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アートシリーズ 大覚寺展 東京国立博物館
こんにちは。今日の美術展は、東京国立博物館て開催中の大覚寺展です。大覚寺は、京都市右京区嵯峨にある真言宗大覚寺派の総本山です。今回の展覧会は、2026年、来年に開創1150年を迎えるに先立って開かれています。その歴史は古く、約1200年前、嵯峨天皇が造営した離宮にはじまり、弘法大師空海を宗祖とする大変有名な寺院です。
今回の目玉は、狩野山楽が手がけた障壁画約100面を一挙公開していること。会場の電車空間も、一面障壁画に囲まれる構成になっており、圧巻でした。
江戸時代17世紀に製作された障壁画約100面を、京都から東京前運び、電車空間に組み立てる、考えただけで大変な作業だな、と思いました。
こんなお宝が一堂に拝見できるのも記念の年だからということですね。
ちょうど、NHKのニュースで、ウクライナの方が文化遺産を戦争からどう守るかを勉強するために、日本を訪れておられるというニュースをみたばかりだったので、貴重な美術品、工芸品を次の稲田に伝えていくことは大事ですね。
展覧会では、障壁画だけでなく、清和源氏に伝わる鬼切丸と膝丸もきれいに展示されていました。
大覚寺、毎年秋に、中秋の名月の観月会もされています。なかなか抽選あたらないのですが、今年もチャレンジしてみようかな。それではまた。