宅建試験の勉強をこれからはじめる方へ


私は今年、2023年に宅建試験を初受験しました。
少しでもその経験を
頂いた質問をもとに皆様に少しでも有意義な情報になれれば幸いです。

Q 勉強の進め方について、一点アドバイスをいただきたいのですが、①と②のどちらの進め方がベストなのでしょうか?

①宅建業法→法令上の制限→民法の順番
・最初は簡単なものから入り、自信をつける。

②民法→宅建業法→法令上の制限の順番
・民法ではじめ苦しむと思いますが、苦しいものから先にやる。

A. 結論から申し上げますと今の時期なら私なら②を選びます。

②民法→宅建業法→法令上の制限

民法はとにかく時間がかかり本試験のコスパも悪いです。
民法を捨てて受験される方もいるみたいです。
ですが今からなら民法をそれなりに時間かけられるからです。

ただたしかに意見が分かれるのもよくわかります。

①宅建業法→法令上の制限→民法の順番

①で民法以外を極めるとおそらく35前後にのっかります。
時間ない人はこっちをすかさず選ぶべきです。
ちなみに今年、2023年の合格点は36点でした。(2022年も36点)

①は宅建試験の民法が民法を他の資格(司法書士、行政書士、公務員、司法書士、マンション管理士?)とかで経験していないと時間もかかるしなかなか得点に結びつきづらいからです。
上記の経験なくても中には10点前後の方もいるでしょう。

もう一つは宅建業法、法令上の制限はいまの時期やっても直前に抜けてしまうリスクがあります。
たまに資格学校はまだ今年の試験に間に合うとか、棚田行政書士は①を推奨する動画がよくありますが①のパターンでいくなら春先、夏前から始めて民法をコスパ重視で狙っていくパターンが多いのかなと思いました。
でも民法を最後にやると間に合わないリスクが高くなります。

おそらく多くの方が
業法、法令、免除は夏前で十分間に合います。

今からなら民法で特に権利関係の民法以外(借地借家法、区分所有法、不動産登記法)に重点を置きながら民法をやる

ちなみに資格学校の講師と資格学校の宅建コースではやはり最初は権利関係からじっくりやることを推奨してはおります。

例外で法令の都市計画法と建築基準法だけは早めにやっておいた方が良いです。
結構時間かかります。

また業法の35条書面、37条書面もなかなかですがこっちは全てを一通り学習してからじゃないと入りずらいかも知れません。

つづく

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