ポイントを紹介したいと思います。
面白ポイント① 駅から直結！斜行エレベーター
コモアしおつは、丘陵な丘の上にあるニュータウンです。そのため、駅から「斜行エレベーター」が直結しています。斜行エレベーターとは、上下移動を垂直に行う、通常のエレベーターとは違い、斜め方向に上下移動をする特殊なエレベーターです。何と、このエレベーターおよそ100mの高低差を登るのです！ちなみに頂上までの所要時間はおよそ3分だそう。
面白ポイント② ながーいエスカレーター
コモアブリッジの入口に入ると、下からながーいエスカレーターを眺めることができます。
ちなみに頂上までの所要時間は、斜行エレベーターでは約3分でしたが、エスカレーターでは約6分半かかります。運が良ければ、エスカレーターで登ってる途中に斜行エレベーターに抜かされたり、すれ違ったりする光景を見れるかも！外側から特殊なエレベーターを見ることはとても面白いことです。(私はたまたま斜行エレベーターに抜かされる瞬間見れました 笑)
面白ポイント③ 意外と忙しいエレベーター。
私がコモアブリッジに行ったタイミングは、お昼時(12時頃)だったのですが、2台の斜行エレベーターは、それぞれ1往復ずつしてました。要するに私がエスカレーターで登ってる最中は常に稼働してた状態。意外と忙しいエレベーターだなと感じました。
そこで1日どれくらいの需要なのかな？と気になり、私なりに考察してみました。
斜行エレベーターを利用する人はおそらく、そのほとんどがJR四方津駅を利用する人と考えられます。(麓には駅の他に特に何も無いし、車で麓に行く場合には専用の道路があるからです。)
JR四方津駅の一日の平均乗車人数を調べてみると、
約1150人。
しかし、JR四方津駅の利用者は、コモアしおつの住人以外にもいると考えられるので、おおよそ駅利用者の範囲を下図の様にしました。
赤の点線で囲った範囲が四方津地区。ここの人口は約1000人程。
コモアしおつの人口は約3500人。この二つの地域が同じ割合ずつ駅を利用すると仮定すると、コモアブリッジを利用する人は、約900人。
行きと帰りで、1800人の人を運んでることになります。これは結構多くの人を運んでるんだなーって感じました。
面白ポイント④多くのメーカーの昇降機に出会える
写真は、駅からコモアブリッジに行く際に最初に乗るエレベーター。こちらは、東芝製のエレベーター。
続いて、エレベーターで上がり、コモアブリッジの入口で出迎えくれるのが、
こちらは日立製のエスカレーター。私は下調べした際にコモアブリッジの入口からすぐ、ながーいエスカレーターと斜行エレベーターが出迎えくれると思っていたため、これはちょっとした予想外。そんな簡単に珍しい光景は見せてくれませんね笑
そして、このエスカレーターを登った先に、、
皆さん、もうお馴染みの光景ですね。エスカレーターは日立製、エレベーターは三菱製です。やはり、こういう特殊なエレベーターは三菱製の可能性高いんだよな…とか思いながら、楽しんでました笑
面白ポイント⑤ ニュータウン内で生活が完結してしまう
コモアしおつの住人は、衣食住するために毎回麓まで車で買い物に行ったりするのではないかな？って思ってたんですけど、どうやら、ニュータウン内にスーパー、病院、小学校、美容室、飲食店、駐在所 等があるようで、生活はニュータウン内で完結できてしまうところもなかなかに面白いところ。
という感じで、今回もまた珍しい光景に出会えた、幸せ！☺
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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