e-Sports大会の運営ってどうやるの?オンライン大会編
eSports大会はリアルスポーツに比べて大会が非常にやりやすいです。
一般人でも開けます。
1 使いたいゲームを決める
一番夢が広がる時間ですが、競技数を増やしすぎると必要なものが増えすぎます。初心者は一番なじみあるゲームでやりましょう。観戦機能があるゲームの方がよいです。おすすめはリアルスポーツ系。ルールがすぐ伝わるのでみんな見やすい。
2 競技タイムテーブルの作成
仮の日程表を作って「暫定タイムテーブル」としてSNSで公開します。
暫定タイムテーブルだと予定が合わない参加者がいたら、タイムテーブルを作り直してもう1度公開します。「暫定タイムテーブル」に異議がつかなくなったら、「全員合意」とみなして、「確定タイムテーブル」にします。
3 競技注意事項を作る
大会において守ってほしいことをまとめて公開します。
これだけ入れれば何とかなります。
① チェックイン(後述)/集合時間に遅刻した場合、やむを得ない場合を除き大会を棄権したものとみなし、参加を認めない。特別の事情がある場合も指定の時間までに申し出ること。
② ゲームのルール・操作方法・トーナメントアプリの使用方法は熟知しておくこと。
③ 運営役員の指示を必ず守ること。
④ 良識ある行動をすること。
特に、「チェックイン/集合時間に遅刻=棄権≒事実上の失格」はしっかりと盛り込んでおきましょう。大会の進行が大きく遅れることにつながります。
4 トーナメントのWebページを作る
「Tonamel」や「GameTector」上で、1大会1競技につき1つずつ作ります。基本的にWebページの指示に従って作ればミスはしません。
「チェックイン」機能は点呼のことです。競技注意事項に書いた集合時刻の通りに設定します。
Tonamelでは認定大会機能等があるので、使えるようなら申請します。
(主は身内大会ばかりなので1度も使えてない)
Webページができたら必ず公開して、SNSで募集をかけます。
5 信頼できる身内を「招待選手」として優遇して出場させる
1人で宣伝してもできることはわずかです。信頼できる身内がいれば、交渉して特典付きで出場させます。これが「招待」です。
(テレビで放送されるようなマラソンの大会で、明らかに他の人と違う番号をつけている選手がいると思います。その人たちは主催者からギャラを受け取って走っているのです。それと考え方は同じです。)
特典として無難なのは無条件シードです。一応、招待選手として出る選手は事前に「招待選手」と明記しておきましょう。何も言わずに招待出場させて、さらに競技場の特典を付けると不正だと言われて困ると思います。
6 チェックイン
これは選手が勝手にやるのですが、初めて参加する人はその手続きを知らないことがあります。なのでSNSでも「チェックインしてください」と呼びかけます。チェックインしていない選手はトーナメントアプリが勝手に大会から除外してくれます。
7 トーナメント表作成
チェックインが完了するとトーナメント表を作成できるようになります。
トーナメントアプリを使った場合は、トーナメントアプリが勝手に抽選してくれることもあります。ですが、大会を興行として捉えたとき、強い選手は順当に行けば決勝までたどり着くようにした方がいいです。なので選手をランキング付けして、強い選手をとにかくばらします。「死の組」が発生するのは極力避けます。
8 試合
原則選手が勝手にやってくれますし、各対戦が終わったらこれまた選手が勝手に結果申請をします。主催者は試合結果に不備や抗議がないことを確認して結果を確定させます。あとは決勝までこれの繰り返しです。
9 結果発表
SNSで4位くらいまで一覧にして投稿します。
結論:運営は簡単
大会を開くのに必要なのは勇気だけです。スマホゲームの大会なら今すぐにでも開けるので皆さんぜひ開いてみてください。Xのフォロワー大会くらいなら1週間程度あれば何とか開けます。