チェンソーマン第二部考察 デンジ なぜチェンソーの悪魔として狩られないのか?マキマは意図的に飼っていたがマキマ死後は狩られない理由はない?
街頭インタビューで結構な核心をついてるサラリーマン「アイツ悪魔でしょ」
第二部最初の12巻で、女性アナウンサーがチェンソーマンについて街の人の意見を聞いていく場面。1ページまるまるデンジがしゃべっている前のページの一人目に商社マンっぽい男性がこう言っている。
最初に読んだ時はあまり気にしていなかった。次のページで「ここで久々デンジw!!」と歓喜していて完全に頭の中でこのシーンがコメディ化していた。が、よく読むとこのサラリーマンが言ってる事は正論。
デンジがノストラダムスの大予言に利用されたらヤバいのでは?
たしかに、何で公安はおろか民間のデビルハンターはデンジを探して殺さないのか?まあ顔バレしていないからだと思うが。公安だったら本気になれば殺せそう。岸辺はそんな事しないと信じている。まあでも他にデンジの顔知ってるやつ生きてないか。いや、居た。吉田ヒロフミ。
岸辺は国が支配の悪魔に近付かないようにとナユタをデンジに預けた。でも同じような考えでいくと、デンジを生かしていても、戦争・飢餓の悪魔やノストラダムスに関わる悪魔たちがデンジを利用する危険性がある。個人的にはチェンソーマンに宿る核兵器をキガがノストラダムスに利用するのではないかと思っている。そうなるとデンジは殺しておいた方がいいのでは?
核兵器を宿しているのはデンジではない?
デンジが最初にマキマに見つかりチェンソーになり始めてから、チェンソーマンが戦争の悪魔と戦ったのではない。なのでデンジは核兵器を宿していないのかも?今更かも知れないが。今までの考察記事でもその辺りは気づいていなかった。
仮にデンジより前にチェンソーの悪魔が悪魔として存在していたとする。その時に食べた核兵器は、今はデンジの中のチェンソーの悪魔に引き継がれるのか?
二人目のチェンソーマン問題
そもそも、別々の人間の中に別個体のチェンソーの悪魔が存在するのだから、デンジがチェンソーになる前に核兵器を食べたチェンソーの悪魔は二人目の方だという可能性すらあるのでは?
吉田ヒロフミが核兵器を宿している説
吉田ヒロフミの考察記事で書いたが、個人的に二人目のチェンソーマンは吉田ではないかと思っている。今の所の暫定容疑者だけど。
簡単にその仮説の内容を書く。正義の悪魔が戦争の悪魔を強化する脅威であり、チェンソーマンが戦争の悪魔に負ける可能性がある。戦争の悪魔との戦争において。だから正義の悪魔は二人目のチェンソーマンに殺された。しかも吉田はデンジをチェンソーマンにさせないように監視している。第一部でマキマが利用した手口だがマスコット化したチェンソーマンは弱体化するから。二人目のチェンソーマンである吉田は、デンジのチェンソーマンが弱体化すると自分のチェンソーマンも弱くなるのを危惧しているのではないか。弱体化すれば戦争の悪魔に負ける。戦争の悪魔を強化する存在として正義の悪魔がいる。その正義の悪魔を吉田は潰しておきたい。以上がこの仮説の内容。
公安がデンジを殺さない理由
簡単に言えばデンジは重要人物ではないから。つまり、デンジは核兵器を宿しておらず、モテたいという私欲のためにチェンソーマンになってる少年に過ぎないという仮説。まあ、つまり岸辺の厚意で生かされているという。あるいは一番デビルハンターに向いているから岸辺はデンジをいずれ復帰させるつもりなのか?
また、実際には吉田かどうかはさておき、デンジ以外に核兵器を宿す二人目のチェンソーマンがいる。
だから、公安はデンジが間違えて核兵器を持つチェンソーマンとして狙われると面倒なことになると思っている。具体的にはナユタが支配の悪魔である事が明るみに出るかもしれない。だし、デンジじゃないチェンソーマンはキガたち悪魔に核兵器を狙われないように上手く公安がコントロールしているのにデンジが目立つと混乱をきたすというのもある。核兵器が悪魔たちの手に落ちないようにする上でデンジが邪魔。じゃあ殺せばいいじゃんってなるけど、何で殺さないかというとチェンソーの悪魔がまた輪廻転生でこの世にランダムで発生したらそれはそれで追跡が面倒だから。なので吉田ヒロフミはデンジに「キミには平穏に生活して欲しいんだよ」と言っていたのでは。