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IRONMAN 70.3 Cozumel 2024 (現地までの行き方→前日準備→当日→日本に戻るまで)

2024年9月20日(金)から2024年9月25日(水)にかけて、メキシコのコズメル島で開催されたIRONMAN 70.3 Cozumel(大会は2024年9月22日の日曜日に開催)に出場してきました。
※9月24日(月)が日本の祝日でした

日本から出場している選手は自分だけかつ、これから出場を検討されている方のために、コズメル島への行き方やレース前日と本番の準備などを紹介します。
なお、日本国内では「コスメル島」と紹介されているメディアが多いですが、現地の方に発音を確認したとこと「コズメル島」とのことだったので、note内では「コズメル」表記にします。

また、Instagramのハイライトに動画も載せていますので、お時間があればご覧ください。雰囲気が伝わると思います。
https://www.instagram.com/s/aGlnaGxpZ2h0OjE3ODY1OTc5ODQ4MjA4ODcy?story_media_id=3461435722106962980&igsh=MWJ2NDFtYXV3d2VhbQ==

2024年9月20日(金) 日本出国

羽田空港からコズメル島までは1回の乗り換えで行けました。
まずは羽田空港→ヒューストン空港(ANAを利用)でアメリカ入りし、その後ヒューストン→コズメル島(ユナイテッド航空)で行きました。

羽田空港10:25発の便で出発し、ヒューストン空港には同じ9月20の8:45に到着します。
その後、ヒューストン空港10:11発のユナイテッド航空に乗り12:33にコズメル空港に到着。
つまり、9月20日の10:25に羽田空港を出発したら、同じ日のお昼の12:33にコズメル島に到着します。

ちなみに、ヒューストン空港経由であればANAとユナイテッド航空は同じスターアライアンスパートナーですので、バイクを途中で自分で受け取ることなく現地まで運んでくれます。
これがロサンゼルス空港経由とかですと、一度アメリカに入国したあとに自分で荷物(バイク)を受け取り、再度チェックインして荷物(バイク)を預けないといけません。
アメリカは空港によって荷物受け取りのルールが異なるので注意してください。
実際に予約したスケジュールも公開します。

朝8:45のヒューストン空港は空いていて、15分くらいで入国審査を通過できました。9:10にはヒューストン空港のコズメル行きの搭乗ゲートには到着できていたので、空港内で少しだけゆっくりできます。

2024年9月20日(金) コズメル島到着

予定通り、9月20日(金)の12:33にコズメル島に到着しました。
空港に到着したら、まずは入国審査です。
入国審査では「何をしにメキシコに来たのか?仕事?観光?」「何日間滞在するのか?」「帰りの飛行機は予約しているのか?」など聞かれます。
入国審査を通過したら、すぐ目の前に荷物受け取りの機械があります。
バイクは端っこの扉から出てきますが、出てくるまで20分くらい時間がかかりました。

その後、再度X線検査を通過したら無事に空港の外に出られます。

ここで要注意!空港の外にはタクシーは停まっていません。レンタカーのカウンターか、街中への乗合シャトルの受付ブースのみがあります。
最初はどうしていいか分からずタクシーを探していましたが全くいない(そもそもタクシー乗り場が無い)ので、乗合シャトルの人に「How much?」と聞いてみました。
ぼったくりされる感じもなく、ちゃんと料金表を見せられて「自転車もあるなら街中まで20ドル(USドル)」と言われました。
乗りたい旨を伝えると、通過してきた乗合シャトルのカウンターまで連れて行かれお金を払います。支払ったレシートをもらい再度乗り場に行くと宿泊ホテルを聞かれて車(何人も乗れる大きめのバン)まで案内されます。

5分くらい待機して車の中が人で埋まると出発します。
支払いレシートの控えに宿泊ホテルをメモしてくれているので、順番にホテルまで送ってくれました。
だいたい14時くらいにホテルに到着でき無事にチェックイン。
自分が宿泊したホテルはCasa Mexicana Cozumelという、ホテルの1階にセブンイレブンが入っていて、チェックイン会場にもまぁまぁ近く(スイム会場からは離れています)、周辺にも飲食店が多く、コインランドリーにも徒歩10分くらいの便利な場所にあるホテルでした。

この日はホテルで荷物の整理などを行い、少し街中を散策し、夜ご飯を食べて就寝しました。

2024年9月21日(土) 選手Check-In+Run Gear預託+バイクCheck-In
※やること多いです

選手チェックインの場所は「Centro de Convenciones Cozumel」

選手チェックインですが、事前申請でチェックイン時間を選場なければなりません(参加申込後、数ヶ月経過してからメールが届きます)。
チェックインできるのは9月20日(金)と9月21日(土)のみ。スイムキャップ、アンクルバンド、Run GearやBike Gearや当日の着替えなどを入れる袋、参加賞のバックなどが配られます。

金曜日にはコズメル島に到着していたので金曜日中に選手チェックインをしようと思えばできたのですが、疲れているだろうと思い土曜日にしました。
自分はGroup5を選択したので、選手チェックインができるのは9月21日(土)の11:30〜14:30まで。
Run Gearを預ける時間は同じ9月21日(土)の12:00〜15:00までなので、選手チェックイン開始時間の11:30にコンベンションセンター(Centro de Convenciones)に行きました。
コンベンションセンター(Centro de Convenciones)入ってすぐの場所に参加同意書があるので、自分の名前や生年月日、レースナンバーなどを記入します。
※スペイン語版と英語版があるので注意してください

同意書を持ってチェックインブースに行き、受付→必要な物を受け取って完了です。
オフィシャルショップも同じコンベンションセンター(Centro de Convenciones)の中にあるので、このタイミングでお土産などを購入しました。

事前申請したグループごとに、Check-Inの時間やRun Gearの預託、バイクCheck-Inの時間が異なります。

選手チェックインをしたら、一度ホテルに戻ります

選手チェックインをしてRun Gearの袋を受け取れたので、一度ホテルに戻りランシューズなどを袋に入れます。
準備ができたらRun Gearを預けにまた外出です。

Run Gearの預託は「Mega Super Center」の駐車場

選手チェックインのためにホテルからコンベンションセンター(Centro de Convenciones)まで歩いて行きましたが、その途中に「Mega Super Center」はあります。普通の大型スーパーなのですが、この1階の駐車場(大通りに面していない、建物の下の暗い駐車場)がRun Gearを預ける場所、つまりT2です。
こんな場所がT2なの?と思いますが、ここがT2です。
自分のゼッケン番号が書いている場所にRun Gearを預けて完了。

Run Gearの預託が終わったら、再度ホテルに戻ります

ここまで終えて、大体12:30〜13:00くらいだと思います。ランチを食べて休憩するのも良いですが、15:00-16:30はバイクチェックイン(私が選んだGroup5はこの時間でチェックインする必要がある)がありますので要注意。

Bike Check-inの場所は「Chankanaab Park Parking」

私はレンタカーを借りなかったので、「Chankanaab Park Parking」まではBikeに乗って自走しました。8kmなかったと思います。
Bikeの試走も兼ねて向かいます。
当たり前ですがヘルメットのチェックもありますので、必ずヘルメットをかぶって行きましょう。
Bikeに必要なものは当日持っていくので、Bike本体とヘルメットさえあれば大丈夫です。

帰りはどうやって帰れば良いのか?と心配でしたが安心してください。
バイクチェックイン会場である「Chankanaab Park Parking」の外にタクシーがたくさん停まっています。そしてIRONMANレースに協力してくれているので200メキシコペソでホテルまで乗せてくれます。

これで「選手チェックイン」「Run Gearの預託」「Bike Check-in」が終わりました。16時くらいにはホテルに戻って来れます。

Pinが立っている場所が宿泊したホテル「Casa Mexicana」
左下の◯で囲んでいるのがT2のスーパー
一番左下の◯で囲んでいるのが選手チェックインのコンベンションセンター
■で囲っている緑の部分がゴールです。
全て徒歩圏内です。
バイクCheck-InのT1会場は左下の◯で囲っている場所です。
ホテルから8kmくらい距離があります。
バイク預託の後に走って帰ってもこれますが、前日だからか海外の人もタクシーで帰ってきていました。

2024年9月22日(日) レース当日

レース当日の朝食ですが、ホテルはレース出場者のために朝早くにレストランをオープンしてくれることは無いです。ですので、前日に朝ごはんを買っておくことを強くおすすめします。

当日の朝の現地までの行き方ですが、IRONMANレースの公式ホテルであれば会場まで無料バスがあります。私が宿泊したCasa Mexicana Cozumelは公式ホテルではありませんので、どうやって行くかは不安でした。
でもご安心ください。当日の朝はホテルの前にたくさんのタクシーが待機していました。
ただ、私が客引きされたタクシーに乗ろうとすると、すでに助手席に別の人が乗っていました。
料金を聞くと、これまた「200メキシコペソ」とのこと。おそらく、市街地から会場までは定額200メキシコペソなんだと思います。

タクシーで現場に向かいますが、昨日T1から帰ってきた道ど全く違う道を走っていきます。少しだけ不安になりましたが、どうやら規制がかかっている模様。少し遠回りしますが15分ほどで会場に到着しました。
自分は5時にホテルの部屋を出て、5:20には会場に着いていました。
スイム開始が6:40なので時間的にはかなり余裕があります。

2024年9月22日(日) バイク準備完了→スイム開始

公式スケジュールでは6:40にはスイム開始となっていますが、実際に自分が泳ぎ始めたのは7:35くらいです。
理由はTOP画像にもある、この桟橋?みたいなのに並ぶためです。
ここから飛び込んで3人ずつのスタートなので、そりゃ時間がかかります。
バイクがあるT1からスイムスタートまで300mくらいあります。

桟橋まで到着すればあとはスムーズに進みます。スイムスタートの横はイルカを飼育している場所なので、イルカを間近で見ることができました。

レース全体の感想は書きませんが、ここまでがレース当日の流れです。

2024年9月23日(月) レース翌日

この日の午前中はコインランドリーで洗濯をしました。
コインランドリーは16時までの営業なのでレース当日は行けず。営業開始が8時からなので、12時のチェックアウト前に洗濯が可能でした。

洗濯も終わり、チェックアウトの準備をし、自転車と共に空港まで向かいます。大型のタクシーがつかまらない場合も想定して、事前にシャトルバスを予約しておきました。
https://www.flexshuttlecab.com/en/shuttle-cozumel/

空港に着いて自転車を預けます。
ユナイテッド航空での自転車積み込みは23kgまで(現地の単位ですと50lb)なので、重さ制限オーバーに気をつけてください。

その後、14:05コズメル空港発の便に乗り、16:33にヒューストン空港に到着。
ここでアメリカに入国し、荷物(自転車)を受け取ります。
ただ、翌日の11:35まで便がないので、ヒューストンで1泊するしかないのです。
ヒューストン市内に行くにはバスに乗らなければならないのでそれは避けたい。ですので、空港の中にあるマリオットホテルに宿泊しました。
ヒューストン・エアポート・マリオット・アット・ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル
ヒューストン空港のターミナルDに到着したので、そこから空港間接続のトラム(空港の地下をぐるぐる回っている3両編成の小さい電車)に乗り、ホテルステーションで下車します。乗っている時間は3分くらいです。

私はここで1泊し、現地時間の19時(日本時間ですと翌日火曜日の9時)から仕事をしました。

2024年9月24日(火) レース翌々日

深夜の仕事を終え、3時間ほど仮眠をし、チェックアウトです。
来たのと同じく、トラムに乗ってターミナルDに向かいます。
9月24日の11:35の便に乗ると、日本には翌日9月25日(水)の15:25に到着します。
私は平日の火曜日は仕事をし、飛行機に乗っている間の水曜日は休みを取りました。

これで無事に日本に帰ってきました。
9月は3連休や飛び石連休があるので、うまく休みを組みわせてIRONMAN 70.3 Cozumelに行くのもオススメです!

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