協力隊。1年目の過ごし方。
こんにちは。
前回お伝えした「協力隊BBQ」。
先日3年ぶりに実施することが出来ました。
久しぶりで買い忘れるものがあったりしましたが、OB、OG、現役とその家族約30人が集まり、わいわいしました。
普段あまり接することのない現役の隊員との交流では、日頃の悩みや、協力隊でやってみたいことなどを聞くことができ、楽しく有意義なひと時でした。
さて、今回は私が現役の時に気を付けていたことについて書いていきたいと思います。
その中でも協力隊1年目にどのようなことを考え、どのようなことをしたのか。そんなことを書いていこうと思います。
協力隊1年目。私の考え。
協力隊は最長で3年。
これを、「3年しか」にするのか「3年も」とするのかは自分次第です。
僕の場合は3年間で「四万十町に住む」を目標にしていました。
なので、この3年間を無駄にしないよう、3年間それぞれどのように動いていくかをざっくりと決めて協力隊活動に臨みました。
1年目に考えていたのは、「知ること」です。
地域のことや人。地域おこしのことについていろいろ知っていこうと思いました。
逆に就職や起業については1年目は何も考えませんでした。
というのは、地域のことを全く知らない状態で何かをするという事を決めてしまうと、上手くいかなかった場合取り返しのつかないことになりかねないと思ったからです。
地域の特性や地域の人、企業など色んなことを探りながら自分が進む道を探っていこうと思いました。
あくまで僕の目標は四万十町で何かをすることではなく、四万十町に住むことだったからです。
地域を知るためにやったこと
町史をよむ
地域を知るために、私がまずしたのは「町史を読むこと」でした。
私は元々歴史が好きだったのでその地域の歴史をまず知りたいと思いました。
また、協力隊当初はやることも少なく暇な時間も多かったので、役場にある町史をすみずみ読んでいました。
町史には地域の歴史はもちろんのこと、文化や風習などについても書いてありこれが後々とても役に立ちました。
祭りに行く
地域にはそれぞれ神社がありお祭りがあります。
四万十町大正地区の場合、各部落に氏神様があり、季節ごとに神祭をしています。そこに顔を出していました。
祭りといっても夏と秋の大祭以外は祝詞を唱えてみんなで軽く呑み会をするだけの小さなものです。
しかし、地域にとっては大切なもの。
その地域が大切にしているものを大切にする。
それが僕が地域を知る上で大切にしていたことです。
商工会青年部に入る
商工会というものを知っていますか?
ざっくりいうと地域の事業者さんを経営面で色々支えてくれる団体のことです。
その商工会には若い事業者さん同士が集まった商工会青年部というグループがあります。
僕はその商工会青年部に協力隊1年目の時に入りました。
事業をしているわけではないので正規メンバーではありませんでしたが、ともすれば役場の人としか繋がりがない協力隊にとって、地域で事業をしながら頑張っている若い人たちと知り合うきっかけになるいいツールです。
また、商工会青年部では地域のイベントなども積極的に行っており、そういった面でも色々と学べます。
商工会青年部だけではなく、地域によっては青年団というものがある所もあるのでそうしたところに所属するのも地域の人たちを知るにはとてもいいのではないかと思います。
次回は、逆に自分を地域に知ってもらうためにしていたことについて書いてみようと思います。
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