東京スポーツ杯2歳S(G2)
後々活躍する馬が選出される文字通り登竜門といわれるこのレース。
過去10年ではこのレースを勝利した馬のうち6頭が後にG1を制覇しており、近走は3年連続でG1馬となっていて非常に将来性に期待できる馬にロマンを見られるレースである。
このレースは東京で行われるが、決め手が必要となる傾向にあるため上がりやある程度のスピードを持った持続性の高さなど、その馬特有の能力が必要となる。
また東京は長く末脚を使える馬やしぶとく粘れる馬に利があるため馬券内の多くが父母のどちらかにサンデーサイレンスの血が入っている。そのためハーツクライ産駒やディープインパクト産駒が多くを占めている。これに対しG1馬を多数輩出しているエピファネイア産駒はタフなコースやスタミナが必要なコースに強いため、スピードが必要になってくるこのレースにはなかなか向いていない。
また、例年内枠が有利となっていて2週前からTRも内の方が良く、さらに少頭数よりS予想できるので内枠先行馬から買いたい。
以上のことから今回の本命は
◎シルトホルン
としました。なぜこの馬なのか、、それについての見解をこれから挙げていきます。
まず、この馬は枠などの条件を問わず元々の能力が高いです。1.2戦目はともに洋芝であるためパワーとスタミナが特徴のコースであり、東京の舞台で求められるスピードと持続性の高さとは必要な能力が全く違うので席外視でかまいません。続く3走目ではスクリーンヒーローの持続性とディープのスピードがよく出ていた内容で、完勝と言える良い内容でした。そのときのタイムも悪くなく、今回も同条件のレースで決め手もありさらに展開と枠順にも恵まれたレースなので今回なら頭も狙えると思っています。
その他の印
○ハーツコンチェルト
▲ドゥラエレーデ
△タイセイクラージュ
☆ガストリック
推し馬 ダノンザタイガー
おまけ
三強の見解
・フェイト
新馬戦は圧勝していて仕掛けのタイミングや追ってからの伸びがスムーズでそこはとても良かったもののSペースの外回りコースで上がりが34.5、あのペースと馬場なら33秒台でなければ怪物級とは言えない。また、相手関係もとても弱く未だに芝で未勝利で勝ち星を挙げている馬は0。
自身の意見 過大評価で力足らず。しかし好位からレースが運べれば馬券内もあり
・ハーツコンチェルト
スピードと持続性がどちらも驚異的で中京の急坂も難なくこなしゴールまで足を残しての勝ち。このメンバーの中では能力は1番抜きん出ているが、外枠と東京の長い直線による騎手心理から4角でできる前との差が不安材料。
松山騎手は馬の能力を活かすためか強豪馬にのると同じような位置取り子らのレースが多いため、今回も4角で外に出した場合かなりのロスが出る可能性があるため2番手評価。
自身の評価 能力はメンバー1なので後は騎手の騎乗次第。
・ダノンザタイガー
この馬は落札価格が2億5千万円と新馬戦から期待されていて、この馬が出す末脚は怪物級。そのため前走のようにとことんハマるとTRが内だとしても外からまとめて飲み込めるほどのポテンシャルを持っているが、その分追ってからの伸びまでが遅く少しでも進路に壁が出来ると足が止まってしまい進路もなかなかスムーズに出来ないため課題だらけの素質馬。今回は上積みと騎手の手腕に期待。
自身の見解 相手には必ず入れないと怖い馬。いかにスムーズに進路を確保できるかにかかっている。ハマれば頭まで
良馬場
TR 内
想定
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