❽"🩶私、ネイリストと名乗るべきなのか。🩶"

皆皆様こんにちは😃
ご機嫌如何でしょうか?
今回のお話はですね、"🩶haabi子🩶"ネイリストとして、もの凄く挫折を経験した話です。
なので、今からもうすでに筆を取る手がものすごーく、、、重た〜いんです。
しかし人間誰しもが経験する事ですからね。
何かお役立ちできる事柄が有れば幸いです🤭

"今居る店舗が閉店する"と、暗黒な噂が立ち始めた時
数名のスタッフには異動の話が上がっておりました。
別店舗への異動、本社研修スタッフの先生にならないか?と言う話。
また、"閉店するなら辞めます。"
と、新たな道を決断するスタッフもおりました。

私は……というと。
"新店舗の、立ち上げスタッフにならないか"

という話が来ました。


当時ですね、
姉妹店ブランドが有り、そこは1店舗のみ存在していたのですが、2店舗目を出す事になったとの事。

今までのお店より入客する人数は減るので、
せかせかしない、
丁寧さが売りなので、
私に合うのではないかと、
そこの店舗担当の部長からの提案でした。

異動するかしないか、1週間以内に決めて欲しいとの事。
新しいスタッフとの面通しと、姉妹店の方からの技術指導があるため、日程調整を早めにしたいとの事でした。

私は、その話を聞く前に本当にもう"異動"という事は
本当に本当に、"あのメンバーで施術をするのが限られた時間しか残って居ないんだと"心が俯き、
その気持ちが大きく、次のことが考えられず
"少し考えます"と、部長に返事をしました。(反応が若すぎて可愛い😍)

後日、店舗でチーフに
"姉妹店の立ち上げスタッフになる事を迷っている"と言う話をしました。

チーフ"姉妹店のあそこには18年ネイリスト歴のある人がいるし、技術向上には、役に立つし。
ここの系列のように時間重視ではないからあなたに合うんじゃない?"と言われて、

宙ぶらりんな気持ちのまま、

"チーフが言うなら、間違いないか"と思い、
"では、新店舗スタッフになります"と伝えました。

チーフは直ぐに、"私から返事をしておくね"と告げて、
"大丈夫。"🩶haabi子🩶"ならできる"
と、背中を押してくれました。(今思うと、なんか念押し笑)

そして、早くも翌週から新店舗研修がはじまりました。

研修がおこなわれる本社にいくと、
そこには、
新店舗のチーフとなる人と他スタッフ2人
姉妹店のチーフ(ネイル歴18年様→先生より歴が長い)とスタッフ(ネイル歴10年)がおり、
初めましての挨拶をさせて頂き、先生の指導とともに研修が始まりました。

"丁寧さが売りとは、どの程度までの丁寧さなのだろう"と、思いながら、まずは姉妹店のやっている、
ネイルコースの内容を聞きました。

はいまた、ネイルの専門分野系の話が始まりますので、(🩶no thankyou🩶"な方飛ばしてくだされ🩶)

ジェルネイルのオフの仕方は今までと同じ、(手削りで、ジェルの表面を、削りアセトンを含ませたコットンを爪に乗せ放置して浮かせる)


今までは‥
オフが終わったら、甘皮をふやかすキューティクルリムーバーという白い液体を乗せ、
メタルプーシャー(甘皮を押し上げる道具)で、甘皮を押し、押した分つめの方に甘皮がさっきまで乗って居た部分の余分な角質が残る為、セラミックプッシャー(セラミックなので自爪が削れますが45℃の角度で当てる事で、角質だけを取り除ける道具)
で取る、その後にスポンジバッファーで表面を整えて
ケア終了。

コレからは‥
オフが終わったら、キューティクルリムーバーを塗り
メタルプッシャーで甘皮を押しキューティクルリムーバーをもう一回のせ、
"ぬるま湯に手をつけて爪周りをふやかし"
ふやかした後にキューティクルリムーバーをもう一度塗り、メタルプっシャーで甘皮を押した後セラミックプッシャーで爪にこびり付いた角質を取り、スポンジバッファーで表面を整え甘皮がびらびら残るので余分な所を切る。
でケア終了。

塗りは、"通常通り"と言いたい所ですが、
コレも細かく後ほどご教示頂きますが、ここでは長くなる為控えますね。

        ("🩶no thankyouな方帰っておいで🩶")
簡単に言うと、
今までのネイルケアはドライケアです。
角質はそんなに、ボロボロ出てきません。
それが、新しい姉妹店のネイルケアではウォーターケア→お湯で爪周りをふやかすケアとなりますので角質をお湯でふやかすと、皮のようにつながった爪にくっついている角質がドライケアよりも出ます。
取る角質の量が多いのです。
その後には不要な甘皮も切ります。

ネイルケアの工程が明らかに増えており、爪の隅々までケアが行き届いていることを求められます。

技術を姉妹店の方に見てもらうや否や、"まず、道具の
使い方がなってない。"や、"持ち方や、向き、角度"
初歩的な所から教えて頂く、
というよりも訓練されている感覚に近い?形で練習して行きました。

細かくご指摘頂く工程を全て覚え、

一つでも抜けていると"もう忘れてる、さっき言ったよね?これはこう。
なんでそうするの?理由は?"

と間違えたことの理由まで聞いてくる。
その威圧感に圧倒されて、テンパって
次の工程でまたミスをする。
どんどん萎縮してしまう様な。
注意されたこと、アドバイスを頂いたこと。
なかなか頭にも入ってこないように切迫し、
追い詰めてくる研修でした。

先生ですら、この様なスタイルで研修を行う事は無く、むしろ姉妹店の方が私達に教えている所をみていて。"え…"と、先生が顔を歪ませている様な表情を見せている所を何回か見ました(・・;)

研修中、
あなた達は、まだひよっこだもんね。と言われた事もありました。

当時の研修を受けている4人は全員分かっていました

"私たちなんて、10年18年ネイリストをやっている人から見たら穴だらけ"だと、。

だって、技術を認めてもらえたところ。
なんて当時一つも、
有りませんでしたから。

良い評価という意味では"ん〜悪くない"が、

当時1番の褒め言葉でした。


そして、私は4人の中で一番出来が悪かったんです。

みんなが塗りの練習に進んでいる中、
私はずっとネイルケアの練習。

だって、私が心に最初から引っかかっていた事、
それがものすごく研修の邪魔をしていましたから。

ネイル歴18年の方の発言が物凄く、
上から目線だと言う事、
ダメ出しの仕方や表情が人を馬鹿にしている様な。
どうしてもそんな印象でした。

"でも、この人の技術はすごい。そして、この方から学ばない限りは始まらない。今の自分じゃ何も敵うはずも無い"

挫折感を、感じながらも強い口調で訓練されて理不尽さも感じながら、

"私今何をしているんだろう。"

時折そう感じながら。

"悔しい。ちゃんと認められるネイリストにならないと"

ずっとこの感情はループしていましたね。

そして、"他の3人よりも努力をしないと"そう言う気持ちでいました。

言われた事はもちろんノートに書く。
読み返す。実践する。自分の爪で研究する。
そして、どうせご指摘頂くのでまた、
言われた事はノートに書く。

訓練は本当に細かく、厳しく、指摘されて、
出来ない。自主練。まだ出来ない。自主練。
やっぱりできない。"なぜ出来ないのか攻撃"
のループでした。

これまでに無い程、ネイルの事を毎日毎日考えました。
でも、絶対に納得は、してくれなかったんです。

何故なら彼女達とは、圧倒的にレベルが違いすぎた。
自分があまりにも未熟で、ネイリストなんて語るには烏滸がましすぎた。辛くて、情けなく。
そして悔しかった。そんな日々でした。。

技術って。本当に積み重ねなんです。
ある日ポンって上手くできる事なんて、ない。

それを思い知らされていたんです。

皆様、研修の雰囲気伝わりましたでしょうか?
少し読んでいて辛く有りませんでしたか?

まだ、もう少し辛い回が続きますが、この様な
出会いがですね、
今の私を作った根幹部分の話でも有りますので、
是非、次回も苦しい回ですが、ご拝読頂けましたら
幸いです。

次回、実際にハイキャリアさんとひよっこが
一緒に働く事になります。
はい、パワーワード全開ですから皆様、
心臓に毛を生やして、バリケードしながら
読む準備して下さい🩶

次回、"🩶私のブランドなんだから。🩶"をお送りします。

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