何英語を学んだら良いか?
英語を学ぶならイギリス英語がいいかアメリカ英語がいいかという記事をたまに目にします。
英語検定など試験を受ける為でしたら重要かもしれないですけれど、そうでないのであれば特に拘らなくて良いのじゃないでしょうか?
学ぶ英語ではなく人とわかり合いたいコミュニュケーションの一つである言葉として英語を学ぶのであればなおさら何英語でも良いと思います。
私の場合、英語は長い事教科のひとつでした。
ですので成績とかお勉強みたいな学校関連なものと無意識で取り扱っていたようです。
ですが、英語を言葉として利用する現実を目の当たりにした時に付き合い方がガラッと変わりました。
どの学問でもそれは同様で、足す引く掛ける割るも試験の問題を飛び出して実際の場で使うとその有り難さ必要さがわかるのと似ています。
最近では教科書もその様に教えている様ですがそれはまだお勉強なのかな。
それを飛び出した時に「あ!こう使えば良いのか!」と自分で思える瞬間が大事だと思います。
アメリカ英語をはじめイギリス、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インド、第二外語として中華系、などの国々で英語が使用されますが発音とか抑揚、口調とか、それぞれ個性が沢山あるのにも関わらず英語と一括りにしています。
アメリカ国内でも西と東、南では結構違います。
テレビのニュースはカリフォルニア英語。
ですので、それに聞き慣れるとニューヨークとか東の大都市の英語と結構違うので驚きます。
言い回しも違うのが結構あるようで。
例えば、「列に並んでるの?」と聞くのは
are you in line? 西海岸側
are you on line? 東海岸側
正式な英語の文法的に色々解説がありますけれども、言葉として使う時には意味が通じれば良い訳ですからどちらでも良いのです。
これが大西洋を渡ったり、太平洋を南半球に渡ったりする訳ですからすごいことになってしまいます。
英国の王室とお話になる場合でもあなたが王室になる訳ではないので何英語でも話せれば良いと思います。
イギリス英語である必要はないはずです。
話す側としては何英語でもお好きなのを選べば良いのですけれど、
聞くのであればそれはひたすら訓練が必要になると思います。
イギリス英語をお話になっている方にアメリカ英語で話せということは言わないですから。
慣れなんで何度も聞けばいつかなれてきます。
英語の難しさとも言えるし楽しさとも言えるのはこの多様性でしょう。
日本でも地域によっては標準語とは使う単語も口調、抑揚も違ったりしますが、それを話すことは殆どの場合要求されないですが、聞き取る能力はある程度上げる必要があるのと全く同じです。
アメリカに住むインド人が話す英語はアメリカ英語とは違いますが、聞き慣れればなんとかなります。
確かにYoutubeなどで説明するのであれば話し言葉としてのわかりやすい英語で話すのが良いと思いますが、そうじゃなくても良いというか。
ニュースキャスターとかになるのであれば別ですけれど…
気を張らずに違いを聞き取っていくうちにわかってくるかもしれない。
英語でも強い訛りがある地域があり英語が第一言語の方にも聞き取り難いというのも多々ありますので、英語を外国語として学んでいるのであれば聞き取り難いのは当たり前。
そんなに気にせず根気よく聞いていれば聞き取れる様になります。
聞きやすい口調というのもある。。
耳と音との相性なのでしょうか?
聞きやすいな
わかりやすいな
英語を何の為に習得したいかにもよります。
インターネットは英語で溢れています。
情報を受け取りたいのか
発信したいのか
海外での安心のタメでしたら聞く能力が上げるのが1番良いです。
周りで何が起こってるか少しでも聞きとれれば不安は軽減されると思います。
今はAIがきれいな文章にしてくれるので
何を表現したいかを明確にする方が
何英語を学ぶかよりも大切だと思います。
日本語がわかる日本人達だからという理由で
その人が言いたい事を理解しているとは限りませんものね。