チェンソーマン第二部 前回の連載(2023/6/21) の考察 信者とアンチの抗争で戦争が水を得た魚に?戦争は武器人間を殺して武器化?
デンジの性格が戦争の悪魔と相性がいい?デンジがチェンソーマンになって、信者とアンチの争いが大きくなる。チェンソーマンの是非を争う論争が戦争の悪魔が力を取り戻すきっかけになるのかも。
マキマが一部でチェンソーマンを使って消そうとしていたターゲットは戦争?
各国が銃の悪魔を奪い合うことを「戦争のようなものになるだろうね」とマキマさんは言っていた。だから銃の悪魔の力をアメリカなどの大国から奪えば、"戦争のような" 銃の悪魔の争奪戦が沈静化するとマキマは考えていたのだと思う。そうすることで戦争を弱体化し、容易にチェンソーマンの力で駆逐できるから。
戦争はチェンソーマンと単に戦ったと言っていたが、さすがに目的も背景も知らず脳筋で戦ってたわけではないだろう。
つまり『チェンソーマンがなぜ戦争の悪魔を狙うのか=支配 (マキマ) が戦争を消そうとしている』ということを戦争が理解していたのでは?なので戦争は支配も一応マークしているだろう。戦争(ヨル)が支配に狙われていることを知らないほどバカではないはず…
マキマが飼っていた武器人間を殺して武器にすれば戦争は力を取り戻せるか?
今のところ連戦連敗の戦争の悪魔。信者とアンチのチェンソーマンを巡る論争ごときで力を取り戻せるのか?他に何か復活の狼煙を上げる要素が隠れているのか?
例えば、戦争の悪魔が武器人間を殺して武器にすれば戦争は力を取り戻す?一部でマキマが武器人間をストックしていたのは、戦争の弱体化のためでは?戦争に武器人間が奪われて、戦争の悪魔の力で武器人間を武器化すれば武器の悪魔に戻る。そうなると、武器の悪魔の力が強まり、武器を使う戦争の悪魔も強くなる。それをマキマは防ぎたかった?
マキマが戦争が武器の悪魔たちを探しているのを戦争の弱体化のために邪魔していて、それを戦争も知っていて奪い返そうとしていたりしないだろうか。
戦争から武器人間を奪われないように誰も気にかけていないのは戦争に好都合?
マキマが死んだ後、野放しになった武器人間は公安の誰かが追っているのだろうか…一部でマキマに謳われていた、公安による銃の悪魔討伐作戦を岸辺さんでさえ信じ込まされていたのだから、マキマが作り上げた武器人間のことも、知っている人は公安にいないのではないか?その武器人間を戦争は探しているのか、あるいは武器の悪魔と同じ武器(例えば制服強強剣、水族館槍など)を戦争がたくさん作り、武器の悪魔(剣や槍の悪魔)が強くなることを狙っているのか…
戦争の悪魔がデンジを利用する可能性
上記の戦争が武器悪魔を取り戻して力を取り戻そうとしている仮説のことを考えると、戦争がデンジを利用する事は有り得る。デンジは武器人間だとも考えれる。なぜならアサが作ったチェンソーマンバイクでチェンソーが武器として認識されることが分かったから。デンジも武器人間であるサムライソードと同じで心臓が武器の悪魔である。なのでデンジは武器人間だと考えてもいいかもしれない。
デンジをチェンソーの悪魔にすれば、武器の恐怖が強まる。そうすれば戦争が強まる。デンジは普通の生活をできないかもしれない選択をした。チェンソーマンになり、ナユタが公安に殺される可能性に戦々恐々としながら暮らすから。なのでポチタとの「デンジが普通の生活をすればデンジに心臓をあげる」という契約を破棄してチェンソーの悪魔化する条件は整っている。
戦争にとっては支配の悪魔もついでに殺せて一石二鳥
マキマ時代から戦争は支配を目の敵にしているかもしれない。戦争を消そうとするから。そんな支配を公安が狩ってくれるかも知れない。デンジがチェンソーマンになるから。そうなれば戦争にとっては願ったり叶ったり。今回のデンジが宣言通り、今後もチェンソーマンになり続ければ支配も公安からの危険に晒せるので戦争にとってメリットになる。戦争はそのことを知らないと思うが。デンジの選択があだとなって戦争の強化につながるかもしれない。
まとめ
公安は敵が4ついる。チェンソーの悪魔 &支配の悪魔(デンジのチェンソーマン化によりナユタ狩り)、戦争の悪魔、飢餓の悪魔。そして戦争の悪魔にとってチェンソーの悪魔は相性がいい。武器人間としてデンジを武器( チェンソー) に変えれば戦争の力になるから。