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進撃の就活WEEK day1


はじめに

 ネットサーフィンをしている時にfacebookでたまたま、「アメリカ」「スタートアップ」「ベンチャー」といった自分には縁のない言葉がずらりと並んでいるイベントの告知を見つけた。知らないものに好奇心がくすぐられるという私の性格上、いつものように「面白そう」と言い、よく考えずイベントに参加した。

するとなんだ、
「自分・起業理念」「ビジネスモデル」
って訳のわからん単語で溢れている!!

5日間でビジネスモデルを構築だと?
果たして私は起業するのか?
てかそもそも起業ってなに?

そこで私は気づいてしまった、「自分は来てはいけない世界に来てしまった」と。

今まで陽気に高校生をやってきた私。
こういう世界には一切無縁だった自分。

まあ、
「起業」という言葉自体はかっこいいし、興味はある。しかし、そんなの「夢のまた夢」いや、そもそも夢見ることすらできない世界だと思い、考えてもいなかった。

しかしなんと今回、そんな憧れで夢みたいな世界に足を踏み込めるだと!?うおおおおおおおせっかくの機会なんだからやるっきゃないだろ!
参加したからには一番目指すし、何でも食らいついてやる。よし、5日間頑張ろう。

といった感じで進撃のweekに参加することになった。
(ビジネスの世界なんて右も左もわからない、そんなふつつか者ですがどうぞよろしくお願いします)

自己理念について

<自己理念って?>

何があっても揺るがない自分でいるために必要。


<理念・軸の見つけ方>

できることを増やす→やりたいことが増える→やるべきことが増えていく

まずは、できることを見つけないと理念なんて見つからない! 
→だからそのために自分の過去を振り返ってできることを探す

<自己理念って何で必要?>

みんなで同じ山を登るため!!
企業理念を作り市場から選ばれる存在になるため!!

理念設計、軸を作ろう

 part①自分を振り返る 

あんまり上手くまとめられないし文章は支離滅裂だし、まあどうにか最後まで書いてみよう。(ありえないほど長くなってしまいました)

◯小学生
・長縄や長距離走
→辛くはあったけれどもやることが当たり前だと思っていた。いい意味で従順であった。
・自主学習
→自分の宿題は自分で決めるという、小学生にしてはかなり自由度の高い宿題ではあったと思う。
・中学受験
→これもするのが当たり前だと思ってた

→普通の公立の小学校であるはずなのに、普通ではなかった小学校。私はここで育ったからこそ、自ら考えることができるようになった。そして、この「考える」という力は、数年間封印されていたが、あることをきっかけにいきなり取り戻すこととなる。


◯中学生
中学生の頃は至って普通。当時、ソフトテニス部に所属していたのだけれども、どうにか試合で勝ちたくて一生懸命に練習していた。この時はもちろん勉強は嫌いで、どうにか赤点を取らないようにとテストの前日は血眼になりながら勉強していた。まだこの時は今のような性格ではなく、先生に言われたことをそっくりそのまま真似る、いわゆる従順な生徒であった。

あ、あと、授業中に紙飛行機飛ばすくらいのかなりの問題児だったと思う。

◯高校1年生
・初めて高得点を取った
→勉強をとても頑張り、テストで自分史上最高得点を叩き出した。周りの人は私のことを称賛し、褒め称えてくれた。しかし、その時の私は全く嬉しくなかった。ただ高得点を取ったでけで、私は何も変わらないし、何かこの点数が誰かを救ったり役に立ったりするわけでもない。結局、その時必死に覚えた公式や単語はテストが終わった時点で頭の中で抹殺されていたし、テストのために高得点をとるってことが無意味に感じた。
→今思うと、「なぜ学ぶのか」ってことを考えるきっかけになった出来事であろう。

・留学プログラム応募
→AIG外交官プログラムというのに応募した。理由なんて特になくて、ただ海外へ行きたかったからだ。その応募書類には「この機会をどう将来に活かしたいか」「参加して何を達成したいのか」「自分の強みは何か」といったことが書かれていた。海外に行きたいって気持ちにもちろん理由なんてないし、「ただ楽しそう!」「行ったら自分を変えられる」と安易考えていた。まあ、そんなことだから、とりあえずふさわしい応募理由を考えた。人生で初めて自己分析なんてしたし、グローバル人材について書かれた本だって読んだ。結局、いい理由なんて書けなくて、ちょうどその時ハマっていたコウノトリという医療ドラマに影響を受けて、「国際的な助産師になるために参加します!」なんて嘘を書いた。その時初めて、今までいかに目的なく適当に生きていたのか自覚する。

・高校1年生の学校生活
→けれども、高校1年生の学校生活はとても充実していた。毎日のように友人と騒いで歌って喋って、時には宿題や先生から逃げて、そんな他愛のない時間が私にはとっても大切だった。
→この体験は、後に私が今の性格になるきっかけにもなる。当時の私は、毎日が充実していて常に笑っていた。

「こんな生活が一生続いてくれればいいのに。そして私だけではなく世界中の人がこんな気持ちでいてくれればいいのに。けどどうして今の世界はそうじゃないの?どうすればそんな世界を作れるの?そっか、世界にある貧困や地球温暖化といった社会問題を解決すればいいのか!けど、それってどうすれば解決できるの?私なんてスーパーマンやドラえもんじゃないし。そっか、解決できる人をたくさん作ればいいのか!!人を作る、育むってなんだ??それは教育だ!!!!けど待てよ、今の教育でそんな人を育んでいるか?いやそうじゃない。毎日ひたすら言われたことをやって、テストのために勉強して、なんかこれでは社会の歯車みたいな人しか生まれないじゃん。今の教育っておかしくない???よし、日本の教育をどうにかしよう!」

てな感じに、(なんて単純な考えなのだろうか)教育の世界に足を踏み込むようになった。そして教育にかかわらず、世の中にあるものに対して「果たして本当に正しいのか?」って考えるきっかけにもなった。

・見知らぬおばあちゃんの荷物を持ってあげた話
→私が道を歩いていたら、両手いっぱいに荷物を持ったおばあちゃんがいた。私はそのおばあちゃんの荷物を持ち、家まで持ってあげた。その時はそれで別れたのだが、3年後ふとした瞬間に再開した。そのおばあちゃんは私を見つけるやいなや、「ずっとあなたに会いたかったの。会えて嬉しいわ、本当にあの時はありがとうね、これその時のお礼よ」とかわいい折り紙をくれた。おばあちゃん曰く、私にいつか会う日のために、お礼の折り紙をずっともってくださっていたのだ。この私にこんなにも感謝してくれて、ずっと会える日を待ち望んでいたのかと思うと本当に嬉しかった。
 たわいのない話かもしれないが、人には本当は優しさがあると確信した。けど今の世界において、そんなことを語ると理想論だよ、そんな世の中甘くないよと言われる。確かにそうかもしれない。でも世界を一度に変えられなくても、私がそう言う人になれば、私の周り、周りの人の周り、とどんどん幸せの連鎖が起こると思う。だから私はそんな世界を信じて、連鎖をつなぐ一人でいたい。

◯高校2年生
・ロボットのように思えてしまった学校
→今まで当たり前だと思ってた学校や友達や先生がロボットに見えてしまった。学校という箱に毎日行って、言われたことをやってって。世界はもっと自由でいろんなもので溢れているのに何でこんなことしているんだろう。って思い、そう思って親にも先生にも言わず学校をサボった。

・君たちはどう生きるかを読んで
→学ぶ意義を見つけた。以下のは過去の私が読んだ直後に書いた感想。

人は好奇心を元にして得た知識をどんどん後世に伝えて、後世の人がそれを吸収して、努力して努力して、もっと進歩して、いまがあるのかなって思った、だからこそ今人間は人類はそうした過去の人達が残してくれたものを吸収して行ってそれを新たな進歩へつなげていかなきゃ行けないのに、貧困って言うその人にはどうしようもできない、生まれ持ったもののせいでそうしたことを学べないって現状は悲しいし、本来の人間で入れないし、貧困ってだけで不幸になってしまうなんていうのも悲しい、何でこうやって人は進歩してきたのにこんなに今高度な技術を持っているのにこうしたことが起きるんだろう。逆に言うと、なんか自分って本当に幸せというかありがたいんだなって思う、生まれ持って自分の思うがままにできて学ぶことだってできるし、だからこそ、そんな環境を無駄にしちゃいけないなって感じた、うちらのような恵まれた環境にいる人に必要なのはこうした知識を得て、学んで、そうゆう現状を少しでも変えれる様にしていくことだと思う

・トビタテ留学ジャパン応募
・世界一周コンテスト参加
→トビタテ留学ジャパンではフィンランドに、世界一周コンテストは教育が有名な国に行こうとしていた。どちらともワクワクしながら生きる人を増やすことを目的に、そうした人は教育の中でどのように育まれるのか学びたくて参加を決定した。私は教育問題を改善し、最終的にワクワクしながら生きる人を作ろうとした。それは、多くの人が幸せだと感じられない要因は、今の教育がとても受動的で、言われるがままに生きる人を作ってしまっているからだと考えた。自分の好きなことを持っている人は、自分の軸を持ち、主体的に行動する。すると自然に幸せだと感じることができる。
→結局、トビタテは応募の許可がもらえなかったから書類作成に終わり、世界一周コンテストも落ちた。しかし、自分の思考をより高度なものへと進化させ、言語化するきっかけにもなったからとてもいい機会であった。

◯高校3年生
・受験生になる
→当時の私は教育問題から離れ、リベラルアーツの大学に進学したいと思っていた。今まで日本の教育のあり方に違和感を抱き、変えるために教育の道へ進もうと思っていた。しかし、時が過ぎ、ふと我を顧みると「教育」が自分のやりたいことなのか分からなくなってしまった。というのも、私が「教育」の道に進もうとしたのも、人生の2/3を学校で過ごし、自分にとって最も身近な存在であったからではないか。自ら教育の道を選択してきたのではなく、環境がそうさせたのではないかと。ゆえに一度立ち止まって他の選択肢を見てみらことにした。けれども、今まで教育の方面に一直線に進んできたものだから、教育以外の道を考えると何も分からない。加えて、今までテストで赤点を取らないような勉強(テスト前日に一夜漬け)をしてきたため、習ったことはほとんど忘れてしまっている。将来の夢も自分の命綱となるような教養も何もない、そんな私が玉石混交とした世の中で生きていくと考えると怖くてたまらない。だから「生きてく上で自分を頼れる、そんな自分の糧となるような真の学びがしたい」と思い、リベラルアーツを学べるところに進みたいと考えた。
→結局、受験には落ちた。けれども、受験期間での勉強はとても楽しく充実し、自分の視野も広がった。

◯卒業後の進路
→結局、紆余曲折あってマレーシアの大学に進学することになった。主な理由は3つある。1つ目は、とりあえず独り立ちしたかった。今まで両親に頼りっきりの私だったから、1人では何もできない。強い自分になりたかった。2つ目は、日本の大学に行くと大体の未来が見え、つまらなかった。サークルに入り、バイトや課題に追われ、気づいたら就活してっていう感じ。っていう想像のできる未来よりは、全く予想のつかないことをしてみたかった。そして3つ目は、日本を客観的にみてみたかった。受験を通して、日本の未来について先生の話や自分で考えるにつれて、意外と危険な状況にあるのではないかと思うようになった。しかし日本にいるうちは、実態なんてわからない。客観的にみて、日本がどういう国なのか考えたい。

◯今後の目標
→今思えば、教育から始まりこんな進路になるとは思ってもみなかった。マレーシアでは何か専門性が欲しくて、ビジネスを学ぶが、いつかリベラルアーツのような普遍的な学問はしようと思う。そして、何十年か生きて紆余曲折し、人間として成長したら教育という世界に戻ってこようと思う。やっぱり、自分の原点は教育であるし、教育は一番未来のある分野である。そして教育に関して真摯に向き合い、考え、だからこそ多くの問題点を発見することができた。今は発見した問題に対しての答えなんてわからないし、そもそも教えられる立場にいない。だから、これはは人生の最終的な目標にしようと思う。

 part②方向性の把握 ワードを選ぶ

・愛
おばあちゃんの荷物を持ってあげたことで確信したけど、人って本来、普遍的な愛を持っていると思う。けれども、地位や権力、時間やお金、他人からの目線という外面的な価値に囚われてしまって愛が失われていると思う。

・優しさ
これは私の学ぶ理由の一つ。優しい人すなわち、思いやりのある人ってのは相手の立場に立って考えられる人のこと。相手の立場に立てるということは、想像力があるってこと。想像力があるってのは相手の背景がわかる。ってことは学んでいる人のこと。

・本質
情報が溢れ玉石混合としている世界で生きることが怖い。だから物事の真価が見極められる人になりたくて学ぼうと思った。

・ルール 
世の中で良いとされているものは決して、いいものとは限らない。一時的に、良しとされているだけかも。これと同じで、ルールも使う人や時代によって変えていくべきだ。だからこそ、見極めるためには「これは本当に正しいのか?」と考え続けること。

・未知
これは私の性格がそう。わからないってとても楽しいし、わからないことがわかるともっと楽しいし、それが人に伝わるともっともっと楽しい。未知なものには好奇心を剥き出しにしてしまう。

 part③理念設計 文章にまとめる


世の中に既にあるルールや価値観に従うのは嫌だ。これらは大抵、物事の本質から外れている場合が多い。こうしたものは人が愛や優しさを持ち、互いに尊重し合うことを妨げる。というのも、既存の価値観やルールは人を苦しめ、自分たらしめなくさせる。だからこそ私はそんな世界で行きたくないし、そういう世界にしないためにも考え続けたい。

  

感想

自分の過去を振り返る行為は、一見簡単そうに見えるが実はとても難しい。自分のことなのに、よくわからなかったり、言語化できなかったり。けども、この機会に行えてよかった。しかし、自分の理念は何となくわかったが、これが会社の理念へとつながるのだろうか。まだ自分は何もないし、真っ白だし。けれどもこの真っ白だからこそ、これから彩ることができると自分を肯定しようと思う。

最後に

明日からも頑張ろう。

#huntercity #戸村光 #進撃の就活 



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