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シアトル空港でGlobal Entry が完了しなかった…事より興味深かった事

私が乗った羽田空港からの飛行機がシアトル空港に着いた時、
他2、3機ほぼ同時に到着した模様。
ドバイ、ソウル、ミュンヘン、羽田

そのため移民visaの手続きが立て込んでしまったようで私のGlobal Entryは完了しなかったのですが、1時間20分ほど待っている間になかなか見れない裏舞台を見ることが出来ました。

40分ほど待っている間に同じ飛行機に乗っていた方がGlobal Enrtyを終わらせていたので本当にタイミングの問題だと思います。

待合室に案内され何するともなく待っている間に移民Visaの方々が次々と案内されてくるのです。
最初は「こんなに沢山いるのか嫌だなぁ、待ちそうだなぁ」と思ってしまったのですが

1組、また1組と入国審査ののち許可が出てゆくのをみているうちに
もうずーっと昔ですが私もシアトルの空港で同じことをしたなぁと思い出しました。

その時は大部屋の待合室ではなく、個室に直ぐに通されましたがその時の気持ちは同じだろうと想像出来て、それからはなんとなく長閑な気持ちで待つことができました。

移民管理官がパスポートと書類を彼らに手渡すときに、

Congraturation, Welcome to the USA
(おめでとう、アメリカへようこそ)

って言っていたり

家族で来ていて、どんなvisaの種類かわからないけれど旦那さんはOKで奥さんの書類は?みたいになったのだけれど、Officerが結構真剣に色々調べているのが見えたり

その間にGlobal Entryで待ってる人は後1時間後までは対応出来ないから待てない人はパスポート返すから言ってねと、きちんと教えてくれたり

なんだか色々ほっこりした気持ちになれたので良しとしよう。

Global Entryの面接はここではオマケみたいなもの。

私は入国審査は終わっているからもう入国してるけれど、

移民VISAの人たちはそうじゃなくて入国できるかドキドキ不安だし、
移民局側は彼らを入国させられるのかどうか調べてる訳だから、

Global Entryの手続なんか暇があったらしてあげるよ、という扱いになる。

私は乗り継ぎの飛行機まで時間があったのでしばらくそこに留まっていたけれど、

アメリカへ移民する皆様へのofficer達の思っていたより優しい対応に
ちょっと驚いたし、嬉しく思った。

アメリカ帰国第一歩が良い感じで始まる経験が出来て本当に良かったと思う。

次の飛行機の時間が近づいてきて
また長いターミナルをSゲートからCゲートまで歩くのでパスポートをもらいに行ったら

インタビューの予約取りなさいね〜

時間があれば良かったけど
移民VISAが優先だからって


移民局本体としてはインタビューの場所をあえて構えるより
彼らの空き時間に済ませてもらった方が色々都合が良いので
帰国時に済ませて〜って連絡きましたが
現状はちょっと違っているのね、と勉強になりました。

入国できるかどうか、あの不安は知る人ぞ知る気持ちで
知っている私は皆んな入国できると良いねと願いながら

到着した飛行機がいない隙間時間のようで誰も通過する人のないセキュリティーチェックを通り、小さなゲートまで途中ジャーマンシェパードに荷物クンクンされたりしながらたらんこと進んだのであります。


今までは興味もなかったので気が付きませんでしたが
Global Entryは日本では日本国籍の帰国の時と同じ写真撮ってお終いのあれが使えるようになるだけ???

まぁ確かに空いてはいたので私が10〜15分ほど並んだ時間をゼロに出来そうではあるが、それに5年間有効120ドルとは・・・
アメリカやはりお金払えばスピードアップ作戦大好きだな!


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