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めも1めも2

1

最初高校生の頃に行った心療内科で社会不安障害と言われた
死んじゃうとか下半身失うとか犯罪者になるとか
取り返しのつかないことにならないためにある程度の不安も必要だとは思う
でも不安は挑戦の足かせだ
高校生の頃私服を着るのが怖かった
自分を表現するのが怖かったから
髪の毛をセットする事も怖かった
眉毛をセットするのもこわかった
伸びてきた青ひげを剃るのさえ怖かった
なに意識しちゃってんのと笑われるのが怖かったから
お店に一人で入るのも怖かった
周りの目ばかりきにして怖がって
あらゆることを怖がって何もできなかった
若さというのは失敗して自分を磨くためにあるのに

2

何故普通の人々は初めての人生を卒なく立ち回れるのだ?
小学生入りたての頃何もかもが初めてでだった
給食のお皿の位置すらわからなかった
大縄跳びも僕だけできなかった
音読も笑われたし鍵盤ハーモニカも上手く吹けなかった
結局練習してどれもできるようになったけど恐ろしく遅かった
なぜ人々は当然のように簡単に初めてのことが出来るのだ?

他人にできることが自分にできない理由は色々だろう
一つは予習をしなかったことだ
普通の人々は幼稚園や両親がある程度予習をさせるのだ
多分普通そういうもんなのだ。僕の通った保育園は特に社会適応のためのカリキュラムがなかった。自ら学ぶこともできなかった。
両親はそういうのしなかった。
一つは僕自身だ
僕は話を聞けない人間だった。今は少しはましになってるけど
わーっと話されると段々何しゃべってるのかわからなくなる
あと自分がこうだ、と思った事は他人にそうじゃないと言われても耳を貸さない特性があった。例えばスイミングスクールでクロールを教えてもらっていた時水中で息を吐き、顔を上げて息を吸うの水中で息を吐き、がわからなかった。水の中は息を止めるものだ、と思い込んで水中で息を吐くという発想を受け付けなかった。
小学生にして頭が固かった
発想や考えを他人から取り込む能力に欠けていたのかも
物心ついたころから不安で不安で色々試す機会を失っていたのかも

僕は非常に出来の悪い人間だ

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