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【58歳、転職がんばる!!】 #08 あした天気になれ
先日、先に辞めた広報さん(『#06 迷うことが 生きること』参照)が一次面接に行く前に会社近くに来てくれ、一緒に昼食を取った。つまり、まだ就活をしているということ。相変わらず家に居づらくて、漫画喫茶やマクドで就活をしているようだが、1日50件くらい応募しているそうで、そのかいあってか、いくつか書類審査を通過して、面接に行っているらしい。内定をもらっているものもあるそうだ。年齢的に50オーバーなので、なかなかいい感じじゃないかと思うのだが、いろいろ妥協もしているらしい。広報以外に営業だったり、FC的なものにも応募しているそうな。まぁ、そうなるよな…。
もう一人の広報さん(『#05 引退』参照)はタクシー業界に転身し、今月は座学に教習所、試験、路上研修の日々とのこと。周りの人たちも同じくらいの年代で、全くの異業種からの転職組出そうだ。そんな報告に同僚の方たち一人ひとりが背負っているもの、ここまでの道のりまで想像してしまう。60前後というのは、社会から掃き捨てられている感じが否めない…。
そして、自分はというと、相変わらずの不採用通知の日々。応募した会社の数も、いよいよ130を超えた。編集・ライター、しかも年齢的なことを考えると、あまり募集がない。それでも拾い集めて応募を繰り返している。恥やプライドを捨てて、かつての競合媒体にも応募してみたけど、まったくの音沙汰なし…。「書類審査通過者のみ面接の連絡をいたします」ってやつ。心が折れるけど、これはもう致し方ないこと。
そんな悪戦苦闘をしている中、「貴方様のご経験を拝見し、転職活動のお手伝いができればと思いご連絡いたしました」と「doda X」経由でエージェント会社から連絡があった。藁をも掴む気持ちで返信したことは言うまでもない。とりあえず、今週末に面談することになった。これで流れが変わってくれるといいが、果たしてどうなることやら。不安材料が多いだけに、とても大船に乗った気にはならない。過去に何社ものエージェントに入ってもらったけど、どこからもその後の連絡がなかったし。そもそも「ご経験を拝見し」とあるけど、フォーマット文にしか思えないしな。
何ンにつけ、一応は絶望的観測をするのが癖です…。