【58歳、転職がんばる!!】 #09 2番目の夢で食ってる
エージェントさんとの面談から1週間が経った。向こうから「転職活動のお手伝いができればと思いご連絡いたしました」と連絡をくれ、面談の時もこちらの話をじっくりと聞いてくれたが、案の定、連絡が途絶えてしまった。
面談後、すぐに「ご紹介できるものがあまりなくて」と4件の求人情報を送ってきてくれたけど、そのうちの2件はすでに不採用をもらったところで、残りの2件もコピーライターや医療系と、ちょっと方向性が違うもの。その辺のことを説明して返信したが、その後は音沙汰なし。「まぁ、そうだろうな」って感じ。向こうが悪いのではない、自分に商品価値がないということだ。仕方ない。これが現実というやつさ。
応募すれば不採用通知が来るというターンは相変わらず続いていて、中には応募後、数時間でお祈りされたものもある。現実を痛いほど突きつけられている。折れるところがないくらいに心がバキバキに折れているので、軽く流せてしまうけど、さすがに胸の奥の方でカウントダウンが始まったようだ。
職種を選ばずに、採用してもらえそうなところに応募した方がいいのかな?
ビルの清掃や警備員でいいんじゃないか?
そういえば、産業廃棄物処理業のスカウトが来てたな。
音楽関係やエンタメは諦めた。とりあえず、今はまだ編集、ライターという職で食えている。いや、食えてはいないか? 給料が安すぎて、家賃を払うのもやっとだ。このままでは、もっと生活レベルを下げなければいけないから引っ越すことにしたぐらいなんで。とはいえ、ブラックながらも今の会社は、年内はいようと思っている。収入があるだけでもましだから。なので、その期間内に判断しよう。
なんとか現状を打破し、自分のやりたい仕事に就きたい。その思いは、まだ死んではいない。