見出し画像

アメリカの税金^確定申告(Tax Return)

ハロウィン頃から色んな行事が満載で浮かれていたアメリカ合衆国ですがクリスマス終わってさらっと切り替え

新(古)どう表現すべきか微妙な感じの大統領を迎え

新年早々前年(2024年)の税金確定申告に頭を悩ませる季節がやって参りました!

人によっては戻ってくるので「うははっ!笑笑」

しかしコロナ禍前と比べると戻ってくる人の割合は75%から65%に減ってしまっているそうな

しかし、戻ってくる額は平均ですこーしだけ増えていて$3,011ほど


毎年1月31日 3月15日までにそれぞれの機関が税金関連の書類の作成、配布を終わらせる決まりなのでそれらを整理しながらぼちぼち入力を始めます。

アメリカ人とGreen Card永住者で尚且つ
独身$14,600 or more
既婚者合同Married filing jointly$29,200 or more
既婚者別々Married filing separately$5 or more

Self-Employedの場合は$400以上の報酬

65歳という年齢が重要なので気になる方はこちらで確認。
他にも色々Tax Return申告の条件があるのでこちらで確認。

以上に当てはまる人は全員Tax Returnの申請が必要となります。

当てはまらなくてもTax Return Fileしたら少しでも戻ってきたりする場合もあるのでしておいて損はないです。

H-1B所謂労働ビザの方はアメリカ市民やParmanaent Regident永住者同様に税金を支払うのですが彼らと違って控除が殆どありません。
Non-Regidentの伴侶は控除出来ません。
その代わりGlobal accets世界資産報告義務はないという利点があります。

申請方法は自分でOnlineでも出来ますし、税金専門家に頼んでFile申請してもらうことも出来ます。
わからないところを相談して(有料も無料もあり)あとは自分でするというのも出来ます。

よほど複雑ではないのであれば自分でするのが良いと思います。
死ぬまで続く行事なんで、知っておいて損はない。
頼むとお金もかかりますし。
自分ですると税金をいくら払っているのか把握できるので自分のPortfolio人生計画も立てやすくなることも。
特にW-2(労働所得)のみの場合は特に自分だけでもなんとかなるものです。

期限は4月15日

税金が返ってくる人は期限直前に終わらせるのでも問題ないですが
税金払わなければならない人は可能な限り早めに確定して支払いを済ませた方が良いです。
金利が付いたりするケースがあります。

しょうがないと言えばしょうがないのですが

毎年きちんとTax Returnを申請していてもペナルティーが付いてしまう年があります。場合によっては説明すると免除してくれたりします。
例えば前年はパートタイムだったのが次の年からフルタイムになった場合などは所得税は少ない方の収入で計算されているため給料からの税金金引き落としが低い。しかし年が終わってみたら「倍になってる?年収300万で計算してたのに600万なの??」こういう場合はペナルティーになることも。
HR人事に相談しておけば良いのでしょうが税金のこと考えて仕事してない人の方が多いと思うのですけど。

私は永住者から市民になったのですが

2010年に成立し2013年に施行されたアメリカの法律 Foreign Account Tax Compliance Act(外国口座税務コンプライアンス法)時点で日本の銀行口座にはお金が殆ど入っていなかったのでFBAR(Foreign Bank and Financial Accounts Report)をしたことはありません。

FBAR(Foreign Bank and Financial Accounts Report)とはアメリカ居住者が米国外の金融機関に持つ口座の情報開示義務です。一年のうち一度でも米国外の金融資産が1万ドルを超えたら報告しなければなりません

訂正。FBARはTax Returnの一部ではありません。別途↓でFileが必要ですhttps://bsaefiling.fincen.treas.gov/main.html

基本的に日本での収入は日本で納税、アメリカでの収入はアメリカで納税が原則です。日米双方で税額が発生する場合でも、所得の内容により日米どちらで外国税額控除を用いるかは異なるものの、適宜適切に申告していれば外国税額控除により二重課税は生じない仕組みになっています。

アメリカ合衆国は世界でも珍しい二重課税国
しかしこれはアメリカ合衆国外に住むアメリカ人に関わる話です。

アメリカ合衆国に住む市民&永住者は別の国で生じた所得を全てアメリカ合衆国に報告しなければなりません。
その良し悪しは別としてそのように法で決まっています。

所得は二種類
➖労働で得る所得
➖不労所得

労働所得は通常居住地と一致しますので330日以上アメリカ国外にいた場合はアメリカはその所得に対して上限はあるものの税金をかけません。

それに対して不労所得はどこにいても掛かるので国内国外関係なく得たら報告しなければなりません。

国外資産はIRSに報告します。
FATCA(Form 8938)はUS Tax Retuenの一部です。
アメリカに住んでいるのであれば
資産額
独身なら年末日に$50,000以上又は1日でも$75,000以上
既婚者なら年末日に$100,000以上または1日でも$150,000以上

その資産から得られた所得は報告すること。

アメリカ国内であれば既にほとんどの所得は把握されていますので申告とは言ってもIRS(税務署)は同じ情報を入手しているので答え合わせをしているだけです。
申告漏れ探しというか・・・

その「すべての所得を把握したいの!」欲求が世界各国に葉枝を伸ばして世界各国の色んな金融機関を手続きの面倒臭さで泣かせたのち、各国政府が「これは良い案かも?」と真似をし始めた感じですか。日本政府も例外ではなく。。。

最近お金ない国増えてきましたからね。

なので世界各国の銀行も非居住者に提供する口座は金利がつかない口座にしたり入金を制限する口座への変更を進める訳です。
投資口座が凍結されるのも税金関係の煩雑さがあるから。
資産増えてなければ気にする国は少ないです。

ですのでね、アメリカにお住まいのRegident皆様は
呑気に銀行口座が残っているからとNo+eで有料記事を書いたり

を設定してがっつりとお金を儲けているのであれば

しっかりTax Returnで報告しないと怖いですよ〜IRS・・・
FBAR報告忘れはまだ報告忘れで罰金払えば良いのかもしれませんが

所得の未報告は所得隠し、脱税行為ですから・・・

銀行金利が上がると意外と所得が増えたりするのでこれも忘れずに。

online fileなら投資口座は最近口座番号入れると売買記録を埋めてくれるありがたいサービスもある。昔はちまちまちまちまエクセル入力。
技術革新恐るべしだが、世界の果てまで追って来てしまえる。
すごいな、技術。
自分だけ恩恵を受けれるなら最高だけれど、他の人も活用出来るのが技術の進化の大切なところ。

なぜバレないと思えるのかな?

Federal連邦政府から始めて、州のもFileして・・・

はぁ


税率はいやらしいがきちんと払っている分には収入を超えるほどもってはいかないけれど
penalty罰金は収入を軽く超える額でくることもある恐ろしいもの。

きちんと確定申告Tax Returnしましょう。

いいなと思ったら応援しよう!