こんな絵の描き方！ロマン・ロランのミレーを読んで実践してみた
みつるきです。
僕はよく休日に絵を描いたり
読書をするのが好きな人です。
最近、ロマン・ロラン著書の
ミレー（岩波文庫）を読みました。
僕の中で絵を描くことに対して、
考え方がガラッと変わったので。
メモしておこうと思います。
この記事はこんな人にも書いています。
・まったく絵心がない
・でも絵が上手くなりたい
・絵が描ける人を羨ましく思う
ぜひ参考にしてみてください。
それでは話していきます。
絵が上手くなる方法は
〇〇を描く
結論「 自然 」を描くことです。
なぜなら自然界にあるものは完璧で、
そして複雑で描くのが難しいからです。
たとえば、木々や空に浮かぶ雲とか。
海だったり、花や虫とか。
そういったものは絵を描く上で
最もいい練習になります。
逆に僕なんか悪い例で。
絵を30年くらい描いていますが、
大して上手くなっていません。
その理由は、好きなマンガや絵師さんの
イラストを模写していたからです。
人が作り出したものは不完全で、
何かしらのミスがあったりして。
本当に絵が上手く描ける
ことにつながっていきません。
なので 「 自然を描く 」ことが、
ものすごく重要になります。
巨匠が語っていた！
絵が下手な人の特徴
結論「 自然以外のものを描く人 」です。
これは過去の僕もしていました。
ここまで読んで、こんなことを
言いたくなるかもしれません。
「そんなの絶対にウソだ！」
「上手くなるわけがない！」
「そんなの描きたくもない」
そのほかにもいろんな
ツッコミが聞こえてきます。
では絵の巨匠、ミレー先生に
聞いてみることにします。
彼はこんなことを言っていました。
「われわれの愛する作品とは」
「それが自然から生まれたものだけである」
「それ以外の作品はすべて」
「気どっていて、空虚なものである」
色あざやかな絵や。
女の子が可愛いとか。
ただエモいとかそう言った
自然をお手本にしていない。
絵のことだと思います。
かなり厳しい言い方ですが、
何百年経っても色あせない
絵を描いた人の言葉なので。
かなり説得力があります。
さらに、ここまで読んで納得
いかない方もいると思います。
別の巨匠の言葉も紹介します。
誰かというと、あのモナ・リザで有名な
レオナルド・ダ・ヴィンチ大先生です。
彼は手記の中でこんな
ことを言っていました。
「絵を志す君よ」
「君は自分の芸術をもって」
「自然が産み出す、あらゆる種類の形を」
「真似して、お手本にしない限り」
「立派な画家になれないと知らねばならぬ」
すぐれた巨匠たちが口を
そろえて言っているので。
絵を上手くなりたい人は、
なるべく自然以外のものを真似して
描かないほうがいいと思います。
自然を描く具体的な
３つの方法
結論、絵を通して
自然から学ぶ気持ちが大切です。
なに言ってんのって
思うかもしれませんが。
理由は小手先のテクニックなんてもんは、
絵を描く人みんながやっているからです。
僕は思います。そんなもんはくだらない。
もしくはしみったれた根性です。
でも逆を言えば、それに気づいていない人
がかなり多いとも言えます。
あなたが自然と向き合って、
苦労して描く中で、自然から得る。
それこそが最も大切なテクニックなんです。
その中でいろいろな気づきや
発見もあると思います。
また自然をよく観察する
能力が養われたり。
そういう経験こそが、あなたにとって
最も絵が上手くなる方法なんです。
だいぶ話が脱線しましたが、
僕が実際にやっている
具体的な方法を紹介します。
①コツコツと公園でスケッチする
公園でスケッチをします。
個人的に蚊に刺される体質なので、
僕は蚊がいない公園でスケッチしています。
それ以外の場所でもOKです。
必要なものは、100均のスケッチブック、
ねり消し（白いやつ）、えんぴつです。
最初は上手く描けないですが、
コツコツとやるのが大切です。
②スマホで写真を撮っておく
スケッチしたのものを
スマホで撮っておきます。
理由は、最初のうちは集中力が切れて
長時間スケッチができないからです。
なので、あとで描けるように
スマホの写真で残しておきます。
③巨匠の絵をピンタレストで
保存しておく
ピンタレストで巨匠が描いた
絵を保存しておきます。
なぜなら良い絵を観察することで、
自分の絵の欠点を発見したり、
気づきを得たりするためです。
どうしても一人で描いて
いると行き詰まります。
なので過去の巨匠の力を借りる
ことも時として大切です。
ミレー先生のおすすめは。
・レオナルド・ダ・ヴィンチ
・アルブレヒト・デューラー
・ジャン・クーザン
・ミケランジェロ
・ニコラ・プッサン
一部絵を載せておくので、
よく観察してみてください。
【ジャン・クーザン】
なるべく自然画が参考になる
作品をチョイスしました。
これまでのまとめ
これまでの話を
まとめると。
・自然を描く
・公園でスケッチをする
・良い巨匠の絵を観察する
僕もまだまだ成長途中です。
読者のみんなと一緒に成長して
いけたらなと思っています。
そして、初心者の方は
少しでも絵を描いてみて。
絵を上手く描ける
ようになってくれたら。
その成長は僕にとっても
すごくうれしいことです。
また次の記事で
お会いしましょう。
ではでは。
こんなスケッチ！僕の実際に
描いたリアルな絵
興味ある方はどうぞ。
意識して描いたのが、
彼の思想や哲学。
そしてもっと表現したことは、
彼の人格から滲みでる宇宙感です。
レオナルド・ダ・ヴィンチの
こんな言葉があります。
「心の情熱がその人物に」
「表現されていないかぎり」
「その人物画は賞賛に」
「あたいしないであろう」
「その心の情熱が上手に表現」
「すればするほどその人物画は」
「賞賛すべきである」
具体的に心の情熱をどう表現
するのかは言ってないですが。
僕なりに細部にこだわって、
表現してみました。