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Microsoft認定資格「SC-900」に合格しました

1.はじめに

2024年月6月、Microsoft認定資格である「SC-900」に合格しました。
結果は877点/1000点でした。
自分用メモとしてnoteに記録を残したいと思います。

2.「SC-900」とは

SC-900とはMicrosoftサービスを活用したセキュリティおよびコンプライアンスサービスの基本的な知識を問う試験です。
下記はMicrosoftに掲載されている資格概要です。

この認定資格は、クラウドベースおよび関連する Microsoft サービス全体のセキュリティ、コンプライアンス、ID (SCI) の基礎を理解しようとしている方を対象としています。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/security-compliance-and-identity-fundamentals/?practice-assessment-type=certification

3.受験の動機

業務でMicrosoft365やSharePoint Onlineを利用していますが、Azure AD周りは担当外のため、製品知識を身に着けたく受験しました。
一部オンプレに関する製品知識も問題として出題されるため、調べながら勉強しました。

4.使用した教材

1.Microsoft 公式ラーニングパス
AI-900を受験時と同様に、Microsoft公式のラーニングパスをざっと一読しました。
Azure AD周りの製品は名称変更や製品体系の変更があるため、試験ではどんな名称で出るか確認する必要があります。
また、共通鍵暗号化(対称鍵暗号化)のように、概念は同じでも微妙に異なる言葉遣いもあるため、ざっとでもいいので目を通したほうがいいかと思います。

2.MCP教科書 Microsoft Security, Compliance, and Identity Fundamentals(試験番号:SC-900)
公式ドキュメントだけだと、セキュリティおよびコンプライアンスの概念的な部分がイマイチ理解できているか自信がなく、赤本を購入しました。
こちらのテキストでは名称変更部分やポイントがまとめられているため、公式ラーニングパスよりわかりやすいです。
練習問題や模擬問題がついているので、本番を想定した学習ができます。

3.模擬問題集
テキストを読むだけだと本当に知識と身についているか不安なので、Udemyの模擬問題集を2周しました。
試験4回分と問題毎の解説があります。また、Microsoftの公式ラーニングのリンクがついているので、問題部分の解説にプラスして学びたいときに便利です。

5.受験した感想

Microsoft製品の知識はすんなり覚えられましたが、コンプライアンス周りの概念を理解するのに苦戦しました。
製品の知識を覚えるのではなく、どういう概念や方針に基づいて製品がつくられているのか、考えながらテキストを読むことでなんとか自分の中で落ちていった感じがあります。

自宅でも受験可能ですが、ネットワークや機器環境が整えられているCBT会場のほうが安心して受験できそうだと思い、CBT会場で受験しました。
試験会場によってはほかの受験生と距離が近い場所もありますが、こちらのほうが落ちついて受験できます。

興味のある方はぜひSC-900を受験してみてください。
今年の3月にAI-900を受験した体験を記事にしているので、こちらもご一読いただけると嬉しいです。


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