聴けなくなっていた曲
前回の投稿から3週間も空いてしまいました、社会人になると時間の流れは早いですね。
最近、noteを書くことは
「人に読んでもらう。」
ということよりも、
「今の自分の思考を書きとめ、整理する。」
という点で自分にとって必要なことだと気づき始めました。学級通信も今年は出していないし。
昔は、個人ブログなどを書いている人に対して
「誰がお前に興味あんねん。」
とか思ってしまっていましたが、その人にとっては大切なことだと、26歳で分かりました。謝りたい気分です。すみません。
そんな昔の自分を反省しつつ、僕はnoteを書き続けようとおもいます。
さて、
仕事が夏休み期間に入り、久々に落ち着いて音楽を聴いていると、
「そういえば、自分が協力隊を受験するか否か迷っている時期に聴けなかった曲があったな~。」
ということを思い出しました。今回はその曲のことを書きとめておこうと思います。
(これこそ「誰が興味あんねん。」ですね。)
① 会心の一撃(RADWINPS)
この曲は勝手に自分の人生のテーマソングだと思っています(笑)
ドラクエが好きだったこともあり中学生くらいの時、リピートしまくっていました。勉強もスポーツも何もかもパッとしなかった自分に響いたことを覚えています。
だからこそ子どもの頃からなりたかった教員になり、その中でがんばりきれていない、協力隊を受験するかさえ悩んでいる時期の自分は、最後までこの曲を聞くことができなくなっていました。
(個人的にはこの時期のRADの曲が大好きです。)
②拝啓、少年よ(Hump Back)
この曲は出だしからキツかったです。笑
頭の「夢はもう見ないのかい?」
のところで、一番悩んでた時期は、
「うるさい!!!人の気も知らずに!!!」
と思って曲をスキップしていました。
自分が教育実習に行っている時にリリースされた曲で、教育実習中は毎日聴いて、励ましてもらうほど、とても大好きな曲でした。だからこそ、聴くことができなかった時期は二倍増しで辛かったように思います。
(今年に入ってから3回くらいHumpのライブに行きました。大好きなバンドです。メンバーの一人が妊娠されて、しばらくライブは無いみたいですが、戻ってきてくれるのを楽しみに待っています。)
③彗星(sumika)
この曲も歌詞を見れば言うまでもなくです。
この曲を聴いていると、
「子どもの頃からの夢を叶えたのに…」
「大人になった自分はやりたいことから目を背けている…」
という内なる声に押しつぶされそうになり、最後まで聴けませんでした。
(「何でこんな自分が、sumikaみたいなキラキラしたバンドが好きなんだろう?」と不思議に思っていましたが、片岡さんのエッセイを読んだ時、納得しました。特に「sumika」というバンド名の由来の話がなるほどと思いました。もう10年くらい好きなバンドです。ちなみに黒田さんがなくなったことは自分の中で消化できていません。)
④きみがその気なら(チャットモンチー)
この曲を聴くのが、
いっっっっっちばんキツかったです。
感情を逆なでされる感覚がありました。
特にサビの
「君がその気~な~ら~」
のところなんて
「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
って感じでした。
「君がその気なら」のあとに言葉が続いていないのが、聴いている自分の想像を掻き立てて、より
「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
ってなりました。(笑)
とにかく、この曲は悩んでいる時期に自分の中で完璧に封印していました。(プレイリストから思わず消すぐらい…)それぐらい聴くのが辛かったです。
(チャットモンチーは大学生前後でハマったのですが、自分が20歳くらいの時に解散したので、結局生で聞けずじまいでした。こなそんフェス行きたかったなぁ…。)
自分は周りの人とあまり音楽の話はしたことがないのですが、案外書けるものですね…。
多分、匂いとかも似たようなところがあると思うんですが、音楽って聴いていると、当時の感情がブワって湧き上がるときがありますよね。
今回このような書き方をしましたが、4バンドとも今も大好きなバンドです。悩みがある時期はまともに聴けなかったですが、反対に協力隊の受験期間中は背中を押してもらいましたし、これからも押し続けてもらうと思います。
聴いている人の感情を、ここまで揺り動かせるのってとてつもなくすごいことですよね。
音楽のことでまた何か思い出したら書きます。