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【R3.8.15】会長の権限で自治会館閉鎖を決定。代表者として活動中止を決定。コロナ感染急拡大につき。

写真は、今日作成した自治会館閉鎖と、子ども達が楽しみにしていた恒例のラジオ体操も中止とするお知らせです。

昨日の続きを書くつもりでしたが、今日は慌ただしかった表題の件について。

自治会館閉鎖なんて大袈裟と思われるかもしれません、周辺の自治会館は週に1,2件程度の予約のようですから。  でも当自治会館は週10件以上が常です。 8月後半2週間の予約はすでに16グループ、のべ31件も入っていました。


今日は自治会関係者との電話・LINE相談や三役会議、そして会長として自治会館閉鎖の決定とその告示チラシの作成、そしてそれに伴い代表を務める地域活動の中止決定と各所に中止連絡・・・と、とても慌ただしい流れでした。


これまで、話し合いを重ねて一旦は方針を決めたのに、想像以上にコロナの感染力が強くて決断に迷いが出て、また相談して・・・ と、自治会役員間でも、地域活動スタッフ間でも同じことを繰り返してきました。

私の決断が遅いせいで「あの話合いはなんだったんだ」という場面(そのように言う役員は誰もいませんでしたが!) があり、その上、結局は閉鎖・中止となり申し訳なかったです。 

しかし「とっとと中止にするのが簡単だけど、なんとか出来ないか」「実施する前提とすれば何が必要か」ということについて、多方面からのアイデアを聞けたことはすごく頼もしかったし、決して無駄ではありませんでした。



町からの要請は 「20時までの活動にするように」。呑み屋か?


緊急事態宣言後、開成町内14の自治会の会長宛てに要請メールが届きました

当自治会では、自治会員の心身の健康維持や福祉・交流を目的にした活動が多いので、この「20時まで」という要請はあまり意味がありません。

夜になると自治会館で食事をしたり宴会をしがちだと想定しているのでしょうか?

特に突っ込みませんでした。 

要は、対応は各自治会にお任せするということです。



それぞれが、中止の弊害に思いを馳せていた


定期利用しているサークルの一つに、主に高齢者が集う「いきいき健康体操」(町奨励のコグニサイズ要素を含む体操)があります。

代表者は感染対策を徹底した上で、運動不足と交流不足になりがちな高齢者を思いやって、緊急事態宣言下の約半月は活動を続けていました。

しかし「この時期に活動を継続するのか? 不要不急ではないのか?」という批判や疑問の声があったと言います。 

一方で、「実施してくれて本当に有難い。 これがないと家にこもりきりで誰にも会わない」などの切実な声もあったそうです。 どちらも心に刺さることが想像できます。 とても難しいと仰っていました。


私の地域活動も同様です。 最初は、「緊急事態宣言。では室内の活動は全て中止にしましょうか」と安易に決めようとすると、

「これから学校ではまた多くの行事が中止になるだろう。 少人数でも、少しでも子ども達に楽しい思い出を作ってあげたいから何とかできないか。 工夫すれば出来る活動があるんじゃないか」 

という声がありました。 

そういえば、もしこの活動を中止すれば、あのご家庭も、あちらのご家庭も、親御さんが朝から仕事に出かけて、お子さんが毎日のように家で一人で、または兄弟のみで留守番になると気付きました。 今の時期は遠方の祖父母のヘルプも呼べないし、ファミサポ利用も出来ないでしょう。 毎日は無理でも、たまの開催でなんとかしてあげたいと思いました。(ASOBI隊設立時からの目的の一つです)


そこで、一つ一つの中身を考えて中止するか予定を継続するかを決めました。

各会への参加は、ほぼ連日、定員を上回る希望者がありました。 それだけ親御さんには求められていました。


写真に数字がありますが、開成町のコロナ感染者数は、8月は14日時点でもう先月の倍以上と判明しました。 横浜川崎などと違い田舎イメージのある神奈川県西でも、絶対数は少ないものの急増中です。

町も毎日、「不要不急の外出は控えるように」と行政無線で放送をかけています。


自治会館閉鎖と地域活動中止について、連絡した利用者と参加予定者たちからは、中止決定連絡にショックの声をあげただろうに、温かなメッセージがたくさん届いています。 

文面には、こちらの「申し訳ない、残念だ」という気持ちをご理解、また共有してくださる優しい言葉が並んでいます。 どうもありがとうございます。

はやくマスクを外してガハガハと笑い合いたいですね。

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