#20 PPSナンバーの発行
アイルランドで仕事をするにあたって必要なものに、PPSナンバーがある。
すでにいろんな方がツイートやブログに書いているが、自分のケースも参考までにネット上に書きちらしておく。
5/19・最初の申し込み
仕事が決まった5月のなかば、大きめの会社なので先方から契約書や健康に関する質問状等々が送られてきた。
そこに添付されていた契約書と、IRPカードを手に入れたときの手紙(住所付)をスマホアプリでスキャンして送付。
6月上旬・引っ越し&PPSセンターに問いあわせ
最初の申しこみからはまったく音沙汰がないまま2週間ほどがたった。
この間に引っ越しをしたので、最初に送信した資料から情報を更新したかったものの、web上では待ちの状態ゆえつぎに進めず、
そこで、仕事のあいまにPPSナンバーセンターに直接問いあわせにいった。場所はIRP登録の事務所からもほどちかい場所。
入ってすぐのレセプションの方に、2週間前に申しこんだ旨、住所変更をしたい旨を伝えると、回答は「すまんがあと2-3週間待って」とのことだった。
やっぱどうにもならないらしい。
6/15・一回目の回答
最初の資料送信からおよそ1ヶ月、ようやく先方からの回答があった。
結果としては不受理で、契約書に電子署名ではなくて手書きサインがほしいということだった。
雇用主からの住所&サイン入りレターはあらかじめ手に入れていたので、それを添付したうえで、コメント欄に住所を変更した旨を記載して即日再送信。
6/16・二回目の回答
からの1日でリプライ。この差はなんなの。
回答としてはレター上に雇用主のVAT番号、住所を示す公的書類が必要とのこと。
レターについてはマネージャーに再作成の依頼(めんどくさかった)。住所証明についてはどうしようか迷った末、AIB銀行の開設時に届いた書類を使用した。
6/28・申請受理
上記のレターの発行に少し時間を要したため、書類を送付したのは1週間後の6/23。
申請が受理されたのは土日を挟んだため6/28となった。
カードの発行
仕事の給料から差し引かれるエマージェンシータックスを取り戻すためには会社へPPSナンバーを届け出るとともに、Revenueへの登録が必要。
Revenueの申請をオンラインで済ませるためにPSCカードの発行をすることにした。
最寄りのPSCカードセンターへ。わたしの最寄りのカードセンターは予約は不要で、ウォークインのみの受付け。
受付のひとにカードを発行したい旨を伝えて、必要書類に記入、5分くらいの待ちで係員の窓口へ案内された。
パスポートと、住所証明としてナンバー受領時の書類を提出。
秘密の質問(好きなスポーツ、子供の頃のニックネームなど)を回答。写真撮影。
かかった時間は15分くらいだったと思う。
7-10営業日でカードが届くとのことで、おおよそ1週間くらいでカードが到着。
もらったカードをもとにRevenueに登録し、晴れて満額お給料をいただけるようになったわたしであった。
ダブリンに来て4ヶ月でようやく生活の基盤のすべてが整った。
役所関係の申請が面倒くさいのは日本でも同じことだとおもうので、一個一個潰していけば時間はかかるけどいつかは終わる。ただの事務作業。
ワーホリや留学でいらした日本の方も、たくさん記事を書いたりツイートをしてくれているのでほんとうにありがたく拝読させていただいた。
わたしみたいに英語できなくてもコミュニケーション下手でもなんにも問題ないので、申請ひとりでできるかなと不安にお思いの方は安心して欲しい、ひとりでアイルランドに来れた人ならだれでもできる。