旧統一教会がトランプ元大統領へビデオメッセージの出演料として3億円支払っていた件について(元信仰2世の見解をお話します)
毎日新聞より抜粋
米国のトランプ前大統領が2021~22年、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「UPF」からビデオ出演3回の講演料として計250万ドル(当時の為替レートで約3億円)を受け取り、ペンス前副大統領も講演1回で55万ドル(約6000万円)の報酬を得ていたことが判明した。毎日新聞は受領を示す米公文書を入手し、日本国内の訴訟資料などと照合して裏付けた。【田中裕之、大野友嘉子】
すごいニュースですね。
ペンス元副大統領の6000万円にも驚きましたが、トランプ元大統領の
ビデオ出演3回で3億円
という金額には度肝を抜かれました。
超有名芸能人がA○デビューするぐらいの契約です。
冗談はさておき、
大統領になるまで不動産王として有名であったビジネスマンであるトランプ元大統領が、このような大会へのメッセージを無償で出演するはずがないとは思っていましたが、まさかその金額がここまで大きいとは正直思いませんでした。
複数回の契約を取り付けるあたり、さすがやり手のビジネスマンですね。
私は当時このUPFの大会をリアルタイムで見ていましたが、メッセージの内容としては本当に当たり障りのない
「お世辞感」が満載の手短なメッセージたったと記憶しています。
あの数分のメッセージだけで1億円稼いだのかと思うと、実に割のいいアルバイトだなと思いました。羨ましい限りです。
それほど「元大統領」という肩書は大きいのですね。
それと同時に
好きで献金している人もいるとはいえ信者の家計を圧迫し、一部の家庭を崩壊までさせた献金が、このような形で使用されているということは、元信者として非常に残念に思います。
誠に遺憾です。
真の平和を目標にする団体が、こういったVIPのビデオメッセージを広告塔として、
このような大金で「買収」するということです。
そして、もう一つ私が元信者として暴露したいことがあります。それは
トランプ元大統領が2016年に大統領選挙に立候補した際、泡沫候補から一気に大統領まで駆け上がりましたが、
教団としては
アメリカファーストを第一に掲げていた
トランプ大統領の当選は絶対に阻止しなければならないという方針でした。
安倍元総理に関してはすでに亡くなられているので、どのような密約があったかはわかりませんが、当時安倍元総理はまだ現役の国会議員でしたので
おそらく出演料という形でお金は動いていないと考えられます。
その代わり、
選挙協力等の依頼はあったと十分に考えられます。
もしお金の動きがあって、それらがマスコミに知られた場合、野党に追求され今後の議員活動に支障が出るはずですから。
他にも選挙協力に少なくとも関わっていた細田元幹事長に関しては事件以降、マスコミや野党から再三説明を要求されていますが、口をつぐんだままフェードアウトしようとしていますので、事実は闇のままです。
余談ですが私はこの沈黙を保っている細田元幹事長を見て、
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qの劇中でサードインパクトという目的を達成し、まったく喋らなくなったゼーレを思い浮かべましたw
話を戻しますが、安倍元総理の当時このビデオメッセージがあった際も、私自身かなりの衝撃を受けましたが
マスコミは全くと言っていいほど報道しませんでした。
それはなぜかと言うと、
マスコミの自民党に対する「忖度」があったからです。
記憶に新しいかと思いますが、
山上容疑者が事件を起こした際にマスコミは山上容疑者が恨みを抱いていた団体を「ある宗教団体」と名前を伏せていたのです。
これはまだ山上容疑者が犯行直後で、この動機に信憑性がない可能性があったからという理由もあるかもしれませんが…
マスコミが団体名を口火を切ったように公表し始めたのは、田中会長の記者会見があってからです。
UPFの大会自体、教団の信者が主な視聴者なので、こういったビデオメッセージがどのような意味があるかというと
国連へのアピールと
信者の士気高揚
という意味合いが非常に強いのです。
まだまだ真相が明らかになることを期待します。
最後まで見ていただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?