ひとりたび 〜富山編〜
冬の休暇開始と同時に、
富山県へ、一泊二日の旅に出かけました。
見たいもの
どうしても見たいものがありました。
雨晴海岸から見える、立山連峰です。
最近気づいたのですが、
わたくし、こういう雪山に心を奪われるのです。
YouTubeで観た、外国の雪山の動画。
海外旅行はハードルが(語学力とか、金銭面とか色んな意味で)高く、諦めていた中…
国内にこんな綺麗なところがあるとは…
この景色がどうしても見たいと思いました。
天気が良くなければ見えないという情報もあり…
迷いながらも、宿や列車の予約をしたのでした。
毎日執念深く天気予報を見ていたおかげ(?)か、
当日の天気は晴れ時々曇り!!!
最高の気分で出発前日の深夜、
やっと眠りについたのでした。
※旅の前日はいつも興奮して眠れません
いざ、富山へ
早朝、列車に乗り込み出発!
車窓から朝日を拝むことができました。
すみません、にわかなのですが、幸先よく
そんな朝日を見ることができました。
途中乗り換えがあったのですが
とにかく寒過ぎて缶のコーンスープと、
ペットボトルの白湯を買いました。
それまでは、ペットボトルの白湯様のことを誰が買うねんこれと思っていましたが、
そのときは過去の自分を恥じ、懺悔しながら
最後の一滴まで飲ませていただきました。
その節はありがとうございました。
到着!瑞龍寺へ
富山県に到着してすぐ、瑞龍寺に向かいました。
人生で初めて、
ソロでガイドさんについてきてもらうことに。
声をかけてくださって嬉しかった。
左右対称なつくり。木目をつかって絵画のように表現されている内部の様子。
やはりその分野を多く学ばれている方のお話をお聞きできるのは、本当に学びになります。
しかもわたくし1人でしたので、
質問もたくさんできました。
最高の体験でした。
ガイドさんと別れ、
1人で巡っていると、
一つ、気になったことが…
叱られたって、「会いにきてね」と言える
そんな心の強さを見習いたいと思いました。社会人に必要なメンタルですね
雨晴海岸!!!
ガイドさんがおっしゃっていました。
「晴れなのは、今日だけなんですよ」と。
わたくしは、あの景色を見ることができれば、
2024年、何も思い残すことはありません。
そのために、12月、師走、ディッセンバーを駆け抜けてまいりました。
氷見線に乗り、雨晴海岸へ。
この氷見線の列車の感じ。
海の横を走るレトロな列車。
車窓から、もう、立山連峰が見えるのです。
思わずため息が出ました。
ガタゴト揺られ、到着!!
道路を渡ればすぐ海岸。
わたくしは年甲斐もなく駆け出しました。
(疲れたのですぐスピードダウンはしました)
2時間強、
座ったり立ったり歩いたり振り返ったりして
念願の立山連峰と向き合いました。
前を歩くおばあさまが、
同じように歩いては振り返り写真を撮り…
それを繰り返されていました。
わたくしも同じ気持ちでした…
(後ろからついてくるやつが真似してくる…みたいになってたらすみません)
まぁとにかく、雨晴海岸、素晴らしかったです。
みなさまもぜひ。時を忘れられます。
富岩運河環水公園へ
夜。見たいものがありました。
富岩運河環水公園のイルミネーションです。
わたくしは意気揚々とホテルから出発。
わたくしは一つ忘れていたのです。
クリスマスシーズンだということを。
気づいたとき、
わたくしの四方八方は、
10代に取り囲まれておりました。(歩いてるだけ)
でも冗談じゃなく、富岩運河環水公園には、
わたくしの地元のイルミネーション地帯では
考えられないほど、10代と思しき若者がたくさんいました。10代と思しき若者しかいないほどでした。いいな、と思いました。
イルミネーション以外も眩しかったです。
わたくしは満足し、足早に立ち去りました。
ガラス美術館へ
わたくしはこちらに訪れるのも楽しみでした。
生粋のキラキラ好きなのです。
クレしんのひまわりをも凌ぐキラキラ好きです。
だんだん歩くのが疲れてきて、
メンタルも沈んできたので併設のカフェへ。
このカップも、メロンクリームソーダも、
店員さんの優しい声かけも、
すべてが心に沁みました。
ここで、旅の記録001は終わりです。
今回旅の目的は、
「綺麗なものを見る」でした。
朝日、瑞龍寺、立山連峰、ガラスの作品たち、優しい人たち。休暇明けも頑張ろう、と思えるような経験でした。心のストックが増えた感覚です。
見ていただきありがとうございました。