見出し画像

チェンソーマン第二部考察 前々回(2023/8/16)の連載 レゼは出てくるのか?1部「ジェーンは教会で眠った」の詩をもとに考えてみた

レゼ (ボム・爆弾の武器人間)は教会幹部なのか…?


巣郷によればチェンソーマン教会の幹部はウェポンズ。剣の武器人間である須郷が幹部の一員であること、ウェポン=Weapon (武器)を意味することから、一部で出てきた7人の武器人間が幹部なのか?という疑問が湧いてくる。


ちなみに、武器人間には一部の主要ストーリーに関わっていたサムライソード (カタナマン /モミアゲマン) 、クァンシ、レゼがいる。他は、須郷の剣の武器人間、槍の武器人間、火炎放射器の武器人間、鞭?の武器人間。

ジェーンは教会で眠った



"ジェーンは教会で眠った" は、1部のレゼ編で、レゼとデンジが夜の学校を探険しに行った話のタイトル。この「教会」はもしかしてチェンソーマン教会に関わりがあるのだろうか? 元ネタの小説では、平凡な生活をする妹が男性医師に恋心を抱く。一方姉はモデルとして売れっ子になっていた。妹( メリー・ジェーン) がその医師を姉に紹介した結果、医師は姉の方を好きになっていく、という話だそう。


レゼが歌っていたロシア語の詩のような文の大まかな内容は、医師が ジェーン (妹)とのデートの一日を記しているようだ。朝教会に行く。コーヒーを飲む。夜は教会で眠る。


同じ武器人間のクァンシは人類最初のデビルハンターなので、マキマ (支配の悪魔)があらわれる前から武器人間がいた可能性はある。本作では描かれていないだけで先にチェンソーマンを狙ったのがレゼの可能性もある。だが、レゼのボムは他の武器人前に比べて歴史が浅い武器。中国の宋代 (10世紀〜12世紀頃)に火薬を使った武器が考案されたらしい (https://www.y-history.net/appendix/wh0303-087.html より引用し、要約)。クァンシの弓は、後期旧石器時代 (二万年前)に人類が使い始めたらしい。クァンシは支配の悪魔より昔からいてもおかしくないが、ボムは支配という概念より後に出てきてそう。


なので、ジェーンは教会で眠ったの元ネタである小説の話の内容的には妹がレゼを、姉がマキマを暗喩してて、医師がデンジ (黒チェンソーマン)の暗喩なのかなあという感じ。レゼが黒チェンソーマンを求めるが、結局黒チェンソーマン (デンジ) はマキマだけを好きになっていく。また、「ジェーンは教会で眠った」の詩は、黒チェンソーマンがレゼと一緒に教会で夜に眠る、ということになる。


また、本作に出てきた、レゼが読んだロシア語の詩の通りだと、レゼが教会幹部にいて、デンジが新しく幹部に入ってきてレゼを抱く…となるけど…うーん、どうなのか。

個人的には、レゼが出てきてもデンジとの絡みで面白くはならなさそう。ソードマンと付き合ってたら面白いが。


おわり

いいなと思ったら応援しよう!