退職そして旅立ち
ご無沙汰してました。
やっと何かを書くという気持ちの余裕が出てきました。
約34年間勤めた会社を私は明日8月20日(火)退職します。
本音を言えば、退職する気などまるでない。
「若返りたい」という社長の一言で私のクビは決定した。
営業アシスタントとして入社し、ワープロ、CADなど事務仕事をこなし、
資材として部品調達、仕入、検査、梱包出荷をし、定年後、営業アシスタントとして、電話応対、見積、技術説明、事務処理をしてきた私。
営業は「辞めないでほしい」と懇願してくれたが、社長は首を縦には降らなかった。
正直、最初は悔しさがあったが、次第に気持ちは変化。
Webライターとして再、再、再スタートが切れる!という喜びへと変化した。
女子社員たちとの送別会、支店からのプレゼントなどを貰い、今日、私の机の中、ロッカーの中はほとんど私物は片付けを終えている。
明日から私はどんな生活を送るのだろう?
不安と期待が私を揺さぶっている。
Webライターとして本当に再再再スタートできるだろうか?という不安。
失業保険をもらいながら就職活動。
その一方で自分ひとりの時間が持てるという喜び。
複雑です。
夫婦で同じ会社勤めのため、朝から晩まで時間は一緒。自分個人の時間は夜中しかなく、朝早く出かける主人に合わせると私の睡眠時間はわずか3時間。
それがなくなるのだからじっくり寝れることになるのだ。
別な意味で1人の時間を持てるということは下手をしたら、ダラダラとした生活を送るかもしれないという不安も付きまとう。
さてさて、どうしたものやら・・・・
それにしても明日、退職というのに私には憂いなどまるでないから、同僚から普通に会社に来るんじゃない?と言われている。
以前はこの「クビ」は覆され、会社に残れるかもしれないという期待を持っていた。
それだけの仕事を私はしているという自負と夫婦で働いているという利点があったからだ。
社長が35歳という若さゆえか、定年組に対する風当たりがキツイ。
しかも待遇面ではどんどん悪くなる一方。
そんなことを考えてみれば、もしかしたら、私は良い時期に会社を辞められるのかもしれないという安心感すら感じているのだから、人の気持ちはわからないものだ。
さあ、これから私は「自分のやりたいことをやる!」それを心に秘めながら
自分の時間を楽しもうと思っています。
64歳、人生まだまだ、これからです。