サラリーマン卒業の日記その⑨
送別会であまりにもむしゃくしゃした為、次の日は同僚に愚痴を付き合ってもらった。自分の送別会でむしゃくしゃするなんて、行かない方が良かったとまで思ってしまった。嫌な思いをしたのは1部(1名)のせいなんだけどな。
送別会で嫌な思いをした原因は支社長である。隣の席に座ってしまったせいで、仕方なく会話をせざる得なかったが、送別会で言うべきではない心無い言葉を沢山浴びせられた。簡単にまとめると、
・ひろがいたこの3年間半はとても緩かった。ひろの為にはならなかったと思う。他のエリアでもっと厳しい経験をしてほしかった。だからこの先もっと苦労するぞ。
・営業で数字を取れなくても、そこまで積めないなんて緩いようちは。もっと厳しい時代もあった。
自分で私を育てておいて、自分で経営してる会社に対して、そんなことしか言えないのか。そんなら早く潰れてしまえこの会社。と思った。
私の3年半を否定する言葉でもあった。まぁ、元々デリカシーのないおじさんだってことは重々承知していたが、最後の最後にまた呆れてしまった。去り際に人間性が出ると聞くがまさにそうだった。
支社長は元々私には優しい言葉をかけてくれる人だった。(根はデリカシーのないおじさんだってことは知っていたが)でも、私が退職を告げてからは心無いことしか言わなかったのである。
・退職を告げるとモチベーションは下がるが、腐ったみかんになるなよ(20回以上言われた。ギリギリまで引継ぎ作業で忙しく腐る暇なんてなかった。)
・なぜ寿退社じゃないのか。自分の子どもに絵を教える道もなかったのか。(完全にセクハラ)
・次の仕事は人と人のコミニケーションが大変だからな。気をつけろよ。(お前に言われたくない)
私が退職を告げる前から支社長はよく「うちの会社は退職した後は、気軽に遊びに来てほしい。そんな会社であってほしい」と言っていた。
だから私は二度とこの会社には顔を出さないと誓った。
送別会の次の日、これらの愚痴を同僚に言っていたのだが、実は同僚はそれ以上に酷い言葉を浴びされていた。
それは次の回で書いてみようと思う。
おわり